ゾイド -ZOIDS-(初代・無印)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゾイド -ZOIDS-』は、タカラトミーの玩具「ゾイド」をモチーフにした、TBS系列で放送されたテレビアニメ。全67話。原作はタカラトミー。辺境の村に住んでいる少年バンは、ある日遺跡の中でカプセルの中に封印された少女フィーネと、オーガノイドのジークと出会う。記憶喪失のフィーネが呟いた「ゾイドイヴ」という言葉を手がかりに、愛機シールドライガーを駆り、世界を巡る冒険がはじまる。ゾイドを全てトゥーンレンダリングによる3DCGで描いており、ゾイドのリアリティや躍動感が魅力。

CV:宇垣秀成
帝国宰相。まだ幼いルドルフに対する忠誠心は篤く、政治面で彼をサポートする。しかし、忠誠心が行き過ぎている為か、ルドルフのことになると融通が利かなくなってしまう。

ギュンター・プロイツェン

CV:大塚芳忠
帝国元帥にして帝国摂政。プロイツェンはこの惑星上に国家は帝国一つしかないと豪語し、共和国軍を反乱軍と看做している。元帥という立場ではあるが、その独善的な考え方に否定的な者もいる。
共和国に侵攻し殲滅しようとしていたが、皇帝であるツェッペリン二世が崩御したことを受け、ルドルフが停止命令を発令したことで計画を潰されてしまう。しかし、ツェッペリン二世の遺言に「ルドルフ亡き場合はプロイツェンを皇帝に」とあった為、ルドルフを暗殺して皇帝の座につこうとする。そして、ルドルフが行方不明になったことで帝国皇帝を名乗る。そして、その裏で秘密裏にある計画を進めていた。それは、破滅の魔獣デスザウラーの復活である。ガリル遺跡で発見したデスザウラーのゾイドコアを回収し、ゾイド因子を培養、レイヴンに命じて多数のゾイドコアを集めさせ、それらを融合。ついにデスザウラーを復活させる。デスザウラーを用いてこの惑星を支配しようとしていたが、プロイツェンはすでにデスザウラーの邪悪な意識に取り込まれており、惑星の破壊を目論む。デスザウラーの圧倒的な力に帝国の首都は焼かれ、帝国軍と共和国軍を圧倒するが、バンとブレードライガーによって破壊され、爆発に飲み込まれてしまう。
しかし、デスザウラーのゾイドコアと融合する形で生きており、闇の支配者「ダークカイザー」としてヒルツ、リーゼ、レイヴンを従えて暗躍していく。その目的はデスザウラーを真に蘇らせることであり、古代都市イヴポリスに封印されているデスザウラー本来の体と融合しようとする。しかし、それはヒルツに言わせれば「デスザウラーにとってゾイドコアを守る為の卵の殻」でしかなく、ゾイドコアに完全に飲み込まれるという最期を遂げる。

ハーディン

CV:浅野まゆみ
帝国軍准将。プロイツェン直属の部下であり、プロイツェンからの信頼も篤い。プロイツェンに心酔しているが、信頼を失うことを恐れて無理な行動をとってしまうこともある。

マルクス

CV:坂口候一
帝国軍大尉。シュバルツ少佐の部下。シュバルツに従っているフリをし、裏でプロイツェンに取り入って出世しようとする。プロイツェンの計らいで少佐に昇進し、シュバルツと並ぶが、作戦の失敗により再びシュバルツの部下になってしまう。ニューへリックシティへの襲撃時、シュバルツと共にマウントオッサ要塞へ侵攻するが、共和国の罠を疑うシュバルツの制止を無視して要塞内部へ侵攻。直後、隣接する火山の噴火より要塞も爆発し、それに巻き込まれて殉職する。

メッテルニヒ

CV;山本尚弘
プロイツェンから極秘にルドルフ暗殺を依頼される。しかし、ルドルフ誘拐の為に居合わせた盗賊団デザルト・アルコバレーノによって邪魔をされ、ルドルフの暗殺に失敗してしまう。

デニス

CV:櫻井孝宏
メッテルニヒの部下。ルドルフ暗殺の極秘任務に参加するが、盗賊団デザルト・アルコバレーノに邪魔をされ失敗してしまう。

ロート

CV:川島得愛
メッテルニヒの部下。ルドルフ暗殺の極秘任務に参加するが、盗賊団デザルト・アルコバレーノに邪魔をされ失敗してしまう。

ラルフ

CV:三木眞一郎
ガイロス帝国少佐。シュバルツ少佐とは同期。入隊当初は、シュバルツと共に帝国への篤い忠義を持っていたが、次第にプロイツェンの思想に傾倒し、独善的な考えを持つようになってしまう。

ミューラー

ay1220
ay1220
@ay1220

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『ゾイド新世紀/ゼロ』は、タカラトミーの玩具「ゾイド」をモチーフに、TBS系列で放送されたテレビアニメ。全26話。原作はタカラトミー。ジャンク屋を営む主人公ビット・クラウドが、ライガーゼロと出会い、数多の敵とのゾイドバトルを通じて成長していく物語。前作『ゾイド -ZOIDS-』の直接の続編で、1000年以上経った惑星Ziが舞台。今作では、ゾイドを戦争兵器としてではなく、ゾイドによる対戦競技をメインに据えているのが特徴。また、シリアスだった前作と違い、コメディ要素が強い作品となっている。

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