矢澤にこ（ラブライブ！）の徹底解説・考察まとめ

矢澤にこは、家では弟妹の面倒を見ている長女。忙しい母親に代わって家事をこなすことが多いため、実は料理が得意だ。家が金持ちで「食事はシェフに作ってもらう」という真姫に対抗するため、料理をすることはしばらく隠していた。

矢澤にこの来歴・活躍

μ'sへ加入

入学希望者の減少により、廃校の危機に陥った音ノ木坂学院。学校を救うため、高坂穂乃果は幼なじみ2人とともに、スクールアイドルグループ「μ's」を結成。学校の宣伝をすることにした。アイドル好きの矢澤にこが、このニュースを聞き逃すはずがない。にこはすぐに穂乃果たちの活動をこっそり偵察。アイドルに対する理解が浅い穂乃果たちに「解散しなさい」と厳しい言葉をぶつける。
後日、にこの前に穂乃果たちがやってきた。穂乃果たちは、スクールアイドル活動を部活動として認めてもらえるよう動いていた。しかし、アイドルに関する部がすでにあるため、似たような部を作る許可は出せないと言われてしまう。すでにあるアイドルに関する部とは、にこが部長を務める「アイドル研究部」だった。穂乃果たちは、アイドル研究部と話をつけるためににこの元へやってきたのだ。穂乃果からスクールアイドル活動への協力を求められたにこは、それを拒絶して穂乃果たちを追い出してしまう。にこはかつて、他の子とスクールアイドルをしていたが、周囲の子がにこの熱量について来られず解散してしまったのだ。その出来事を忘れられないにこは、穂乃果たちもきっと半端な気持ちなのだと思っていた。しかし、穂乃果たちは拒絶するにこにめげることなく、手を差し伸べた。にこは穂乃果を受け入れ、穂乃果たちμ'sはアイドル研究部へと入部することで、部活動としてのスクールアイドル活動が可能となる。そしてにこも、μ'sに正式加入し、仲間とともにアイドル活動ができるようになった。にこはアイドル研究部の部長として、アイドルを熟知する者として、穂乃果たちにアドバイスを送りながらアイドル活動を楽しむ。

μ's解散の危機

スクールアイドルとしての活動をしていく中で、μ'sの知名度はどんどん上がっていた。やがて、μ'sのランキングは19位となり、スクールアイドルの祭典「ラブライブ！」に出場できるチャンスが訪れる。ランキング上位を維持するため、最後の追い込みをかけようとμ'sはライブを行うのだが、このライブでやる気が空回りした穂乃果は、体調を崩してステージ上で倒れてしまった。この失敗と、アイドル活動に夢中になりすぎて友人の変化に気が付かなかったことにショックを受けた穂乃果は、スクールアイドルを辞めると言い出す。それに対し、真っ先に怒りを表したのがにこだった。にこはアイドルに特別執着している。そのため、簡単に投げ出せる穂乃果が許せなかったのだ。穂乃果を信じてμ'sに入ったため、怒りは一層強かった。穂乃果が脱退したあとも、にこは1年生の凛や花陽と一緒に、アイドルとしての練習を続ける。仲間がバラバラになってもにこがスクールアイドルを続ける理由は「好きだから」だ。にこのシンプルな行動理由は、穂乃果の心を動かした。にこや皆の思いが少しずつ穂乃果の心を動かし、解散の危機にあったμ'sは復活。次の「ラブライブ！」に向けて動き出す。

ラブライブ！出場を目指して

穂乃果がステージ上で倒れるというトラブルがあり、それがきっかけで一度は参加を見送った「ラブライブ！」。その「ラブライブ！」が、再び開催されることが決まった。どうしても「ラブライブ！」に出場したいにこ。一方、穂乃果は学校の存続が決まったこともあり、出なくてもいいのではないかという考えだ。そこでにこは、穂乃果に神社の階段を駆け上がる勝負を挑む。先に一番上までのぼったほうが勝ち。勝ったほうの意見を採用するという勝負だ。この勝負は結局、にこが途中で転び中断となった。しかし、3年生がもうすぐいなくなってしまうため、このメンバーで「ラブライブ！」に出られる最後のチャンスなのだということに気づいた穂乃果は、考えを一変させた。こうして、にこの望み通り、μ'sは「ラブライブ！」の出場を目指すことになる。

にこの過去

「ラブライブ！」出場に向けて練習を続けるμ'sだったが、にこが練習を休むようになる。気になったメンバーはにこの後をつけ、にこが出張中の親に代わって弟妹たちの面倒を見るために早く帰っていたことを知る。にこは弟妹たちに、自分は人気のスクールアイドルで、μ'sのメンバーはバックダンサーであると説明していた。バックダンサーにされたことに不満を抱くメンバーだが、にこが家族にそう説明していたのは、彼女の過去が関係していた。にこは1年生の頃にスクールアイドルをやっていた。おそらくそのとき、妹たちに「アイドルになった」と話したのだ。その後、仲間の離脱でスクールアイドル活動は止まってしまう。にこはそれを妹たちには言えず、ずっとアイドルとして活動していたと言ってきた。それはプライドだけの問題ではなく、にこが心の底からアイドルにあこがれていた結果だった。にこはアイドルでいたかったのだ。そんなにこの思いを汲み、μ'sのメンバーはにこの弟妹たちを招待し、にこの特別ライブを開くことに。仲間たちにステージを用意してもらったにこは、ステージ上で家族に、μ'sとしてみんなで輝いていきたいのだと語った。

憧れのラブライブ！出場

思いを1つに練習とライブを重ね、スクールアイドルの中でも屈指の人気を誇るようになったμ's。彼女たちは、夢の舞台「ラブライブ！」に出場することとなった。μ'sは「ラブライブ！」が終わったら解散すると決めている。にこは、自分たち3年生が卒業したあとも、1.2年生がμ'sを存続させることを望んでいた。アイドルグループのメンバーは入れ替わるものだ、と考えていたためだ。自分がいなくても、自分がいたμ'sというグループは残る。それでいいと考えていた。しかし、穂乃果たち他のメンバーはそれを望まなかった。今の9人が「μ's」なのだという思いが強かったのだ。そのため、「ラブライブ！」本戦がμ'sの最後の舞台となる。にこたちは、自分の気持ちを全てパフォーマンスにぶつけた。その結果、μ'sは「ラブライブ！」で優勝。その名前は、全国へと轟いた。そして、にこたち3年生は卒業の時を迎え、穂乃果ら後輩たちに見送られて学び舎を後にする。ところが、物語はそれで終わらなかった。

最後のライブ

卒業式を終え、帰ろうとしたμ'sのメンバー。そんな彼女たちに驚きの知らせが届く。次回の「ラブライブ！」はアキバドームで開催される予定で、その会場を満員にするため、μ'sにスクールアイドルの宣伝をしてほしいというのだ。宣伝の一環として、μ'sはアメリカでライブを行うことになる。アメリカでのライブは大成功し、μ'sの人気はさらに上がることに。「ラブライブ！」の運営は、μ'sにもドームで行われる「ラブライブ！」に出場して盛り上げてほしいというが、穂乃果たちはその申し出に戸惑っていた。にこは、解散を引き伸ばしにしてドームライブに出演することは、「解散する」と決めたときの決意を無意味にしてしまうと考え、反対の立場だった。最終的に、μ'sは自分たちが解散してもドームライブを盛り上げることができる策として、全国のスクールアイドルを一挙に集めたイベントの開催を決断。数多のスクールアイドルたちを前に改めて解散を宣言し、しかしイベントを通してスクールアイドルの魅力を世の中に発信した。μ'sは解散したが、にこのアイドル研究部は彼女たちが卒業したあともの残っており、新しいスクールアイドルの活躍の場となっている。

矢澤にこの関連人物・キャラクター

μ's

高坂穂乃果

高坂穂乃果（こうさか ほのか）は、音ノ木坂学院の2年生。アニメ『ラブライブ！』の主人公にして、μ'sの中心人物。彼女は、音ノ木坂学院の知名度を上げて入学希望者を増やし、廃校の危機を回避するため、スクールアイドル活動を始めた。にこにとっては、自分ができなかったことをやってのけた嫉妬の対象であり、また自分に再び仲間とアイドル活動をするチャンスをくれた重要な人物でもある。

南ことり

南ことり（みなみ ことり）は、音ノ木坂学院の2年生。μ'sのメンバーの1人で、高坂穂乃果・園田海未とは幼なじみという関係だ。彼女はμ'sの服飾担当として、日々かわいいライブ衣装を作っている。オシャレが好きなにこも、ことりを手伝って衣装を作ったことがある。

南ことり（ラブライブ！）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

南ことりとは『ラブライブ！School idol project』に登場するキャラクターの1人。音ノ木坂学院を舞台に活躍するスクールアイドルグループ「μ's（ミューズ）」のメンバーである。主人公・高坂穂乃果の幼なじみで、音ノ木坂学院の理事長は、ことりの母親だ。ことりはかわいい洋服をデザインして作ることとお菓子作りが好きな、ふんわりした印象の女の子。温厚な性格で、誰かと喧嘩することがない。

園田海未