鵺の陰陽師(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鵺の陰陽師』(ぬえのおんみょうじ)とは、陰陽師と幻妖の戦いを描いた川江康太によるファンタジー漫画。青春ラブコメ要素も多く、迫力あるバトルパートとギャグ調子の日常ラブコメパートの緩急が読者を引き込む。バトルシーンは細部まで書き込みがされており、迫力も満点。「次に来るマンガ2024」のコミックス部門で第7位となるほど人気がある。
主人公の矢島学郎は、学校で鵺という幻妖(妖怪のような存在)と出会う。封印されて思うように発揮できない鵺の代わりに、矢島は幻妖との戦いに身を投じることになるのだった。

藤乃代葉(ふじの しろは)

CV(ボイスコミック):東山奈央

陰陽師の中でも歴史が古い家系で、絶大な影響力を持つ二大旧家(にだいきゅうか)藤乃家の人間。藤乃家の中でも優秀で、幻妖と契約を結ぶことができる才能を持っていた。藤乃家の幻妖・狂骨(きょうこつ)と契約している。最初は鵺の契約者になるために夜島と敵対していたが、夜島に敗北したことにより藤乃家の呪縛から解放され自由の身に。後に夜島が隊長を務める第6支部に所属するようになる。任務のために生きてきて、藤乃家の中でも人形のように扱われてきたので、少し浮世離れしている。

狂骨(きょうこつ)

代々藤乃家の陰陽師と契約してきた幻妖。理性的で人との会話もすることができるが、好戦的で戦うことが好き。藤乃家に従順に仕えているというわけではなく、制御が難しい。藤乃家の人間も機嫌を損なわないように慎重に扱われている。藤乃代葉は久しぶりの契約者であり、それなりに気にかけている。

留袖四衲(とめそで しとつ)

夜島が隊長を務める第6支部に所属する陰陽寮の陰陽師。夜島の妹ではあるが、血は繋がっていない。幼い頃は一緒に暮らしていたが、父親・拓郎が幻妖に殺されたことをきっかけに仲違い。復讐などせずに平和に生きていきたい夜島と拓郎を殺した幻妖に復讐するために陰陽師になることを選んだ留袖。留袖は矢島が隊長を務める第6支部に所属することを拒んでいたが、鵺の強引な仲介もあって一応仲直りした。臆病で日和見な性格で友達があまりうまくできなかった夜島と正反対な性格で、転校初日から先輩後輩同級生関係なく交友関係を広げるなど、夜島からすれば考えられないほどのコミュニケーション能力を持っている。

陰陽寮(おんみょうりょう)

皇善哉(すめらぎ よしや)

陰陽寮の討伐隊第1支部の隊長。厳格そうに見える老齢な戦士だが、茶目っ気がたっぷりでかわいらしい一面を持つ。令力を使って重力を操ることが可能。

風巻弧宮子(しまき こみやこ)

陰陽寮の討伐隊第2支部の隊長。ちゃらけた感じの女性だが、感が鋭く、「面白そう」ということは大体当たると隊長達からの信頼も厚い。

菅道領(すが どうりょう)

陰陽寮の討伐隊第3支部の隊長。顔に傷があり、少し怖そうだが、実は穏やかな性格。

鶤狩兵一(いがり へいいち)

陰陽寮の討伐隊第4支部の隊長。小柄だが優秀な戦士であり、隊長会議でまとめ役をするなど、リーダー的な役割を果たす。

卦羽洋七(かばね ようしち)

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