
ペトロールズ(PETROLZ)は、2005年に結成された日本のロックバンド。結成後は下北沢ガレージを拠点に活動を開始し、同ライブハウスの創立13周年記念に、「激走 亮介街道」と銘打ったライブイベントを開催、会場限定のミニアルバム『仮免(かりめん)』をリリースした。ファンクを基調とし、シンプルながらも各パートの技術が光るカントリーやブルーグラス、ジャズ、ソウルなど幅広いジャンルを織り交ぜたハイセンスな音楽性と、日本語にこだわった、ユーモアのある歌詞を武器にインディーロック界で人気を博している。
Profile
ライブ会場限定で発売された音源『Touch Me』に収録されている楽曲。同じ言葉を繰り返す歌詞が癖になる。
amber
2009年にシングルとしてリリース。聴くたびに新しい発見があるような、一度聴いたら忘れられない深みのある中毒性が特徴的な楽曲。
長岡亮介の参加楽曲
ギター・ボーカルを務める長岡亮介は、ペトロールズでの活動のほかに、浮雲(うきぐも)の別名義で、椎名林檎率いるロックバンド「東京事変」のギタリストとして活動していたことでも知られ、他ミュージシャンやバンドの楽曲にもゲストボーカルやプロデュースなどの形で積極的に参加している。
椎名林檎「長く短い祭」
椎名林檎の15thシングル収録曲「神様、仏様」とダブルAサイドシングルとして発売された1曲。長岡がゲストボーカルで参加している。長いようで短い夏のことを歌った歌詞に、アウトロに東京事変の楽曲「能動的三分間」のメロディを盛り込むなど遊び心溢れる楽曲となっている。
THE BAWDIES「SUNSHINE」
長岡がプロデュースを担当した、THE BAWDIESのシングル楽曲。従来の楽曲で見せてきた王道のロックンロールとは違い、バイオリンを取り入れるなど新たな試みが見えた1曲に仕上がっている。
ペトロールズ(PETROLZ)の名言・発言
長岡亮介「自分の音楽をやらなきゃ、みたいな思いがあった。ほかのアーティストを手伝ったりバンドでギター弾いたりしてると、どうしても現場で気にくわないことがあったりするんです、ここだけの話ですけど(笑)。そこで文句言うぐらいなら自分でやるしかないな、と。」
インタビューで、東京事変への加入とほぼ同時期にペトロールズを結成したことについてのいきさつを聞かれた長岡は、「自分の音楽をやらなきゃ、みたいな思いがあった。ほかのアーティストを手伝ったりバンドでギター弾いたりしてると、どうしても現場で気にくわないことがあったりするんです、ここだけの話ですけど(笑)。そこで文句言うぐらいなら自分でやるしかないな、と。」と答えている。
そこで行動を起こしたからこそペトロールズは誕生したという、結成秘話に迫る一言である。
ペトロールズ(PETROLZ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
バンド名「ペトロールズ」の由来は長岡の車好き
バンド名に使われている「ぺトロール」(petrol)とは英国で「ガソリン」を意味する言葉。これはギター・ボーカルの長岡が車好きであることから命名したもので、楽曲名にも「FUEL」(燃料)など、車と通じる言葉が使われていることから、彼の車への愛は相当なものであると見受けられる。
目次 - Contents
- ペトロールズ(PETROLZ)の概要
- ペトロールズ(PETROLZ)の活動経歴
- 結成
- ツアー活動の開始と河村の急逝
- ペトロールズ(PETROLZ)のメンバー
- 長岡 亮介(ながおか りょうすけ)
- 三浦 淳悟(みうら じゅんご)
- 河村 俊秀(かわむら としひで)
- ペトロールズ(PETROLZ)のディスコグラフィー
- アルバム
- Renaissance
- GGKKNRSSSTW
- 乱反射
- ミニアルバム
- 仮免
- EVE2009
- Problems
- dice
- ペトロールズ(PETROLZ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- はのうた
- FUEL
- Profile
- amber
- 長岡亮介の参加楽曲
- 椎名林檎「長く短い祭」
- THE BAWDIES「SUNSHINE」
- ペトロールズ(PETROLZ)の名言・発言
- 長岡亮介「自分の音楽をやらなきゃ、みたいな思いがあった。ほかのアーティストを手伝ったりバンドでギター弾いたりしてると、どうしても現場で気にくわないことがあったりするんです、ここだけの話ですけど(笑)。そこで文句言うぐらいなら自分でやるしかないな、と。」
- ペトロールズ(PETROLZ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- バンド名「ペトロールズ」の由来は長岡の車好き