ゾイド -ZOIDS-(初代・無印)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゾイド -ZOIDS-』は、タカラトミーの玩具「ゾイド」をモチーフにした、TBS系列で放送されたテレビアニメ。全67話。原作はタカラトミー。辺境の村に住んでいる少年バンは、ある日遺跡の中でカプセルの中に封印された少女フィーネと、オーガノイドのジークと出会う。記憶喪失のフィーネが呟いた「ゾイドイヴ」という言葉を手がかりに、愛機シールドライガーを駆り、世界を巡る冒険がはじまる。ゾイドを全てトゥーンレンダリングによる3DCGで描いており、ゾイドのリアリティや躍動感が魅力。

ニコル

CV:くまいもとこ
怪我を負い、ある村に行き着いたバンを看病した。しかし、その子は10年前に古代ゾイド人の女の子を守る為に殺されていた。

『ゾイド -ZOIDS-』の用語

ゾイド

オーガノイド

体長2〜3Mの小型ゾイド。古代ゾイド人によって作られ、彼らのパートナーと言える存在。背中にある翼やジェットで短時間の飛行も可能で、自分の中に人一人を入れることもできる。言葉を話すことはできないが、理解することができるほどの高い知能を持つ。また、ある程度の感情も有している。
能力は、ゾイドの中にあるゾイドコアに取りつくことで、取りついたゾイドの身体能力を大幅に上昇させることができる。また、石化していたゾイドを蘇らせることや、ゾイドの進化を促すこともできる。
作中では、バンの相棒ジークの他に、シャドー、アンビエント、スペキュラーの4体が登場する。シャドーはプロイツェンによってどこかから連れて来られたが、それ以外の3体はそれぞれのパートナーである古代ゾイド人と共に、カプセルに封印されていた。

石化現象

ゾイドが、徐々に石化してしまう現象。完全に石化してしまうことは、ゾイドの死を意味する。
全身が石化し、ゾイドコアも動かない状態のゾイドを完全に復活させることができるのは、作中ではジークしかいない。

スリーパーゾイド

共和国と帝国が、拠点防衛や領土侵攻などに用いる無人稼働ゾイドの総称。
普段は停止しているが、特定の範囲に敵が侵入すると動き出し、その敵を攻撃する。
戦争終結後は、各陣営により回収されたが、一部のスリーパーゾイドは、ヒルツが率いる盗賊団によって盗難されてしまう。

ゾイドイヴ

古代ゾイド人が作り出したゾイドコアの発生装置であり、ゾイドのエネルギーの供給源となっている女神像。
物語の冒頭、記憶を失っていたフィーネが「ゾイドイヴ」とつぶやいたことで、フィーネの過去の唯一の手がかりとなるであろうゾイドイヴを探す旅に出ることになった。
ゾイドイヴが放つ光は、オーガノイドと同じようにゾイドの性能を高める。
デスザウラーが暴走した時、古代ゾイド人はその暴走を止める為にゾイドイヴの機能を停止させた。惑星Zi内の全てのゾイドが機能停止したが、封印が完全ではなかった為、現在エネルギーが漏れ出ている状態であり、それに伴いゾイドたちも活動を再開している。
ゾイドイヴの停止は、全てのゾイドだけではなく、古代ゾイド人も活動を停止させる、つまり死と同義である。ヒルツによってデスザウラーが蘇ってしまい、それを止める為に、フィーネはゾイドイヴを停止させようとしていたが、バンたちによってデスザウラーが撃破された為、停止させずに済んだ。

人物・組織

古代ゾイド人

遠い昔に惑星Ziに存在していた種族。身体的な特徴は人間とほとんど変わらない。しかし、現代とは比較にならないほどの高度な文明を築いていた。技術力も高く、ゾイドコアを生み出せるゾイドイヴや、自分たちのパートナーであるオーガノイドを作り出した。自分たちの技術を結集し、デスザウラーを生み出すが、自我を持ったデスザウラーが暴走し、古代ゾイド人や文明そのものに攻撃し、崩壊してしまった。僅かに生き残った古代ゾイド人は、ゾイドイヴを停止し、自らをオーガノイドと共にカプセルに封印して眠りについた。
現代では、世界の各地に古代ゾイド人の遺跡が見られる。

ガーディアンフォース

共和国と帝国の軍が共同で設立した特殊部隊。
両軍の中でも優秀な軍人が多数在籍しているが、具体的な人数や規模は不明。
バンは、物語の後半からガーディアンフォースの一員として活動していくことになる。

その他

レアヘルツ

ゾイドの機能を狂わせて凶暴化させる電磁波。その正体は不明で、いつどこで発生するかも分からない。
レアヘルツが常に発生している、レアヘルツの谷と呼ばれる場所がある。

ゾイマグナイト

ゾイドの自己治癒能力を高める鉱物。火山などのごく一部でしか採取することができない。

重力砲(グラヴィティカノン)

ay1220
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@ay1220

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