ハルカミライ(バンド)の徹底解説まとめ

ハルカミライとは、Vo.橋本学を中心に2012年に結成され、2016年からTHE NINTH APOLLOに所属する、日本の八王子出身4人組ロックバンドである。2019年1月にメジャーデビューを果たし、同年12月には最大キャパ数の幕張メッセワンマンライブを行った。本物のロックバンドという言葉が似合う4人が作り出す音楽は、日常の悩みや葛藤など等身大で表現した歌詞が多く、そんな悩みも吹き飛ばしてしまうような力強い歌声と演奏が魅力の新世代青春ロックバンドである。

元メンバー

鎌原巧

結成時はドラムス担当。結成からおよそ1年後、2013年末に脱退。脱退理由は別の夢を叶えるため。

吉末光児

当時はギター担当。2016年の1月末に脱退。2015年に別バンドを結成し脱退後も音楽活動を続けている。

ハルカミライのディスコグラフィー

シングル

『symbol』

2016/03/11 (fri) release

1. ラブソング
2. unconditional
3. ヨーロービル、朝
4. symbol

「ラブソング」はハルカミライの数少ない渾身の恋愛曲である。"君には全てをあげるよ、だから君の全てをくれよ"という歌詞には一途さが表れている。4人の結成地でもある八王子に因んで、東京八王子にあるヨーロービルでの思い出を歌った「ヨーロービル、朝」は耳馴染みのいいメロディーと後半にかけての力強い演奏が魅力でリスナーからも根強い人気曲である。

『それいけステアーズ』

2018/03/14 (wed) release

1. それいけステアーズ
2. デイドリーム
3. 春はあけぼの

2017年11月にリリースしたセカンドミニアルバム『星屑の歌』をリリース後の初シングル。春にふさわしい楽曲が収録されており、「僕は君と話ができたらそれだけでうれしくなるんだ」「今すぐ会いに行けたなら」「再会の日を楽しみにしているよ」など、出会いと別れや不安や葛藤を感じながらも前向きに新しい場所での生活を始めようと頑張る人の背中を後押ししているかのようなシングルとなっている。

『世界を終わらせて』

2018年10月3日 (wed) release

1. 世界を終わらせて
2. QUATTRO YOUTH

『それいけステアーズ』から7か月ぶりとなるシングル。ライブハウスで生き続ける彼らを表現した2曲。「世界を終わらせて」では男女のラブソングを歌っているが、もう一つの側面として、神様に与えられた運命、あるいは神様が作った世界というものを終わらせて自分の手で運命や未来を切り開いていこうという決意の曲として受け取れる。ロマンチックの中にも、自分自身の足で歩き、生きていくことの生々しさや喜びのようなものを窺わせるシングルとなっている。

『PEAK'D YELLOW』

2019/11/13 (wed) release

1. PEAK'D YELLOW
2. 君と僕にしか出来ない事がある
3. これさえあればいい

メジャーデビュー後初のシングル発売でオリコン最高18位を獲得。「PEAK'D YELLOW」「君と僕にしか出来ない事がある」では灯りの先へ真っ直ぐにバンドがこれから突き進んでいくことを想像できるような疾走感のある楽曲で、「これさえあればいい」では反対にアコースティック調のゆったりした優しいメロディーで、これから先も仲良くやっていこうとメンバーに向けたようなメッセージにも取れる。

『ドーナツ船』

2021/10/20 (wed) release

1. 光インザファミリー
2. ヨーローホー
3. 裸足になれるはず
4. バターハーフ

「光インザファミリー」のみの一曲99円数量限定シングルをリリース、また2021年10月9日に行われた幕張メッセワンマンライブで「ヨーローホー」を来場者限定CDで無料配布するなど発売前から話題沸騰のシングル発売となった。もちろん楽曲は今までの熱量や勢いは劣らず、コロナ禍の暗い気持ちを吹き飛ばす明るいサウンドが印象的である。

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