あらゆる作品の「残念なイケメン」たち
見た目はかっこいい。信念がかっこいい。色々かっこいい。いわゆるイケメン。なのに何故か漂う「残念感」。そんな「残念なイケメン」たちをまとめてみました。
ハーメル(『ハーメルンのバイオリン弾き』)
辛い過去と出生持ち、金髪の美形、おまけに勇者。バイオリンを奏でることも可能。まあ、芸術家的でステキ…。
黙っていれば美形です。
しかし性格が結構下衆でした。一話目のっけから巨大バイオリンを奏で、寄ってきたハトを叩きのめして「今日の飯だ~!」魔物を倒したら法外な報酬を要求し、魔物がため込んでた金品もちゃっかり着服です。実の妹を(ギャグでですが)見世物にするわ、ヒロインに寿命が縮まる踊りを踊らせるわ、幼馴染にも非道な所業を繰り返し、「恥ずかしい過去」暴露合戦…。いや、物語と彼の持つ運命を考えるとギャグで緩和しないといけないのは分かるんですけど…。
ライエル(『ハーメルンのバイオリン弾き』)
上記のハーメルの「幼馴染」にして、男性キャラとしては一番の被害者です。ギャグ的な意味で。
紳士的ですし、ハーメルと違って報酬は受け取りません。が…女性に対する免疫が異常なほどないのでした…。
ちょっと美しい笑顔を見せただけでこれですよ。
仲がいいですね!
完璧な人なんてそうそういません。「イケメン」にだって弱点、欠点はあるんです。それに上記の彼ら皆、ルックス以外にも美点がありますしね。「イケメン」に対する期待を皆上げすぎなのかも…。