鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』とは、2014年6月から鴻池剛の公式サイト「ウッドブック」と、ツイッターに公開している、猫のぽんたとその飼い主鴻池剛の日常を描いたコミックエッセイ。2015年に単行本第1巻が刊行された。攻撃的すぎる猫ぽんたと、振り回されっぱなしの鴻池剛の日常を描く。第2巻からは野良猫出身のアルフがこれに加わり、混乱した日常がますますパワーアップ。さらに成長したアルフとおっさん化したぽんたの、ほのぼのでもなくマンネリとはほど遠い、スリリングな毎日が描かれていく。

ゲロしそうな時に、してほしくない場所にする移動のこと。携帯の上だったり、鴻池剛のてのひらとは違う場所だったり、できれば避けてほしいところにする、ぽんたのゲロ直前の行動。

サイレントにゃー

口だけ開けて声は聞こえないサイレントにゃー。実際は高周波数の声を出しているらしい、猫の強い愛情表現だ。ぽんたの場合はそういう意味は込められていない。

鼻チュー

親愛の表現とされる、猫同士のあいさつ。ぽんたの場合はそうではない。アルフ相手の時は、ケンカの最中に突発的にする。
鴻池剛が相手の場合には、噛みつく前ぶりである。

シンクロ芸

鴻池剛の過呼吸の発作に、同時にビビるぽんたとアルフ。後ずさりするタイミングもいっしょ。

ぽんたとアルフがたまに見せる、完全同一行動。まったく同じフォルム、同じタイミングである。

『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

鴻池剛「何かおっさんくさいな…」

まだ幼い頃のぽんた。そばに寄ってきて、ゴロゴロと喉を鳴らす様子がとてもかわいい。が、そのうち、「ブブッ」「ヒュホッ」「ブヒッ」と、ビール飲んで酔っ払ったおっさんのような吐息をもらし、「何かおっさんくさいな…」と思わずにはいられない。ぽんたのかわいらしさのむこうにおっさんぽさが浮かび上がってくる、不思議な瞬間である。

鴻池剛「なんだ…話と違うな…」

一般の猫ちゃんの場合

ぽんたの場合

友人から送られてきた、猫ちゃんの撫でポイントの図解情報。頭、背中、しっぽの付け根を撫でるとうれしがるらしい。だがぽんたの場合は全く当てはまらないのだった。
頭を撫でると、気分のいい時はゴロゴロ喉を鳴らすが、機嫌が悪ければ「ウォォォォ」と絶叫する。しっぽの付け根は、触られてとろける部分だというツイッター情報もあったが、ぽんたの場合は、「シャーシャー」と威嚇で返してくるのだった。撫でた手をはたかれ、噛まれる鴻池剛。触られて喜ぶどころか、怒って攻撃してくるぽんたの姿に、猫の一般情報とぽんたの現実の違いを見せつけられ、「なんだ…話と違うな…」と悲しくなるのだった。

女性に撫でられるとかわいくなるぽんた

担当さん(男)に撫でられると、しだいに陰鬱な怒りをにじませてきて攻撃寸前になるぽんた。飼い主の鴻池剛でも「あんまり触ると噛みますよ」と思わず忠告してしまった。が、その直後、担当さん(女)が撫でると、目を閉じてうっとり、自分からスッと身を寄せていく反応ぶりなのだった。今まで明らかにならなかったぽんたの女好きな本性がはっきりとわかってしまった一瞬である。人によって態度があまりに違いすぎるぽんたを、驚愕の目で見てしまう鴻池剛だった。

トイレの時が一番凛々しい

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