龍虎の拳(初代)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍虎の拳』(初代)とは、1992年にエス・エヌ・ケイ(旧社)がネオジオで発売した対戦型格闘ゲーム。
極限流空手の使い手リョウ・サカザキは妹ユリと二人暮らしをしていたが、ある日ユリが何者かにより誘拐されてしまう。リョウは友人で同じく極限流空手の達人ロバート・ガルシアと共に犯人がいると思われるサウス・タウンへ向かう。
本作品はカプコンの人気格闘技ゲーム『ストリートファイターII』(1992年)のスタイルを踏襲しながらも「超必殺技」等の独自システムを取り入れ、続編作品も制作された。

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CPU専用・対戦キャラクター

藤堂 竜白(とうどう りゅうはく)

CV:坂井貴行
藤堂流古武術の使い手で、第1ステージで登場。リョウの妹ユリの居場所は知らないが、「おまえのその拳で聞くがよい」と口にしてリョウ達へ闘いを挑む。前方に波動を叩き付ける「重ね当て」が主な必殺技で、本作品のみの登場だが『KOF』シリーズ等では背景にて登場。

ジャック・ターナー

CV:マイケル・ビアード
第2ステージで登場した暴走族「BLACK CATS(ブラックキャッツ)」のヘッドで、その巨体を活かした大技でリョウ達に挑む。少年時代に襲撃してきたサーカスの熊を返り討ちにした経歴もあり、キングとは過去に争った間柄でもある。

リー・パイロン

CV:矢野栄路
猿の仮面を被った老人で第3ステージで登場、本業は薬屋で中国拳法を操る。拳法の師匠で養父のリー・ガクスウは、リョウやユリの父・タクマと知人の間柄でもある。

キング

CV:生駒治美
第4ステージにて登場した男装の麗人で、ムエタイの使い手であり素早い蹴り技が得意。「キング」という名は男装した際の偽名で、本名は明かされていない。詳しい経歴は明かされていないものの、唯一の肉親で足の不自由な弟・ジャンを養う為に独学でムエタイを身に付けてストリートファイトの世界に身を投じる。女性だという事を隠しバウンサー(用心棒)をやっているが、必殺技でKO負けし衣装が破れて下着が露になる事で、女性という事が明らかとなる。暴走族「BLACK CATS(ブラック・キャッツ)」リーダーのジャック・ターナーとの対決で敗退した過去を持つ。レストラン「ラ・モール」で用心棒をするなか、ムエタイの実力を見込まれてMr.ビッグに雇われる。

ミッキー・ロジャース

CV:マイケル・ビアード(初代)
第5ステージで登場したアマチュア・ボクサーでドレッドヘアーをしている。過去にコーチと名乗る詐欺師により大金を騙し取られた事がある。そのうえチンピラとのいざこざに遭遇した際、相手に重傷を負わせてしまいプロへの道閉ざされ、以降は武器密輸の仕事に関わっている。ボクサー故に、拳技が主となっている。

ジョン・クローリー

CV:臼井雅基
第6ステージで登場したサングラス姿の軍人で、「蒼い疾風」の異名を持つ。軍のパイロットだったが、墜落事故により目を負傷して引退し海軍士官学校の教官を務める。しかし、密かにMr.ビッグへ武器の横流しを行っていた事がバレて懲戒免職処分となった。

Mr.ビッグ

Mr.ビッグ(写真上列左)

CV:マイケル・ビアード
サウスタウンを取り仕切るマフィアのボスで、経歴や詳細は殆ど謎で本名のイニシャルが「J」という事や陸軍へ所属していた事くらいしか明かされていない。2本の短い棍を武器としており、これは以前ある特殊部隊へ所属していた際に会得した棒術によるもの。本作品でのリョウの妹ユリ誘拐事件の首謀者でもある。

Mr.カラテ

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@uek0267

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