エレファントカシマシのブレイク時（ポニーキャニオン時代）のおススメ曲10選！

アルバム「愛と夢」の先行シングルとして発表された曲です。
以前にも増して優しい曲が多いアルバムで、この曲も例外ではありません。
この時期のエレカシの歌詞には「愛」「夢」「優しさ」などといった言葉が多く使われていました。
「迎えに行くよ 今 風の中
光る町の夢を 君に届けるよ
はじまりは今
僕らの前に
髪をなびかせて 行く君がいる」
このアルバムは特に、昔の面影を感じないものとなっていて賛否両論あるものとなっていますが、それでもこの曲などは今でも人気があります。

9.ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ

アルバム「愛と夢」からシングルカットされた曲です。
最初のカッティングギターリフがこれまでのエレカシにはあまりない雰囲気を匂わせていて、昭和歌謡のような哀愁が漂っています。
前述した「風に吹かれて」とは意味合いの違う哀愁で、こちらはこちらで味わい深いものとなっています。
「街をさまよう男 ヒトコイシクッテサ
夢から醒めない女 ああ アイヲモトメテ」
と歌われるこの曲は都会での鬱屈した男女を歌っている、何ともやりきれない感情が伝わります。

10.真夜中のヒーロー

アルバム未収録のシングル曲で、このリリースがポニーキャニオン時代の最後の作品となりました。
久々にいかにもロックなギターリフから始まるこの曲は、前作「愛と夢」の曲をロックテイストにしたような雰囲気です。
「老いさらぼいし体も
女を愛するそのココロも
永遠の涙 奴らにとっちゃそうレクイエム
戦い続ける
真夜中のヒーロー さあ立ち上がれ」
この曲のスタイルでのアルバムを聴いてみたかったです。
アルバム未収録とあってファンの間でもなかなか貴重な曲となっています。

その後は…

別のレコード会社に移籍し、バンドのスタイルがまたガラッと変わります。
まるでこの時期のエレカシが嘘かのように変わります。
その時期の選曲はまた別記事で紹介したいと思います。

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