鵺の陰陽師(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鵺の陰陽師』(ぬえのおんみょうじ)とは、陰陽師と幻妖の戦いを描いた川江康太によるファンタジー漫画。青春ラブコメ要素も多く、迫力あるバトルパートとギャグ調子の日常ラブコメパートの緩急が読者を引き込む。バトルシーンは細部まで書き込みがされており、迫力も満点。「次に来るマンガ2024」のコミックス部門で第7位となるほど人気がある。
主人公の矢島学郎は、学校で鵺という幻妖(妖怪のような存在)と出会う。封印されて思うように発揮できない鵺の代わりに、矢島は幻妖との戦いに身を投じることになるのだった。

『鵺の陰陽師』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

プロトタイプは読切漫画『鵺ん家』

『鵺の陰陽師』の作者・川江康太は、『鵺の陰陽師』を連載する前に数本の読切漫画を発表している。その中の1つ、『週刊少年ジャンプ』2022年15号に掲載された『鵺ん家』は『鵺の陰陽師』のプロトタイプに当たる作品だと考えられる。主人公の矢島学郎の容姿はだいぶ異なるが、鵺についてはその容姿がほとんど同じ。「学校が舞台である」、「(鵺を含めた)6体の大妖怪が封印されている」など、共通点が多い。

また『ジャンプGIGA』2020 AUTUMNに掲載された『瑕疵陰陽大戦』にも「鏖(ひょう)」という存在が登場しており、『鵺の陰陽師』に通じる設定がある。

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