うちはフガク(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはフガクとは『NARUTO-ナルト-』に登場するキャラクター。木ノ葉隠れの最強血族「うちは一族」の1人。うちはサスケとうちはイタチの父親である。『NARUTO-ナルト-』本編が始まった頃にはすでに故人となっていた。木ノ葉警務部隊の隊長を務めており、「兇眼のフガク」という異名で敵から恐れられていた。厳格だが、家族を大切に思う愛情深い人物だったようだ。

サスケが生まれてすぐのことである。木ノ葉隠れの里を九尾の妖狐が急襲。うちは一族は九尾と直接戦闘はせず、里内の非戦闘員の保護のみをするよう命じられていた。うちは一族の強力な瞳術であれば、九尾を操ることもできる。里は、うちは一族が九尾襲来に関わっていると疑っていたのである。
事件のあと、うちはマダラの時代からあった木ノ葉隠れの里とうちは一族の溝は更に深まり、うちは一族はあからさまに冷遇されるようになる。うちは一族の居住区が里の隅に追いやられたのもそのためだ。さらには監視もつけられるようになり、フガクはうちは一族の未来を憂うようになる。

滅亡への足音

九尾事件から6年後。うちは一族の不満は膨れ上がっていた。その不満を発散するため、うちは一族の者が所属する警務部隊の里の人々への取り締まりは厳しくなる。それに対して里の者たちからは当然不満が出る。完全なる悪循環に陥っていた。警務部隊の隊長であったフガクは、隊員たちを諌めてはいたが、状況は悪化していくばかり。やがて、警務部隊に上層部から苦情が入るようになる。

息子・イタチの暗部入り

一族内で木ノ葉隠れの里への不満が高まり、クーデターの話が出始めた。その頃、フガクの自慢の長男であるイタチが暗部に昇格。フガクはイタチに、木ノ葉隠れ中枢の情報をうちは一族に伝えるスパイとなることを命じる。しかし、イタチは次第に一族から距離を置き始めた。不穏な気配を感じ取り何かを悟ったフガクは、イタチに憧れるサスケに「もう兄さんの後は追うな」と忠告する。そうしてついに、最期の日が訪れた。

うちは一族の滅亡

うちは一族の中で、クーデターはすでに決定事項となっていた。そんな中、フガクはイタチに対して、自身が万華鏡写輪眼の開眼者であることを明かす。万華鏡写輪眼の力があれば、九尾を操ることもできる。うちは一族の人間がこの事実を知れば、一族はさらに多くのことを望み、大きな被害が出るだろう。フガクは無血革命を成功させるためには、瞳力ではなく暗部であるイタチの協力が必要だと告げる。しかし、イタチは木ノ葉隠れの里についた。イタチが自分たち一族を抹殺することに気がついていたフガクは、妻のミコトと共にイタチを部屋に招き、彼の手にかかることを受け入れた。

うちはフガクの関連人物・キャラクター

うちはサスケ

うちはサスケは『NARUTO-ナルト-』の主要登場人物。うちはフガクの次男である。長男のイタチに比べると未熟であったが、下忍になる前に高難易度の「火遁・豪火球の術」を会得するなど、十分優秀。顔には出さなかったが、サスケが幼くしてうちは一族伝統の術を会得したことを、フガクは喜んでいた。サスケから見ると、父は優秀なイタチのことばかり気に入っているようだったが、妻のミコトによると、ミコトの前ではサスケの話ばかりしていた様子。フガクにとって、サスケも大切な息子だった。

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うちはイタチ

うちはイタチは、フガクの長男。幼い頃から初見で「火遁・豪火球の術」を会得するなど非常に優秀で、フガクはイタチのことを誇りに思っていた。イタチは後に暗部となり、里に対してクーデターを企てるうちは一族の殲滅を命じられる。イタチは弟のサスケを守るため、苦しみながらも両親と里の者たちを抹殺。フガクはイタチのその決断を受け入れ、抵抗せずその手にかかって死亡した。

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うちはミコト

うちはミコトは、フガクの妻。サスケとイタチの母である。木ノ葉隠れの里の上忍だった。ナルトの母親であるうずまきクシナとは友人関係だったようだ。不器用なフガクの理解者であり、夫と息子たちの橋渡し的な役割をこなしていたようだ。元々うちは一族の人間なのか、他の一族から嫁いできたのかは不明。フガクとともに、イタチによって殺害された。

はたけカカシ

はたけカカシは、木ノ葉隠れの里の忍。フガクの息子・うちはサスケが所属する班の担当上忍である。第三次忍界大戦時、カカシは片目を失ったが、友人のうちはオビトから目の移植を受けて助かった。カカシはうちは一族ではないにもかかわらず、写輪眼を得ることとなったのだ。うちは一族の内部では、カカシが写輪眼を得たことを問題視する声が上がっていたが、フガクはオビトの意思を尊重しようと考え、カカシの写輪眼をそのままにしている。

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うちはフガクの名言・名セリフ/名シーン・名場面

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