イヤミ(おそ松くん・おそ松さん)の徹底解説・考察まとめ

イヤミとは、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』やそれを基にしたアニメ『おそ松さん』などに登場するキャラクター。3本の出っ歯とL字の髭が特徴で、「ミー」「〜ザンス」といったフランスかぶれの口調を使用する胡散臭い男である。実際には渡仏経験のないホラ吹きで、名前の通り嫌味な性格から詐欺まがいのインチキ商売を企ててはしっぺ返しを食らっている。作中では教師や医師など多様な役回りで登場。当初は脇役だったが、強烈な個性と「シェー」のギャグでチビ太とともに主役の六つ子を凌駕し、のちの作品では事実上の主人公を務めた。

半分元に戻っているので完全美女バージョンの「シェー!」ではない。

六つ子をだまして金を搾り取るため、「美女になる薬」を使用したイヤミ。色々と衝撃的なエピソードだが、薬の効果が薄れてきて思わず「シェー!」。
よれよれ靴下の代わりか、ハイヒールが回転している。「シェー!」は足先に至るまで奥が深いのだ。

気合いの「シェー!」

主役の名乗り、「返り咲く」為の気合いの「シェー!」。実際には悪巧みだった。

他のキャラをジェノサイドするにも「シェー!」

主役争奪レースを開催し、ハタ坊の車(?)を奪い、「他のキャラがいなけりゃミーが主役!」などという暴論と共に他キャラをジェノサイドしていくイヤミ。
お花畑の中、このポーズで各キャラの願望を呼び出し次々突っ込ませて亡き者にしていく。イヤミは何をするにも「シェー!」である。ボロボロ爆発頭でもこの迫力。気概とキャラの強さがビシバシ伝わってくる一幕である。

ぎこちないシェー!

マイク倒したのわざとかと思ったら…。

イヤミはお笑い教室の校長役で登場。生徒相手に小話や「シェー!」を披露して、小金をふんだくっていた。そしてお笑いをなめきった六つ子に、心が折れるようなアドバイスという名の厳しい現実を見せつける。
この回は名言が多かったが、小話は生徒にもうけていなかった。しかし、さすがに国民的ギャグ「シェー!」にはチビ太も涙を流して笑っていた。

しかしこのイヤミだが、大物感を漂わせながらいざ舞台に上がると緊張してしまい、小話も得意の「シェー!」も不発。『実松さん』同様、違う意味で笑えない落ちになっていた。ロボットダンスのような、怯えたような「シェー!」、もとい「し、しぇ…(消えていく声)」が哀しい。

実は伝説の拳法・地球規模の「シェー!」

「シェー!」の構えが某国の「伝説の拳法」に似ていることから、王位継承格闘大会に出る羽目になったイヤミ。スカウトしてきた爺様の娘のかわいさに釣られて「出る!」。そして厳しい特訓が待っていた。

ダヨーンが恰好良く見える。

氷漬けになったり窓を拭いたりと様々な「シェー!」が見られたが、何故か観覧に来ていたおそ松が言うには「感情がこもってないから勝てない」。元々驚いたときのリアクション芸だったのだ。イヤミの通帳だの保険証だのを引き裂き、心を引き裂いた結果、「シェー!」は莫大なエネルギーを放出することに成功した。
第3話のアバンで行われていた「シェー!の練習」というセルフパロディ、伏線まで使っての「シェー!」は地球をも消し去ってしまった。恐るべき最終兵器である。

やりきれないシェー!

シリアスモードの第24話。遂に就職の決まったチョロ松を職場の寮へ送っていくイヤミ。この時もネチネチ言っていたが、チョロ松は無反応。「調子が狂う」と言いながらも、イヤミは帰りの車の中で「シェー!」と一声。何だかんだで寂しいのかもしれない。さすがに運転しながらだしポーズは取っていないだろうが、気合い入れの「シェー!」にも聞こえる。どんなときにもイヤミは「シェー!」なのだ。

皆で「シェー!」

誰がやっても面白い「シェー!」。しかしやっぱり本家(イヤミ)が一番。

一瞬だが歌詞でも「シェー!」と言っている。

一説によれば、「シェー!」はフランス語の罵り言葉「Chier(たわごと)」から来ているともされる。
お笑い講師のイヤミは「シュール」について語っていた。「ベタなギャグ、笑いができてこそシュールな笑いもできる」。「シェー!」というベースを料理しまくっているのだ。

ninja
ninja
@ninja

Related Articles関連記事

トニー谷(イヤミのモデル)の徹底解説・考察まとめ

トニー谷(イヤミのモデル)の徹底解説・考察まとめ

トニー 谷(トニー たに)とは、日本の司会者、舞台芸人である。本名は、大谷 正太郎。1917年、東京府東京市京橋区出身。コールマン髭にフォックス眼鏡という出で立ちで、そろばんを鳴らす珍芸や「トニングリッシュ」と呼ばれる奇妙な英語混じりの語り口で1950年代に一世を風靡した。高圧的で過激な芸風は世間から強い反発も買っていたが、その独特な強烈さは漫画家・赤塚不二夫の『おそ松くん』に登場する「イヤミ」のモデルとなったことでも知られている。

Read Article

おそ松さん(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

おそ松さん(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『おそ松さん』とは、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』を原作にしたアニメーション作品。キャッチコピーは「成長しても、やっぱりバカ」。「おそ松くん」では子供だった六つ子おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松は、成長し大人になるが童貞のニートになってしまう。六人は実家暮らしをしながら、今日も働かずにダラダラと過ごす。「おそ松くん」でお馴染みのイヤミ・チビ太・トト子・ハタ坊・デカパン・ダヨーンも登場。ナンセンスでシュールなギャグコメディ。

Read Article

おそ松くん・おそ松さんの歴代声優・キャストまとめ

おそ松くん・おそ松さんの歴代声優・キャストまとめ

『おそ松くん』、『おそ松さん』とは、赤塚不二夫の漫画をルーツとするギャグ作品群である。1962年に連載が始まった『おそ松くん』は、松野家の六つ子やイヤミたちが織りなすドタバタを描き、2度のアニメ化や実写化を果たす大ヒット作となった。その原作から歳月を経て、大人になりニート化した六つ子を描いたのが2015年からのアニメ『おそ松さん』である。初の深夜アニメとして全4期が放送され、劇場版や実写映画など多方面にメディアミックス展開され、時代を代表する声優陣の起用とともに再び大きな人気を博した。

Read Article

トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!

トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!

トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。

Read Article

種村有菜の「おそ松さん」の18禁BL同人誌が発行中止に…ヤバすぎるその理由とは!?

種村有菜の「おそ松さん」の18禁BL同人誌が発行中止に…ヤバすぎるその理由とは!?

『神風怪盗ジャンヌ』や『満月をさがして』などの有名漫画の作者として知られる種村有菜。実は彼女、大人気アニメ『おそ松さん』の二次創作を手がけており、18禁のBL同人誌の発行を進めていたようでした。ところが、これが突如として中止になる事態に…。あまりの出来事にTwitter上が騒然としました。一体何があったのでしょうか。この記事でまとめています。

Read Article

おそ松さんの公式女体化『じょし松さん』6人の喪女像がリアルすぎる件について

おそ松さんの公式女体化『じょし松さん』6人の喪女像がリアルすぎる件について

3/25ついに最終回を迎えた人気ギャグアニメおそ松さん。 その13話で初登場となった、六つ子を女体化した『じょし松さん』たち。 松野家の6つ子たちと同じ声優さんが演じている為オネエキャラのようなキモカワな魅力 で話題となりましたが、それだけではないリアルな『喪女』っぷりを 振り返ってみます。

Read Article

《あなたの好みはどれ?》アニメに登場する女子(男子少し)キャラたちと制服まとめ(クイズもあるよ!)

《あなたの好みはどれ?》アニメに登場する女子(男子少し)キャラたちと制服まとめ(クイズもあるよ!)

アニメに登場する女子キャラたちの制服は、現実の飾らない制服よりも、遥かに華やかで特徴的で可愛らしいですよね。カラフルなものからファッションセンスにこだわったもの、シンプルだけどどこか趣があるものから、どれも印象的です。そしてもはや、その制服を見ただけで原作がなにかわかってしまうほどです。今回はそんなアニメに登場する女子たちの制服をあれこれまとめてみました。

Read Article

27年の時を経て再びアニメ化!!「おそ松くん」と「おそ松さん」キャラクターと声優一挙紹介!

27年の時を経て再びアニメ化!!「おそ松くん」と「おそ松さん」キャラクターと声優一挙紹介!

1966年に第1作、そして1988年に第2作とアニメ化され放送されていた赤塚不二夫原作「おそ松くん」 が大人に成長した姿で27年ぶりにアニメ化され話題となった「おそ松さん」! 今回は「おそ松くん」、「おそ松さん」の登場キャラクターと歴代のアニメ制作スタッフをご紹介します!

Read Article

【実は八つ子】おそ松さんの都市伝説まとめ ゾッとする怖い噂が盛りだくさん【死後の世界を描いている】

【実は八つ子】おそ松さんの都市伝説まとめ ゾッとする怖い噂が盛りだくさん【死後の世界を描いている】

人気アニメ『おそ松さん』にまつわる都市伝説をまとめました。松野家全員がフグを食べて死亡した原作のエピソードから「おそ松さんの舞台は死後の世界では?」と囁かれていることや、原作「アノニェー」回でおそ松がデタラメな地図を渡した理由は他の兄弟を殺すためだったなど、ちょっと怖いエピソードやファンの考察を紹介していきます。

Read Article

今更ながら『おそ松さん』を深読みする(最終回ネタバレあり)

今更ながら『おそ松さん』を深読みする(最終回ネタバレあり)

深夜枠の放送ながら何かと話題の『おそ松さん』。「ギャグ漫画の巨匠の作品」。そのネームバリューだけではない快進撃ですが、何だか単なるギャグではなく、風刺の香りがプンプンしますね。ものすごく今更ですが、第1話をはじめいろいろと振り返って、色々と考察というか深読みして行こうかと思います。「本当に今更だな!」とチョロ松兄さんからツッコミが入ろうとも。

Read Article

「おそ松さん」関連の騒動まとめ【パクリ疑惑や同人誌配布中止騒動など】

「おそ松さん」関連の騒動まとめ【パクリ疑惑や同人誌配布中止騒動など】

「おそ松さん」風アバターが作成できると話題となった「まつメーカー」や、アプリのキャラクター設定などがアニメのパクリではと騒がれた「カタムスビ事件」など、人気の高さゆえに起こったアニメ「おそ松さん」関連の騒動をまとめました。騒動の詳細やファンの反応を紹介していきます。

Read Article

目次 - Contents