鵺の陰陽師(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鵺の陰陽師』(ぬえのおんみょうじ)とは、陰陽師と幻妖の戦いを描いた川江康太によるファンタジー漫画。青春ラブコメ要素も多く、迫力あるバトルパートとギャグ調子の日常ラブコメパートの緩急が読者を引き込む。バトルシーンは細部まで書き込みがされており、迫力も満点。「次に来るマンガ2024」のコミックス部門で第7位となるほど人気がある。
主人公の矢島学郎は、学校で鵺という幻妖(妖怪のような存在)と出会う。封印されて思うように発揮できない鵺の代わりに、矢島は幻妖との戦いに身を投じることになるのだった。

夜行(やぎょう)

長髪を持つ成人男性の姿をしたレベル4の幻妖。鍔女山(つばめやま)の美執村(みとりむら)を襲撃し、保管されていた重要な道具を奪取した。

日和(ひより)、朱(あか)、谺(こだま)

鍔女山(つばめやま)の美執村(みとりむら)にいた3体のレベル4の幻妖。全員が幼い少女の姿をしており、夜行が面倒をみている。

輪入道(わにゅうどう)

大柄で屈強な肉体を持つ成人男性の姿をしたレベル4の幻妖。強者と1対1で戦うことが好き。人は死に際が最も強く賢いという自論を持っており、戦闘中に相手を追い込みさらに強くしようとするクセがある。爆破に関する術を多用し、相手に自爆する刻印を付与したり、爆発する性質を持った幻妖を使役することが可能。周防七咲の許嫁だった桜楼晴日(おうつき はるひ)を殺害し、爆弾に変えた張本人である。

詩絵(しえ)

成人女性の姿をしたレベル4の幻妖。幻妖特有の気配を消すことに優れており、人間社会に完全に溶け込んでいる。あろうことか、陰陽寮の事務員として働いている。

白沢(はくたく)/依子(よりこ)

成人女性の姿をしたレベル4の幻妖。人間社会に溶け込んでおり、体育教師として働いている。人間としての名前は依子(よりこ)。子供好きであり、女と子供は殺せない性格。与えられた役割を果たすために藤乃代葉と戦ったが、盡器の破壊にとどめ命までは取らなかった。それでも藤乃代葉の実力を判断して手抜きをすることなどはできず、重症を負わせている。鵺に敗れて第6支部の捕虜となった。

その他

キャシー

鵺の友人である人型の幻妖。猫耳を付けた少女のような見た目をしている。空間移動の能力を持っており、鵺が夜島と出会う前は、封印されている部屋までいろいろな娯楽品を届けていた。面倒くさがりな雰囲気はあるが、留袖の修行相手になるなど、協力的ではある。

烏天狗(からすてんぐ)

鍔女山(つばめやま)の美執村(みとりむら)に住み着き守護をしている。夜島の肩に乗るほど小さな幻妖で女性。気配と令力を消す能力を持つ。

膳野忍八(ぜんの じんぱち)

夜島のクラスメイト。外見は真面目で大人しそうな雰囲気だが、実は漢気あふれる性格であり、気に入らないことは気に入らないと言える強い性格。ただケンカが強いわけではないので返り討ちに遭うことが多い。

『鵺の陰陽師』の用語

幻妖(げんよう)

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