便利屋斎藤さん、異世界に行く(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『便利屋斎藤さん、異世界に行く』とは、一智和智による漫画及びそれを原作としたアニメ作品。『ComicWalker』(KADOKAWA)を中心にニコニコ静画などのweb漫画サイトにて2018年10月より連載を開始した。現実世界で便利屋として働いていた斎藤が、ある日突然異世界に転移し、便利屋として活躍する。コミカルで心温まるストーリー展開や、仲間たちとの絆を深めていく成長過程が魅力的な異世界ファンタジー。

水晶の塔

月光妖精の呪いを解くことができるとされる塔。塔を認識するためには鍵が必要。

イキリダンコンダケ

中毒性のあるきのこ。珍味中の珍味で食べると止まらなくなるが、中毒性の高さから法律で規制された。

大魔導百科事典マホペディア

魔法のことは何でも載ってる百科事典。著者はモーロックだが、モーロック自身は書いたことを忘れている。

タン・マキ

神の贈り物と言われる果物。レモンに非情に似ている。

コンチーの実

巨大なバナナのような実。

戦盤

将棋のようなボードゲーム。取った駒は使えないが、敵陣内で相手の駒を倒すと、その力に乗り換えることができる。

『便利屋斎藤さん、異世界に行く』の名言・名セリフ/名シーン・場面

ラエルザ「いつでも私の一番だ」

黄金乃勇者杯の本戦の1回戦で、ラエルザはイグラムと当たり、苦戦を強いられた。しかし、斎藤の作戦もあり、強者のイグラムを打ち倒すことに成功する。斎藤は、ラエルザに自身は実は玖郎という名前で、9番目の男という意味でしかなく、優秀な兄たちとも比べられるこの名前が好きではないことを告げていた。そのため、ラエルザは、自身にイグラムを倒させたそのスキルや優しさなどは斎藤の唯一無二のものであり、斎藤は9番目の男などではなく、「いつでも私の一番だ」と告白めいた想いを告げるのであった。

タンゼント「さよなら母であり姉であり妻となってほしかったひと」

勇者タンゼントは、かつて蛇の魔王を討伐するため、自爆して死んだ。しかし、蛇の魔王は完全には死んでおらず、タンゼントの未練に寄生することで生きながらえていた。いよいよ力が戻ってきて、タンゼントの黄金の鎧を動かすことで、現代の冒険者を次々と襲う蛇の魔王は、斎藤達とかつての勇者の恋人カドレアと出会い、急襲する。斎藤達と砦の七士騎の連携により、蛇の魔王を打ち倒すことに成功した斎藤達の前に、勇者タンゼントが現れた。タンゼントは、恋人のカドレアにプロポーズをすることを夢見ていたが、志半ばでその命を終わらせており、その未練を蛇の魔王に付け込まれたのであった。タンゼントは、カドレアに求婚のブレスレットを渡し、「さよなら母であり姉であり妻となってほしかったひと」と満足そうに消えていった。

ラファンパン「サイトウ死なないで」

斎藤は、ラファンパンの呪いを解除するため、月光の森に来ていた。敵の分断工作により、ラエルザ、モーロックと分断されたラファンパンと斎藤は、蟲人の王子と戦い、斎藤は致命傷を負う。敵はなおもラファンパンを狙い、捕食しようと口を広げており、ラファンパンは今までの自分であれば、仲間を見捨てて自身だけ助かる道を選ぶところ、斎藤を見捨てることはできず、例え自身が捕食されて命を落とすとしても、「サイトウ死なないで」と、祈るように回復魔法をかけるのであった。

『便利屋斎藤さん、異世界に行く』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

国家公認勇者パーティーの成長

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