ガンバの冒険(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンバの冒険』とは、1975年放送のテレビアニメ。斎藤惇夫の児童文学『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』が原作だが、仲間のネズミを7匹に絞っており、ガンバと仲間たちによる白イタチのノロイを倒す大冒険を描いている。1984年には総集編映画『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』が、1991年には新作映画『ガンバとカワウソの冒険』が公開された。後者ではシジンの婚約者ナギサの捜索中に遭ったカワウソの親子と楽園を目指し、野犬の群れと抗争を繰り広げる。自然破壊と生態系への影響をテーマした作品である。

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CV:辻村真人

旅の途中でガンバたちが出会った鳥。

オバハンネズミ

CV:鈴木れい子

中年の女性ネズミ。

カゲロウ

CV:嶋俊介

カワウソ親子の父親。一族が安心して暮らせる楽園「豊かな流れ」に辿り着くことを目指し、小島から川を渡ってきた。しかしその道中で野犬グループの襲撃に遭い、最愛の妻を殺された上に自身も足に深い傷を負ってしまう。最後はガンバたちに我が子の未来を託し、自らが囮となって野犬を引きつけ犠牲となった。

カワモ

CV:三石琴乃

カワウソ親子の姉。非常に可憐で健気な性格の持ち主。両親を次々と野犬に殺され、自身も常に命を狙われる過酷な状況下にありながら、幼い弟のために気丈に振る舞い続ける。物語の結末で「『豊かな流れ』は実在しない」という絶望的な事実を突きつけられるが、ブラック一味を退けてくれた一行に深く感謝を伝える。その直後、彼女たちの前に奇跡が起こることとなる。

カモク

CV:折笠愛

カワウソ親子の弟。目の前で母親が野犬グループに無残に殺害される光景を目撃したショックにより、精神的なトラウマから言葉を完全に失ってしまっていた。しかし、旅の終盤で生き残っていたカワウソの仲間たちの姿を目にした際、胸を打たれて感動のあまり「ナカマ!」と叫び、奇跡的に言葉を取り戻した。

青年カワウソ

CV:島田敏

物語のラスト近くに登場したカワウソの青年。非常に真面目で礼儀正しく、誰に対しても丁寧な敬語で接する。「豊かな流れ」に代わる動物たちの新たな楽園を仲間と共に築き上げており、カワモたち姉弟を迎えに来た際には、これまでの恩人であるガンバたちも一緒に楽園へと招待した。

ブラック

CV:大塚明夫

獰猛な野犬グループを率いる絶対的なリーダー。元々は人間に飼われていた優秀な狩猟犬であったが、自らの自由を求めて野生の野犬となり、数匹の配下を束ねている。現役の狩猟犬だった頃の記憶が本能として体に深く染み付いており、カワウソの姿を見ると狩らずにはいられない狂気的な性質を持つ。娯楽のためだけにカワウソを執拗に追い詰めて痛ぶったり、裏切ったスパイのウキクサを容赦なく殺害したりする冷酷さと高い知性を兼ね備えている。そのキャラクター性は前作の宿敵ノロイを彷彿とさせるが、ガクシャやガンバから「人間に植え付けられた記憶」に縛られた生き方への批判や同情を向けられるなど、ノロイ以上に「人間による影響」を強く色濃く反映した悪役として描かれている。

イタチ

前作でガンバたちを極限まで追い詰めた「ノロイ族」のイタチとは一切無関係の野生のイタチ。作中にはわずか2匹しか登場せず、最初の1匹は最初から死体となっており、2匹目は狂暴な野犬たちに執拗に追われた末に逃げ切れず、そのまま襲われて惨殺された。

『ガンバの冒険』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

3DCG映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は白組が20億円を投じるも興行収入3億円と大苦戦

ガンバと仲間たち

配給:東映
©SHIROGUMI INC., GAMBA
公式サイト:http://www.gamba-movie.com/

2015年10月10日、映像製作会社の白組が構想に15年、総製作費に20億円の巨資を投じて制作した3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』が東映配給のもと、全国596スクリーンという超拡大規模で公開された。
本作は『ALWAYS 三丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』といった数々のヒット作を手がけてきた白組が、世界市場への挑戦を見据えて持てる映像技術の総力を結集させた意欲作であった。劇中のキャラクターデザインは従来のテレビアニメ版のイメージから一新され、原作に登場しながらもテレビアニメ版では割愛されていたマンプクが起用される一方で、双方の作品で存在感を示していたシジンが登場しないなど、独自のアレンジが施されている。
しかし、公開初週の土日2日間の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では初登場7位と低迷し、動員5万8,740人、興行収入7,505万3,900円にとどまる結果となった。これは1スクリーン当たりの観客動員数が2日間で100人弱という厳しい推移であり、最終興行収入は3億円と、莫大な製作費に対して約7分の1程度に終わるという興行的な苦戦を強いられた。

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