『スパルタンX』とは、1984年にアイレムから稼働したアーケードゲームで任意スクロールアクションゲーム。主人公トーマスは恋人シルビアを悪の首領Mr.X により誘拐され、彼女がいる塔へ向かい目の前に立ちはだかる敵を倒していくという内容。ジャッキー・チェン主演の同名映画作品がモチーフとなっているが、塔の各階にいるボスを倒し最上階を目指すという内容がブルース・リー主演『死亡遊戯』(1978年)と似ている。本ゲームは高く評価され、後に発売される多くの格闘アクションゲームのパイオニア的作品となった。
『スパルタンX』の概要
『スパルタンX』とは、1984年にアイレムより稼働したアーケードゲームで任意スクロールアクションゲーム。ジャッキー・チェン主演の同名映画作品がモチーフとされているが、塔の各階でボスを倒しながら最上階を目指すという内容はブルース・リー主演映画 『死亡遊戯』(1978年)と似ている。タイトルの『スパルタンX』は「強そうな単語+アルファベット」という意味で付けられた。海外ではアメリカやヨーロッパにて『Kung Fu』『KUNG-FU MASTER(カンフー・マスター)』という題名で販売された。1985年にファミリーコンピュータ用ソフト(任天堂)、MSX版(題名『聖拳アチョー』、アスキー)、1990年にはゲームボーイ版(アイレム)、1996年にセガサターン版とPlayStation版(アイマックス)がそれぞれ発売された。また1991年9月にはアイレムより『スパルタンX2』という続編を思わせるファミリーコンピュータ用ソフトが発売されるが、本ゲームとの関連性が無い全くのオリジナル作品である。
悪の首領Mr.X率いる組織により恋人シルビアを誘拐された主人公トーマスは、彼女を救う為に組織が待ち構える塔へ向かい戦いに挑む。トーマスは5階建てとなっている塔内で立ちはだかる敵を打ち倒し、Mr.Xと彼により捕らえられているシルビアがいる最上階に辿り着くのだった。
スタッフには『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』シリーズの楽曲を手掛けた近藤浩治、『ストリートファイター』(1987年)や『餓狼伝説』シリーズのディレクター、プロデューサーを務めた西山隆志らが本ゲームの制作に携わった。本ゲームはゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』(1998年刊行)で「ザ・ベストゲーム」に選定され、「『スパルタンX』が無ければ『ファイナルファイト』や『ストII』も無かった」 「アーケードゲーム進化でとても重要なゲーム」等と評価を受けた。その高い評価もあり、後に発売された数多くの格闘アクションゲームのパイオニア的作品となった。
『スパルタンX』のあらすじ・ストーリー
戦いのはじまり
主人公の格闘家トーマスは謎の組織により誘拐された恋人シルビアを救出する為、 敵の本拠地である塔「悪魔の館」へ向かう。そこは5階建てとなっており、各階では数多くの敵が待ち構えて棒術使い、怪力男、妖術使いといったボス達が技を使いトーマスを苦しめる。
敵の館における苦闘
トーマスがパンチやキックで敵に対抗するなか、突然爆発するくす玉や襲い掛かる蛇や龍といったトラップにも果敢に挑んでいった。そしてついにトーマスはシルビアが捕らえられている最上階の5階まで辿り着く。
シルビア救出への最終戦
塔の最上階で待ち構えるMr.Xは不気味な笑い声を出しながら、突きや蹴りを次々と出しトーマスを苦しめる。それでもトーマスは Mr.Xのスキを突いて撃退に成功、 シルビアと再会したトーマスは喜びを分かち合ったのだった。
『スパルタンX』のゲームシステム
コントロールシステム
4方向レバーで右・左・しゃがみ・ジャンプと移動し、2ボタンでパンチやキックを出し各階の敵やボスを倒し次のステージへ進む。制限時間や体力ゲージが無くなる事でミスとなり、残り人数が減少する。スコア5万点超えで残り人数が1人増加し、残り人数を全て失うとゲームオーバーになる。
ステージシステム
全5階で構成のステージで進行し、奇数階が左方向で、偶数階は右方向。また偶数階前半ではあらゆるトラップが仕掛けられていて、それぞれの各階ではボス達が待ち構えている。
トラップ
各ステージには所々でトラップが仕掛けられており、敵からの攻撃と同様にダメージを受ける。
蛇
蛇(写真中央)
2階や4階でのトラップで、2階は天井から落ちてくる壷から出て、4階は妖術使いが投げる玉から出てくる。
龍
龍(写真右)
2階や4階で現れ、2階は天井から降り落ちる玉から現れて火を噴き、4階は妖術使いが投げる玉から出てくる。
くす玉
2階で天井に釣り下がっているオレンジ色の玉で、時間が経過すると爆発して3方向へ玉をばら撒く。
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目次 - Contents
- 『スパルタンX』の概要
- 『スパルタンX』のあらすじ・ストーリー
- 戦いのはじまり
- 敵の館における苦闘
- シルビア救出への最終戦
- 『スパルタンX』のゲームシステム
- コントロールシステム
- ステージシステム
- トラップ
- 蛇
- 龍
- くす玉
- 毒蛾
- BGM・合成音声
- アーケード版とファミコン版との操作の違い
- 『スパルタンX』のステージ構成
- 『スパルタンX』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- トーマス
- ヒロイン
- シルビア
- 戦闘員
- つかみ男
- ナイフ投げ
- トムトム
- 各階のボス
- 棒術使い
- ブーメラン使い
- 怪力男
- 妖術使い
- Mr.X
- 『スパルタンX』の用語
- 悪魔の館
- 仕掛けトラップ
- 裏技
- 『スパルタンX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アーケード版とファミリーコンピュータ版との意外な相違点
- 映画やジャッキー・チェンとは無関係
- 『スパルタンX』からデマの「裏技」が発生
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