鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』とは、2014年6月から鴻池剛の公式サイト「ウッドブック」と、ツイッターに公開している、猫のぽんたとその飼い主鴻池剛の日常を描いたコミックエッセイ。2015年に単行本第1巻が刊行された。攻撃的すぎる猫ぽんたと、振り回されっぱなしの鴻池剛の日常を描く。第2巻からは野良猫出身のアルフがこれに加わり、混乱した日常がますますパワーアップ。さらに成長したアルフとおっさん化したぽんたの、ほのぼのでもなくマンネリとはほど遠い、スリリングな毎日が描かれていく。

鴻池剛

不遇のマンガ家。仕事と猫ぽんたとアルフの世話に毎日追われ、疲労とストレスの極致。非常に忍耐強いが、ぎっくり腰や食あたり、インフルエンザと、不調がたえない。ストレスから過呼吸を発症した。健康に気を使っていた矢先、ついに盲腸で入院。窮地にあっても、頭をよぎるのはぽんたとアルフの顔である。1986年4月22日生まれ。

アルフ

正式名アルフレッド。マンションの外をふらふら歩いて猫風邪を患い目が開けられない状態でいたところを鴻池剛に保護された。ぽんたより小柄でキジ白柄ハチワレの雄。マンガでは茶色のぽんたに対し、グレーでぽんたより小柄なアルフ、とわかりやすく描き分けられている。獣医さんからはきれいな顔と言われた。性格は人懐っこく甘えん坊。ハゲを気にする鴻池剛の髪で毎朝遊ぶのが日課。先住猫のぽんたとは、けんかしながらも寄り添ったりして、関係性はいまだに謎ながら共生している。ぽんたより4歳年下の2015年8月15日生まれ(推定)。

ぽんたとアルフをめぐる人々

友人のメガネ

ぽんたを保護したものの、家族の猫アレルギーを理由に、鴻池剛に押し付けた。「のんた」の名にこだわりがあり、ぽんたにもアルフにもそう命名しようとして失敗。鴻池剛の入院中はぽんたとアルフの世話をひきうけたが、この時もぽんたを「のんた」と呼んでやまない。ぽんたとの絆が強まり、心を開いてくれたぽんたが「パパー」と言って胸にとびこんできたという感動的な作話を鴻上剛にしれっと伝える。ぽんたとアルフを見るためのカメラの前を平気で裸でうろつき、ぽんたが股間を隠す構図になったことも。自らを「真の飼い主」だとぽんたに主張。

前の家の管理人のお婆さん

勝手に留守中に部屋に入ってぽんたに餌付けしていた。ぽんたのデブの原因である。鴻池剛の引っ越しの原因でもある。

小川くん

鴻池剛の漫画家仲間。身内にだけ強いぽんたに触っても嚙まれることなく、キーボードの上に箱座りするぽんたをどかせることもできていたが、ある時晴れてぽんたから受け入れられて攻撃をうけた。

妹さんとその子供

鴻池剛の妹さんとその子供たち。子供たちがぽんたとアルフをびびらせたため、速攻帰ることに。みんなでクレープパーティーするつもりだった鴻池剛は涙目。

マンションのお隣さん

ぽんたがベランダ越しに脱走した際保護してくれた。その後も「みーちゃん」と心配してくれた。

『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』の用語

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