ピエロがお前を嘲笑う(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ピエロがお前を嘲笑う』(ピエロがおまえをあざわらう)とは、2014年に公開されたドイツの映画。2014年にトロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門で上映され、ドイツ・アカデミー賞では6部門にノミネートされた。命を狙われていると訴え、保護を求めて警察に出頭した天才ハッカー、ベンヤミン。彼が語る事件の顛末と、その自白によって進められる捜査の行方を描いたテクノスリラー作品となっている。

演:アントニオ・モノー・Jr
日本語吹き替え:佐々健太

CLAYのメンバーのひとり。常にマイナス思考なハードウェアオタクで、ほとんどのことに反対する意見を述べるような慎重な性格。ヒゲ面でぽっちゃりした体が特徴。

その他

ハンネ・リンドベルク

画像右側の女性がハンネ

演:トリーヌ・ディルホム
日本語吹き替え:瀬田ひろ美

欧州サイバー犯罪センターの捜査責任者を務める女性。凶悪なハッカーを追い詰めるべく日々奔走しているが、捜査の成果がなかなか上がらず、職場では微妙な立場にある。
出頭してきたベンヤミンに指名される形で彼と対面し、事件の顛末を聞き取る。

マルティン・ボーマー

演:シュテファン・カンプヴィルト

捜査官で、ハンネの同僚。

マリ

演:ハンナー・ヘルツシュプリンク
日本語吹き替え:三木美

ベンヤミンが片思いしている中学時代の同級生。現在は女子大生で、法律の勉強をしている。

『ピエロがお前を嘲笑う』(映画)の用語

CLAY(クレイ)

ピエロのお面をトレードマークに活動する

ベンヤミンたちが結成したハッカーチーム。チーム名は「Clowns Laughing At You(ピエロがお前を嘲笑っている)」の単語の頭文字をそれぞれ抜粋して略した形で名付けられた。名前の通り、ピエロのお面を身に着けて活動する。
当初は無害とされてきたが、注目を集めたいマックスの一言で連邦情報局に侵入し、捜査の対象として躍り出る。

ダークネット

ベンヤミンが出入りしていた、ハッカー御用達の情報サイト。ここでMRXに出会ったベンヤミンは、彼に憧れてハッキングの技術を磨いてきた。

欧州サイバー犯罪センター

ハンネの職場で、欧州におけるサイバー犯罪を監視・取り締まる警察機関。物語の冒頭でベンヤミンが出頭した。

『ピエロがお前を嘲笑う』(映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

視聴者の警戒網を巧みに掻い潜る巧妙さと演出

ミステリーの醍醐味といえば、やはりどんでん返し。どんでん返しのないミステリーはミステリーにあらずともいえる重大な要素で、意外性や驚嘆にこそ、ミステリーというものの本質はあるともいえる。
その点において、この映画は紛うことなきミステリー作品だ。序盤に大きな謎を提示し、そこに至るまでの道筋を主人公の回想形式で進めていく。もちろん回想は主人公の主観でしかなく、ウソはいくらでも盛り込める。小説でいう「一人称」形式がこの映画の肝であることに、ミステリー慣れした視聴者は初見で気づくはずだ。
しかし、ミステリーの種はもはや出尽くした感があるのも否めず、観客も目がかなり肥えているのも事実である。つまるところ、たった1回のどんでん返しでは誰も満足できなくなってしまっているのだ。
どんでん返しをいくつも盛り込み、反転に次ぐ反転で物語をひっくり返す。安堵の先に待つ、急展開。この映画はミステリーの粋を超えたスリルを盛り込んだ作品として、高い評価を獲得している。

『ピエロがお前を嘲笑う』(映画)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

本作のモデルとなったのは実在のハッカーによる逸話

本作の実在モデルとなった伝説的ハッカー、ケビン・ポールセン。

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