スパルタンX(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『スパルタンX』とは、1984年にアイレムから稼働したアーケードゲームで任意スクロールアクションゲーム。主人公トーマスは恋人シルビアを悪の首領Mr.X により誘拐され、彼女がいる塔へ向かい目の前に立ちはだかる敵を倒していくという内容。ジャッキー・チェン主演の同名映画作品がモチーフとなっているが、塔の各階にいるボスを倒し最上階を目指すという内容がブルース・リー主演『死亡遊戯』(1978年)と似ている。本ゲームは高く評価され、後に発売される多くの格闘アクションゲームのパイオニア的作品となった。

悪魔の塔へ入ったトーマスに対し、刺客やボス達とは別に次々と降りかかってくる罠や仕掛け。蛇や龍といった生き物だけでなく、爆発するくす玉といった様々なものがある。

裏技

本ゲームのファミリーコンピュータ版には幾つか裏技が存在し、「タイトル画面にてA+Bボタンを同時に押しスタートボタンを押せば敵が速く動くハードモードでプレイ可能」「ゲームクリアやゲームオーバー時のタイトル画面にてAボタンを押しつつスタートボタンを押せば残数が増えた状態でゲーム再開が可能」等といったものがある。またプレイ中においても、ジャンプキックやしゃがみパンチ・キックの活用により敵の攻撃を避けて効率的に対抗できる。ラスボスのMr.Xに対してはしゃがみキックで連打で倒せたりもする。他にもザコキャラクターのつかみ男をジャンプキックで12人ごとに倒せば5000点スコア獲得できるという裏技も存在する。

『スパルタンX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

アーケード版とファミリーコンピュータ版との意外な相違点

ファミリーコンピュータ版でのエンディング場面

1985年6月に任天堂からファミリーコンピュータ版ソフトが発売されるが、アーケード版との違いが見られる。ファミリコンピューター版は冒頭にて、アーケード版にあった「トーマスがラスボスのMr.Xからの挑戦状を見る」という場面がカットされている。そしてゲームクリア後には、エンディング場面と共に「CONGRATULATIONS」という文字が表示された。

映画やジャッキー・チェンとは無関係

映画『スパルタンX』のスチール写真が使用された広告

本ゲームは、ジャッキー・チェン主演映画『スパルタンX』(1984年)が基とされており、映画のスチール写真も宣伝ポスターに使われている。しかし実際は主人公のトーマスやヒロインのシルビア以外は映画作品との内容がしていないうえ、内容も把握できない状態で発売された。また香港映画は盗作防止の為に脚本を細かく手掛けず、アドリブで撮影が進み内容が変わっていく傾向があったので、ゲーム版も内容が把握できなかった可能性が指摘された。一方でジャッキー・チェンが来日して、本ゲームの話題が上がった際、本ゲームが許諾を得て発売された事を知らなかった為に、(冗談で)「ギャラを寄こせ」というジェスチャーを見せた。

『スパルタンX』からデマの「裏技」が発生

漫画『ファミコンロッキー』にてシルビア(写真下列左端)が襲撃する場面

本ゲームから影響し、『月刊コロコロコミック』(小学館)であさいもとゆき原作の漫画『ファミコンロッキー』が連載された。同作品では「アルファベット「X」の順となる24周目の5階ボスを倒してMr.Xを倒せば、 恋人シルビアも敵として襲撃してくる」という架空の裏技が描かれた。これはあくまで漫画の作品中のものだが、読者を中心にファミリーコンピュータ版でもこの架空裏技が発生するというデマが広がった。

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