極黒のブリュンヒルデの登場人物・キャラクターまとめ

『極黒のブリュンヒルデ』とは、『週刊ヤングジャンプ』にて2012年から2016年まで連載されたSF漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。物語は、過酷な宿命を背負った美少女たちが、過激な超能力戦闘を繰り広げるダークファンタジーである。
作中には、死んだ幼馴染の面影を持つヒロイン・黒羽寧子をはじめ、カズミ=シュリーレンツァウアーや若林初菜といったさまざまな「魔法使い」の少女たちが登場。彼女らを救うために奔走する主人公の村上良太を中心に、研究所の刺客や魔女狩り組織との死闘が描かれる。

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CV:本多真梨子

良太の自宅の近所に暮らす、ツインテールが特徴の中学3年生。吹奏楽部に所属している。やや素直になれないツンデレな性格。家庭教師を務める良太のことが好きで、彼との指導時間を少しでも長く引き延ばすために熱心に勉強に励んでいる。
二学期からは、良太の頼みもあって同じ中学校に編入してきた佳奈を気に掛けるようになる。その後に起きたるるみの魔法襲撃の際、佳奈の能力によって窮地を救われたことで、彼女たちが魔法使いであるという世界の裏側の真実を知る。以降は佳奈の良き理解者として、その身を支えようと尽力していく。なお、原作の連載第166話では「新人類のイブ」としてヴィンガルフに拉致される展開が描かれたが、以降の物語で回収されることはなく、単行本収録の際にはそのエピソード自体がシチュエーションごと全面的にカットされた。

柱谷 小五郎(はしらたに こごろう)

CV:伊藤健太郎

良太の母方の叔父。32歳。独身。高身長で黒い長髪、フルリムのセルフレーム眼鏡を愛用している。普段は目を瞑っているかのような細い切れ目をしているが、感情が昂ぶると鋭い吊り目が露わになる。アメリカの高名な研究機関からの熱烈な招聘を断り、現在は地方大学で生化学の教授を務めている。元々は超常現象の存在を一切信じない現実主義者であったが、寧子の魔法を目の前で実見したことで認識を改め、良太への全面的な協力を承諾。良太から託された鎮死剤の成分複製や、宇宙人の受精卵の解析に乗り出す。受精卵の培養と胚分割を科学者の秋山に委ねた後、胎児の段階まで成長した貴重なサンプルをNASAに所属する知人へと送り届けた。実父をすでに亡くしている。研究所の所長であった九千怜とは大学時代のゼミの旧友であるが、現在は袂を分かち疎遠になっていた。

本人いわく独身を貫いているのは「異性に不自由しているわけではなく、愚かな女性を嫌悪しているから」とのこと。また、自転車の走行ですら嘔吐を催すほど、極めて重度の乗り物酔い体質という意外な弱点を持つ。

ミヤコ

小五郎の自宅で働く家政婦。常に艶やかな和服を身に纏う美しい女性。寧子たちが一時的に小五郎の屋敷を離れる際、留守番を兼ねて佳奈の身の回りの世話を任された。

愛菜(あいな)

脱走した初菜が正体を隠して潜り込んでいた女子学校のクラスメート。初菜のことを「全人類で一番の親友」と呼んで熱烈に慕っていたが、当の初菜からはややあしらわれ気味であった。天文部を追う真子からの急襲を受けた際、初菜が自身を身を挺して庇い、鎮死剤の秘匿場所を自白したことで見逃される。しかし、直後に胴体を斜めに切り裂かれた初菜が異形さながらに肉体を再生させていく光景を至近距離で目撃し、恐怖のあまり「気持ち悪い」と言い残してその場から逃走した。

秋山(あきやま)

小五郎の知人である、眼鏡をかけた肥満体の科学者。小五郎からの依頼を受け、託された「宇宙人の受精卵」の培養を秘密裏に敢行する。その過程で、受精卵が地球外生命体のものであると確信。この世紀の大発見を世間に公表することで、科学界における自身の地位と名声を不動のシロモノにしようと画策する。しかし、情報の漏洩とそれに伴う危険を察知した小五郎の手によって、公表直前に殺害された。

橘 美奈(たちばな みな)

真子の圧倒的な暴力によって壊滅した地方都市の取材に訪れていた女性記者。新聞業界の裏で「V機関」という暗喩で囁かれる謎の組織ヴィンガルフの正体を執拗に追い続けている。その執念の理由は、過去にV機関が少女たちを無差別に拉致していた時期と重なって行方不明となった、実の妹である「佳奈」の消息を突き止めるためであった。

同僚の記者から得たリークをもとに、病院へ秘密裏に入院していた廃人状態の黒服を拉致。意識を取り戻すまで自身の自宅で密かに介護を続けていた。その後、佳奈との再会を果たすものの、突如襲来したマキナの凶刃から佳奈を身を挺して庇い、命を落とした。

根井(ねい)

美奈の同僚である男性記者。V機関の深い闇に関わったことで過去に多くの人間が不審死を遂げている事実を知るがゆえに、危険な取材に没頭する美奈の身を常に案じている。

V機関の中核にいた黒服が、意識不明の状態で某病院に入院しているという極秘情報を入手し、それを美奈にリーク。これが発端となり、黒服の誘拐作戦へ半ば強制的に協力させられることとなった。後に、個人的な功名心に駆られて佳奈を独自に誘拐しようと画策するが、危機を察知した良太と高屋の連携によって阻止された。

多恵(たえ)

良太たちが暮らす街にある喫茶店「マーメイド」の店主を務める高齢の女性。近年の客足の減少に悩まされていたことから、時代に合わせてお店を「メイド喫茶」へと大胆に業態変更することを決意。そのオープニングスタッフとして潜り込んできた寧子、カズミ、初菜の3人を雇い入れる。

しかし、店の内装は昔ながらの純喫茶の佇まいのままであり、提供されるメニューも煮物や味噌田楽といったメイド喫茶のコンセプトとはかけ離れた和風の料理を貫き通している。

アメリカ大統領

小五郎がNASAの知人へ極秘裏に送付した胎児のサンプルを受け取り、これを「NASAの偉大な功績」として宇宙人の存在を全世界へ公式発表しようと試みる。しかし、情報の開示を拒む高千穂の意思を受けたマキナの急襲により、公表直前に暗殺された。

アフロディーテ

満天の星空の下、突如として良太の前に姿を現した、自らを「女神」と称する謎の少女。良太に対し、世界の核心であるヴィンガルフへと案内する交換条件として、自身の歓待やデートを要求する。

一般社会の「普通の暮らし」に強い憧れを示したり、甘い食べ物に異常なまでの至福を見せたりする描写から、良太に魔女の存在を強く想起させるが、彼女の首筋にはハーネストが存在せず、本人も自身が魔法使いであることを否定する。その本当の正体は、かつて命を落とした「斗光奈波」の残留思念であり、彼女の姿は世界で良太の目にしか映らない。

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