紅白で客席の票を数えてた「日本野鳥の会」ってなに？

お決まりとも言える、読者の投稿コーナーもあったり…

コスタリカ、ブータン、アンデスなど、
かなりマニアックなバードウォッチングツアーの
広告も載ってたり…

日本野鳥の会員へ、高級ハムを特別斡旋して売っていました。

「ブタは野鳥じゃないからOK！」

海の幸・サカナも、日本野鳥の会員むけに特別販売していました。

「サカナは野鳥じゃないからOK！」

スタンスが一貫していて嫌いじゃないです。

あのカウントは、
冬に川面に大量にハクチョウやカモが飛来した時などに、
大量の野鳥の数をかぞえる技術です。

空間をマス目に分けて、
そのマス目ごとに望遠鏡でのぞきながら数をカウントしていきます。

達人になると、右手と左手の両手にカウンターを持って、
右手でハクチョウ、左手でカモを同時にカウントするとか！

これまで述べたような普通の会員は当然できるわけもなく、
野鳥の観察会を率先して開くような、とても熱心な方が身につけるワザのようですね。

紅白歌合戦に出てカウントしていたのは、そんな精鋭たちだったのでしょう！

JR五反田駅から歩いて約15分。
少し細い路地をまがったところに、
本部が入っているビルがあります。

ビルは少し古めでしょうか。

ちゃんと、日本野鳥の会のロゴマークの看板もありますね。

3Fには受付とバードショップ、
4Fには一般人が入れない事務室があるようです。

ビル敷地入口に、作られた鳥の水浴び場とカメラ（ビデオ？）がありました。

野鳥が水浴びに来る様子を定点カメラで撮影しているようです。

ビル入り口の郵便受け。
会員4万人でも、まったく飾らないシンプルさ…。

ビルの総合窓口の横には、
上記のカメラで撮影した、
野鳥たちがバードバスを楽しむ様子の写真が貼られていました。

ビルの持ち主も理解があるのでしょう。
さすがですね。

小さなエレベーターで3Fに上がっていくと…
ありました！
鉄の扉にババンと書かれています。

でも特に受付に用事はないので、
扉の中には入りませんでした。

隣接するショップから中の様子が見えましたが、
ごく普通の、ぜいたくさの無い事務室で、
何人かの職員の方が働いていらっしゃいました。

併設されているバードショップ

店員の方の許可をいただいて、バードショップの様子の写真を撮らせていただきました。

一周に1分もかからない、小さな小さなショップです。
日曜祝日は休業で、平日土曜は開いています。

会長の柳生博さんは、本部に来ることはあるんですか？
と店員の方に尋ねると、

ええ来ますよ！でも今日は八ヶ岳にある自分のお店に行っていますね、
とのことでした。

野鳥の巣箱やぬいぐるみもあります。

野鳥に関する図鑑、本などがいっぱい。

他にも、野鳥をモチーフにしたピアスやブローチ、カレンダーなどが販売されていました。

税込1,080円の卓上カレンダーを購入。
一枚ずつはがして、クリップでとめて飾っています。

会員以外の多くの人にも、
普段使いや野外コンサート用にと大人気の、
日本野鳥の会オリジナルのおりたたみ長靴も
ちゃんとありました。

これは大変重宝する一品です。
野外フェスには必需品だとか。