オフサイド(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『オフサイド』とは、堀内夏子によるサッカー漫画。『週刊少年マガジン』で1984年から1992年に連載された。背が高いだけで幼少期よりゴールキーパーをしていた熊谷五郎は自身の才能に気付くことなく中学時代を過ごし、公式戦では1勝もできなかった。運命の奇妙な巡り合わせにより、五郎はサッカー名門校の横浜南高校から川を挟んだ場所にある私立川崎高校に入学する。同学年の薬丸秀樹、佐藤真悟らとともに、横浜南高校を超える全国の強豪校へと成長していく様子が、平凡な高校生活のなかで描かれている。

川高を倒すためにヨコナン入学を選んだゴールキーパー。1年時からヨコナンのレギュラーに定着した名手。

神奈川県の高校

島原 誠(しまばら まこと)

ポジション:FW
身長:176cm
体重:62kg
CV:千葉一伸
右ウイングを中心とした縦への突破、センタリングが得意。瀬谷二高校主将。ヨコナン茅野と同学年、五郎達の一つ上の学年。快速ウイングで0度からのセンタリングで五郎たちを苦しめた。監督もマネージャーもいないチームをまとめ上げた。

大伴(おおとも)

ポジション:FW
CV:長谷部浩一
瀬谷二高所属。島原とは同い年だが、一年留年しているため学年は五郎たちと同じ。大柄な体格を生かしたヘディングが得意で、瀬谷二では島原のセンタリングに合わせることができる唯一の選手で、貴重な点取り屋が入部した。石頭で壁を壊すほどパワーがある。2年時の国体では最終ラインで得意なヘディングを生かし守備で奮闘した。

黒崎 享(くろさき とおる)

ポジション:GK
茅ヶ崎商工所属。南海の虎と称されている。28試合の無失点記録を更新していた。中学時代には全国のベストイレブンにも選出されている。国体でも神奈川選抜に選ばれており、日比野勝彦を控えのゴールキーパーに追いやるほどの実力である。

吉川 晃一(きっかわ こういち)

ポジション:MF
茅ヶ崎商工所属。黒崎を慕って常に行動を共にしている。チームでは唯一の黒崎の理解者であった。

奥村 保夫(おくむら やすお)

ポジション:FW
身長:167cm
体重:55kg
小田原商業高所属。山奥の暮らしで、兄と二人でサッカーをしていたためにFWとGK両方が出来るため、幹夫とのゴール前の守備の連携は抜群。俊足、薬丸にも競り勝つ場面もあり。100m1本は平凡なタイムだけど100m100本ならだれにも負けない。インターハイ予選準決勝のヨコナン戦では、貴重な決勝ゴールを決めている。

奥村 幹夫(おくむら みきお)

ポジション:GK
身長:180cm
体重:110kg
小田原商業高所属。身体能力に優れたゴールキーパー。高さと強さを併せ持つ。保夫とは双子だが、二卵性で全く似てない大柄の肥満体型。強力なキック力があり、川高戦では先制点となるロングシュート決めている。

保坂 一範(ほさか かずのり)

ポジション:MF
朝日高校所属。パスセンスと視野の広さを持つ。ヨコナンの茅野とは中学時代のチームメイトであった。しかし腎臓病を患っているため、トップクラスの試合でフル出場することはできない。国体では、試合を重ねる毎に体調が悪化していたが、決勝では、自らの限界を察知して、自らの足でピッチを後にしている。4アシストは大会最多を記録し、記憶だけでなく記録を残す活躍を見せた。

舟木(ふなき)

ポジション:MF
足柄高校所属。茅野と同学年。国体神奈川選抜。決勝前夜にチームメイトとの花火を楽しんだり優勝後に涙する描写があったが、以降は登場なし。

西村(にしむら)

ポジション:DF(サイドバック)
小田原高校所属。茅野と同学年。国体神奈川選抜。舟木と同様に出番も少なく、国体以降は登場なし。

埼玉県蕪双高校

堂島 譲二(どうじま じょうじ)監督

CV:三宅健太
蕪双高校サッカー部監督である。元日本代表のゴールキーパーであり、全国的にも指導者への影響力は大きい。川高の阿部が喧嘩に巻き込まれた事件で、川高のインターハイ出場の可否について検討されたが、堂島の一声で川高が出場できるようになった。昭和の体育教師の典型的なタイプの一人。上下関係に厳しく松浦や西崎すらかなわない。松浦とタイマンでの殴りあいは、姑息な手段も惜しみなく使って松浦に勝利する。

松浦 猛(まつうら たけし)

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