大人の事情で中々再放送されなかった『銀河旋風ブライガー』のまとめ

子供の頃、アニメ観たさに塾をサボっていたら「アニメ観るのに専念しなさい」と塾を辞めさせられたことがあるTAMTAMです。
特にその時期はロボットアニメの豊穣期で、『ゴッドマーズ』や『マクロス』をはじめ数々の変形ロボットアニメにワクワクし過ぎて勉強どころではなかったのです。
今回は、当時一番ワクワクしながら観ていた『銀河旋風ブライガー』についてまとめてみました。

オシャレなオープニング

原画や作画を金田伊功さんが手がけると、とにかくオシャレな仕上がりになるのです。
今でこそ『XXXHOLiC』のようにオシャレなアニメや、
『攻殻機動隊』シリーズみたいなカッコいいアニメは多くなりましたが、
80年代初頭のアニメ界においてロボットアニメのカテゴリ内訳は、
「真面目」と「正義」と「コスチュームが変」で9割を占めていました。

子供向けっぽくないストーリー

アニメの内容も斬新で、勧善懲悪というよりは清濁併せ呑む感じのストーリーが多く、
アニメ版『必殺仕事人』と言われることもあった『ブライガー』。
続編として『銀河烈風バクシンガー』や『銀河疾風サスライガー』が製作され、
この3部作は『J9シリーズ』と呼ばれています。
特に男性キャラが皆カッコよくて、
当時の腐女子(現・貴腐人)はこぞって『ブライガー』をネタにした男と男の二次創作に没頭していました。

大人の事情が発生!

『ブライガー』を制作していたのは国際映画社という会社なのですが、
1985年に突然倒産してしまいます。
未完成のまま放送が中止なったアニメ番組なども発生し、
当時のちびっ子たちをザワつかせました。
その後、『ブライガー』をはじめ多くの国際映画社作品が再放送されず、
TAMTAMをはじめ純真なちびっ子たちは
「借金取りがフィルムを差し押さえているから再放送が出来ないんだ…」
と小さな胸を痛めていました。

版権の管理や譲渡もすっかり落ち着き、
DVDやサントラの再発もされている『ブライガー』。
最近、オリジナル(原作なし)のロボットアニメが激減しているので、
ダサくてもいいから新作で変形ロボットがバンバンミサイルを発射して、
街を壊しまくるアニメを制作&放送して欲しいです。

TAMTAM
TAMTAM
@tamtam

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