ピエロがお前を嘲笑う(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ピエロがお前を嘲笑う』(ピエロがおまえをあざわらう)とは、2014年に公開されたドイツの映画。2014年にトロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門で上映され、ドイツ・アカデミー賞では6部門にノミネートされた。命を狙われていると訴え、保護を求めて警察に出頭した天才ハッカー、ベンヤミン。彼が語る事件の顛末と、その自白によって進められる捜査の行方を描いたテクノスリラー作品となっている。

映画のハッカー文化の話の中には、実在するハッカーである、ケビン・ポールセンのエピソードなどが参考にされている。
1990年代、とあるラジオ番組で開催された「102番目に電話をしてきたリスナーに賞品をプレゼントする」という企画において、ラジオ局の電話回線にハッキングを試みた。そして、自分の電話が102番目にになるよう意図的に操作し、見事に賞品のポルシェと賞金をゲットしたという伝説を残している。
なお、本作品は、映画や漫画でよくありがちな「キーボードを連打するだけですぐに世界中のコンピューターをハッキングできてしまう」といったリアリティに欠ける演出を避けるよう、実際のハッカー文化をしっかりと調査したうえで、参考にして制作されている。
ハッカーが名声(reputation)を求める文化や、実際のハッカー集団のように挑発的なパフォーマンスをすること、政府機関への侵入が「格付け」になることなどは、実際のハッカーコミュニティをかなり参考にしているとされる。なお、舞台になったベルリンは、現実でも欧州ハッカー文化の中心地の一つとして知られていることから、舞台設定もリアル寄りであるといえる。

『ピエロがお前を嘲笑う』(映画)の主題歌・挿入歌

主題歌:ロイヤル・ブラッド 「Out of the Black」

イギリスのロックデュオ、ロイヤル・ブラッドによる主題歌。彼らのデビューシングルとして、2013年にリリースされた。

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