Mr.FULLSWING(ミスフル)のネタバレ解説・考察まとめ

『Mr.FULLSWING』とは、鈴木信也が2001年から2006年まで集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画作品。舞台は埼玉県にある十二支高校で、好きになった女性が全員スポーツ部の彼氏持ちであったことからスポーツが嫌いだった猿野天国が、野球部マネージャーの鳥居凪に一目惚れして野球部に入部することから始まる。ギャグ要素が多すぎる野球漫画として知られているが、スポ根要素も含んだ展開も魅力で、漫画ファンから根強い人気を誇る作品。

「華武高校野球部」の2年生部員。ポジションはショート。常に長袖のユニフォームを着用しており、鼻水をかんでいる。守備力に定評がある選手で、セパタクローの様な足捌きを武器に、とてつもない守備範囲を誇る。語尾が「〜ング」と特徴的。

御柳 芭唐(みやなぎ ばから)

画像右が御柳。

「華武高校野球部」の1年生部員。ポジションはサード。自然体の状態で打つ「神主打法(かんぬしだほう)」を生かしたバッティングが得意で、1年生にして4番を務める。「十二支高校野球部」の犬飼と辰羅川とは幼馴染だが、過去の事件によって険悪な関係となっている。常に風船ガムを噛むほどガムが好き。

帥仙 刃六(すいせん はろく)

画像右が帥仙。

「華武高校野球部」の3年生部員。ポジションはピッチャー。右目に眼帯をしている。2番手ピッチャーであり、エースの屑桐をライバル視している。驚異的なスクリューボールである「ダイバースクリュー」が必殺技。

桜花 蛮奉(おうか ばんほう)

「華武高校野球部」の3年生部員。ポジションはキャッチャー。エースである屑桐の本気の投球を受けられる唯一の部員。普段は練習に顔を出さずに、部室で女子生徒と戯れている。

菖蒲(しょうぶ)

「華武高校野球部」の監督。常に能面を被っている謎の男性であり、圧倒的なオーラを持ち合わせる。語尾に「故」と付ける喋り方が特徴的であり、大胆かつ緻密な戦略を得意とする名将。

私立セブンブリッジ学院

鳥居 剣菱(とりい けんびし)

「私立セブンブリッジ学院野球部」の3年生部員。ポジションはピッチャー。「十二支高校野球部マネージャー」である凪の実兄。エースで4番というチームの大黒柱であり、攻守揃って作中最強クラスの実力を持つ。豪速球の「ムービングファストボール」と守備陣のグローブを突き破る威力を持つバッティングが武器。天真爛漫で朗らかな性格。幼少期より肺を患っており、無理をさせないためにも、ピッチャーとして登板する機会は少ない。

中宮 紅印(なかみや くいん)

「私立セブンブリッジ学院野球部」の3年生部員。ポジションはキャッチャー。いわゆるオカマであり、ファッションに気を遣っている。口調はオネエ口調で、剣菱や犬飼がお気に入り。卓越したキャッチングセンスを誇り、あらゆる投球に対応できる。バッティングでは、超高角度のアッパースイングである「幻惑のシャネルNo.9」などの必殺技を持つ。

王 桃食(ワン タオシー)

「私立セブンブリッジ学院野球部」の3年生部員。ポジションはショート。子供の様な見た目をしており、雰囲気が似ている「十二支高校野球部」の兎丸と気が合う。作中トップクラスの身軽さが武器で、側転しながら捕球する「中華球雀(ちゅうかきゅうじゃん)守備の局 “役満技 大車輪”」などの必殺技を持つ。部内では、数少ないツッコミできるキャラ。

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