荒くれKNIGHT(吉田聡)のネタバレ解説・考察まとめ

『荒くれKNIGHT(ナイト)』とは、吉田聡の漫画作品。1995年から2005年まで『ヤングキング』誌で連載され、2006年に『月刊荒くれKNIGHTマガジン』誌で再開。吉田の人気作品『湘南爆走族』と同じく、湘南を舞台にした暴走族をテーマにしつつも、生々しい暴力やセクシー場面がふんだんに盛り込まれ、より過激でアダルトチックな点が特徴だ。暴走族”輪蛇(りんだ)”の激しく残忍な闘争に背筋を凍らせながら、女子100人斬りを狙う輪蛇のリーダー、善波七五十(ぜんばないと)のお調子者的な言動も楽しめる。

藤木桂三(ふじけけいぞう)

異名は”悪魔の道化師”。乗っているバイクは”MMV AGUSTA 750Sport”。輪蛇のメンバーでは珍しく社交性があり、広い人脈を誇る情報通でもある。輪蛇がピンチに陥った際などに何処からともなく貴重な情報を拾ってくるのが得意。善波と同い年で、輪蛇への加入は善波よりも前。実家は蕎麦屋を経営しており、兄が店を継いでいる。

野呂定治(のろさだはる)

野呂定治(のろさだはる)

あだなは”白骨街道の重戦車”。乗っているバイクは”BMMW R75のサイドカー”。身長195cmの巨漢で、元ラガーマン。自称喧嘩無敗で「オレのゲンコツ3発(以内)で、誰でも倒れる」が、善波七五十には歯が立たない。春間が輪蛇に入ってきた際の教育係でもあった関係か、サイドカーに春間を乗せることも多い。

野口日出夫(のぐちひでお)

あだ名は”白骨街道の掃除人”。乗っているバイクは”HONDA VALKYRIE”。”白骨街道のクズ””と呼ばれる事もあるように、女性関係には輪蛇一だらしない。SEXした女性の恥ずかしい写真や動画を撮影しておいて、別れ話やユスリのネタにする事もある。両親は離婚しており、長距離トラックの運転手である父と2人暮らし。ピアノが得意。

木下喜一(きのしたきいち)

あだなは”白骨街道の哲学者”。乗っているバイクは”SUZUKI GSX KATANA”。かつては輪蛇3代目リーダーの座を善波七五十と競うほどの実力者だった。

暴走族チーム”虎武羅(こぶら)”

伊武恋二郎(いぶこいじろう)

善波七五十の最大のライバル。伊武恋二郎(いぶこいじろう)

3代目虎武羅リーダー。善波と互角に走りで勝負できる数少ないライダーでもある。

その他

善波雛子(ぜんばひなこ)

旧姓・三井(みつい)。お嬢さん学校である”開明女子高校”3年の時に、善波と偶然出会い、結婚。善波との間に一人息子ハジメがいる。会社重役の父を持ち、教育熱心で善波七五十を目の敵にする母がいる。

『荒くれKNIGHT』(吉田聡)の用語

輪蛇(りんだ)

”真夜中の太陽”の異名を持つ3代目リーダー、善波七五十(ぜんばないと)が率いる湘南最強の走り屋チーム。最狂最悪軍団と恐れられた暴走族”がらがら蛇”が、暴力や恐喝などの極悪行為に傾いていった時、純粋に”走り”を指向する仲間が抜けて作ったのが輪蛇だった。初代リーダーは”赤蛇”こと内海マコト(うちうみまこと)。二代目リーダーが木原篤(きはらあつし)。チーム防衛のため、メンバーの総数なども含めて組織の正確な情報は明かされておらず、神出鬼没の”裏輪蛇(うらりんだ)”という別動隊も存在する。

虎武羅(こぶら)

伊武恋二郎(いぶこいじろう)を3代目リーダーとする湘南No,2の暴走族(No,1は輪蛇)。元々は湘南最凶最悪の暴走族”がらがら蛇”の下部組織の”パシリ”として設立されたが、2代目リーダーの巨漢・大鳥大悟(おおとりだいご)の持つ圧倒的な戦闘力とカリスマ性で、チームは輪蛇のライバルと称される位置にまでのし上がってくる。

夜光蟲(やこうちゅう)

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