TMG(Tak Matsumoto Group)の徹底解説まとめ
「TMG(Tak Matsumoto Group)」とは、B’zのギタリスト・松本孝弘が自身のソロプロジェクトとして海外アーティストとともに始動したバンドだ。2004年にリリースされた1stシングル『OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~』はオリコン週間チャート最高3位、1stアルバム『TMG I』はオリコン週間チャート最高1位と、英語歌詞でありながら日本で高い人気を誇った。2024年には20年ぶりに2ndアルバムをリリースし、日本6都市でツアーも開催した。
2004年12月15日発売
DVD DISC1(ライブ本編)
1. Everything Passes Away
2. I wish you were here
3. Signs of Life
4. TRAPPED
5. I Know You by Heart
6. TRAIN,TRAIN
7. RED,WHITE AND BULLET BLUES
8. BLUE -Tak’S SOLO-
9. Two of a Kind
10. WONDERLAND
11. THE GREATEST SHOW ON EARTH
12. KINGS FOR A DAY
13. NEVER GOOD-BYE
encore
1. (You Can Still) Rock In America(ナイト・レンジャーの曲)
2. TO BE WITH YOU(MR. BIGの曲)
3. OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~
DISC2(ドキュメンタリー)
1. Tour Documentary
2. Tour Member Profile
VHS
・ライブ本編
・Tour Documentary
2004年7月30日から9月7日にかけて開催されたライブツアー「TMG LIVE “Dodge The Bullet”Tour」(全国9か所17公演)を映像化したもので、アルバム収録曲を圧巻のパフォーマンスとともに披露した。
また、ナイト・レンジャーの楽曲「(You Can Still)Rock In America」や、MR.BIGの楽曲「TO BE WITH YOU」も披露され、実際に現地でライブをみているかのような臨場感あふれる映像作品となっている。
TMG(Tak Matsumoto Group)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
『OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~』
TMGの曲といえばコレと誰しもが挙げるほど、衝撃を与えたシングル曲だ。PVでは花魁がマイクを持って立っている姿が映しだされてイントロが始まり、松本孝弘とエリック・マーティンのかけ合いによるラップを一緒に歌う。東洋のオリエンタルサウンドと西洋のロックサウンドを融合した楽曲にふさわしいPV内容になっている。
『GUITAR HERO』
2ndアルバム『TMG II』のラストに収録されている楽曲で、ジャック・ブレイズが松本孝弘をイメージして作詞し、疾走感のあるハードロックナンバーに仕上がっている。
同楽曲を紹介する短尺のミュージックビデオでは、武将の兜と鎧と同時にTMGの文字が映しだされ、バンドが激しく演奏している様子もみることも可能だ。「OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~」と同様、“和”と“洋”を強くイメージして作られている。
『CRASH DOWN LOVE』
2ndアルバム『TMG II』の1曲目を飾る楽曲。アメリカのハードロックとB’zの楽曲が融合したようなロックナンバーで、80年代のロックを彷彿とさせるシンプルなギター、ベース、ドラムに、エリック・マーティンの歌声が見事にハマっている。
同楽曲を紹介する短尺のミュージックビデオでは、アルバムの楽曲を制作しているメンバーの姿が映しだされており、全員の仲の良さなどが感じられる内容だ。
TMG(Tak Matsumoto Group)の名言・発言
松本孝弘「記録なんてものはいつか抜かされるもの。だから一喜一憂せずに自分たちが届けたい音楽を作り続けるだけ。」
シングルが50作連続でオリコン1位を獲得し、これに関して音楽雑誌からインタビューを受けた際の一言。松本孝弘はB’z、そしてTMGでもほとんどの楽曲制作を手がけており、その際の気持ちを初めて口にし、彼の人間性も垣間見れた瞬間だったと言えるだろう。
松本孝弘「物事をネガティブに考えていると、ポジティブなものがどんどん逃げていってしまう。仕事もプライベートもその時間を楽しんでできるだけ意味のあるものにしたい。」
B’zのオフィシャルブック『B’z TWELVE』に掲載されたインタビューでの発言。物事をネガティブに考えずにポジティブに捉えることで、より幸せな方向へ人生を持っていこうとする気持ちが表されている。
エリック・マーティン「僕にとって歌うことは“仕事”という感覚ではなく、ツアーをやって歌うことが“日常”なんだ。家でじっとするなんて僕にはできない。」
2017年4月に新バンドのUSAポップ・ブリゲイド”を率いて来日した際のインタビューで語った内容。“本業”とも呼べるMR.BIGのほかにも精力的に活動を展開している彼にとって、音楽は仕事ではなく生活の一部になっていることが分かる発言だった。
エリック・マーティン「僕の声で誰かの心に触れることができるとしたら、それが一番の幸せだよ。ありったけの愛を込めて。」
ボイス・オブ・ユース JAPANチャリティーソング・プロジェクトに参加し、シングル『I’ll be there just for you』についてインタビューされた際の発言。同楽曲に対する気持ちを力強く語っており、どんなときでも全身全霊を込めて歌う彼の姿勢が示されている。
エリック・マーティン「僕の心は日本の皆さんとともにあり、祈りをINORIとともに捧げます。」
東日本大震災の発生後に、“日本への祈りを捧げる”として届けられたコメント。「INORI」コンピレーションアルバム『Erick Martin Mr. Vocalist Best』に収録された1曲で、日本語訳詩を付加した新録カバーを、エリック・マーティンの日本サイトのトップ・ページで2011年3月18日から期間限定でフル視聴できるようにした。コメントが届けられた当時は、彼の日本に対する愛と気遣う気持ちなどが全ての人の胸を打ったと言えるだろう。
TMG(Tak Matsumoto Group)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
TMGの名前の由来はMSG
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目次 - Contents
- TMG(Tak Matsumoto Group)の概要
- TMG(Tak Matsumoto Group)の活動経歴
- TMGの原点
- TMG結成までの経緯
- ライブツアーで全国5都市9公演を開催
- 1stアルバム『TMG I』を海外でもリリース
- 2024年に再集結して2ndアルバム『TMG II』を発売
- デジタル配信とCDで『TMG II』を世界展開
- TMG(Tak Matsumoto Group)のメンバー
- 第1期(2004年)メンバー
- 松本孝弘(Tak Matsumoto)
- エリック・マーティン(Eric Martin)
- ジャック・ブレイズ(Jack Blades)
- ブライアン・ティッシー(Brian Tichy)
- シンディ・ブラックマン(Cindy Blackman)
- クリス・フレイジャー(Chris Frazier)
- 第2期(2024年)メンバー
- 松本孝弘(Tak Matsumoto)
- エリック・マーティン(Eric Martin)
- ジャック・ブレイズ(Jack Blades)
- マット・ソーラム(Matt Sorum)
- 滝山幸英(Yukihide “YT” Takiyama)
- TMG(Tak Matsumoto Group)のディスコグラフィー
- シングル
- 『OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~』
- アルバム
- 『TMG I』
- 『TMG II』
- ライブ・ビデオ(DVD・VHS)
- 『Dodge The Bullet』
- TMG(Tak Matsumoto Group)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『OH JAPAN ~OUR TIME IS NOW~』
- 『GUITAR HERO』
- 『CRASH DOWN LOVE』
- TMG(Tak Matsumoto Group)の名言・発言
- 松本孝弘「記録なんてものはいつか抜かされるもの。だから一喜一憂せずに自分たちが届けたい音楽を作り続けるだけ。」
- 松本孝弘「物事をネガティブに考えていると、ポジティブなものがどんどん逃げていってしまう。仕事もプライベートもその時間を楽しんでできるだけ意味のあるものにしたい。」
- エリック・マーティン「僕にとって歌うことは“仕事”という感覚ではなく、ツアーをやって歌うことが“日常”なんだ。家でじっとするなんて僕にはできない。」
- エリック・マーティン「僕の声で誰かの心に触れることができるとしたら、それが一番の幸せだよ。ありったけの愛を込めて。」
- エリック・マーティン「僕の心は日本の皆さんとともにあり、祈りをINORIとともに捧げます。」
- TMG(Tak Matsumoto Group)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- TMGの名前の由来はMSG
- MSGは“インスピレーションがあった”ことで結成
- ボーカルとしてデイヴィッド・カヴァデールが候補に浮上
- 「Mステ」出演時にはジャック・ブレイズがボーカルを担当
- KAT-TUN「Real Face」のメロディを盛り込んでいる「Gutiar Hero」