キュウソネコカミ(Kyuso Nekokami)の徹底解説まとめ

キュウソネコカミ(Kyuso Nekokami)とは、2009年に兵庫県で結成されたロックバンド。2010年より神戸、大阪を中心に活動を始め、2014年にミニアルバム『チェンジ ザ ワールド』でメジャーデビュー。キャッチーでダンサブルなメロディに、ボーカルのヤマサキセイヤが感じている日々の鬱憤や現代社会への愚痴を綴った歌詞の楽曲で人気を獲得。オーディエンスの上を歩くなど、距離が近く、激しいライブパフォーマンスにも定評があるライブバンドである。

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現代のスマートフォン依存に対し、痛烈な皮肉を込めたキラーチューン。「スマホはもはや俺の臓器」のフレーズが印象的で、ライブでは二番に入る前に大合唱が起こる。
2013年リリースのミニアルバム『ウィーアーインディーズバンド!!』に収録されている。

ビビった

2014年リリースのメジャーデビュー作『チェンジ ザ ワールド』に収録された楽曲。彼らが実際にメジャーに進出し、シーンでヒットしている曲のあり方を歌った歌詞が心に残る。「ビビった」というフレーズの後にキーボードボーカルのヨコタシンノスケが「ジャンプ!ジャンプ!」と煽り、ラストサビではその煽りに対してヤマサキセイヤが「うるせー!」と反論するなど、ライブ映えする、彼らの音楽への想いが綴られたナンバー。

良いDJ

まさにキュウソらしい曲!

チャラいDJたちの生態を皮肉った歌詞が特徴的。ストレートでユーモラスな批判が込められた、まさにキュウソネコカミといった曲。

GALAXY

2009年から2011年にかけて放送されたテレビアニメ『ドラゴンボール改』のテーマソングに抜擢された1曲。これまでのコミカルで社会風刺的な楽曲とは一線を画す、壮大で新しい境地を開いた一曲とされている。

DQNなりたい、40代で死にたい

2012年リリースのキュウソネコカミ初の全国流通盤のアルバム『10代で出したかった』に収録された楽曲。ヤンキーに対する恐怖心や、これまでのヤマサキセイヤの生き様を描いた歌詞となっている。中盤でヤマサキが「ヤーンキーこわい」とオーディエンスに振るコール&レスポンスは定番となった。この時ヤマサキは、オーディエンスに支えてもらってオーディエンスの頭上を歩く「クラウドウォーク」を行っている。
4人組レゲエパンクバンド、SiM(シム)主催のフェス「DEAD POP FESTiVAL」でこの曲を披露した際、SiMの楽曲「GUNSHOTS」という曲で彼らが躍るモンキーダンスにかけて、歌詞の「ヤンキーこわい」を「モンキーこわい」に変えていたりと、状況によってバリエーションを持たせている。

キュウソネコカミ(Kyuso Nekokami)の名言・発言

ヤマサキセイヤ「歌詞は腹の立つことがあったらすぐに書いてます。」

腹立たしいことはすぐさま歌詞にしているというヤマサキセイヤ(画像中央)

2013年のインタビューで、「歌詞はどんな時に書けるんですか?」と聞かれたヤマサキセイヤは「歌詞は腹の立つことがあったらすぐに書いてます。」と断言している。「怒りは鮮度」と言わんばかりの行動力もあっぱれだが、彼はこのインタビューで「脳に残る言葉を選ぶようにしています。」とも語っており、ただ日常への怒りを衝動のままに綴るのではなく、聴いていて「残りやすい」フレーズを書くことへのこだわりも覗かせていた。
こうして誕生した歌詞の数々だからこそ、人々はヤマサキの言葉に心動かされるということがわかる。なお、このインタビューは「Rooftop」のWEBサイトで全文読むことが可能だ。

rooftop.cc

キュウソネコカミ(Kyuso Nekokami)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「MEGA SHAKE IT!」の歌詞に登場する「司会者」はタモリ

日本のお茶の間で見ない日はないと言っても過言ではない名司会者、タモリ

「MEGA SHAKE IT!」の「家 家 家 家 HOUSE MUSIC」というフレーズに登場する「ハウス」は、そのまま歌詞に登場した「ハウスミュージック」と、タイアップCMの会社「ハウスウェルネスフーズ」をかけた言葉遊びとなっていることが有名であるが、実はこの曲の歌詞にはまだ秘密が隠されている。
「どっかの司会者言っていた 歌詞に意味なんか要らない」というフレーズに登場する「司会者」はタモリであることが、「ミュージックステーション」出演時に言及された。

ネズミの公式キャラクターの名前は「ネズミくん」

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