シナぷしゅ(赤ちゃん番組)のネタバレ解説・考察まとめ

『シナぷしゅ』とはテレビ東京系列の民放初の0~2歳児向け乳幼児番組。テレ東社員が「赤ちゃんにも良質な動画コンテンツを提供したい!」と、企画した。『シナぷしゅ』は2019年からパイロット版が放送され、2020年からレギュラー放送をしている。監修は東京大学赤ちゃんラボの開一夫教授。YouTubeも展開している。短時間のコンテンツが代わる代わる流れ赤ちゃんが飽きない1〜2分ほどの映像作品が流れるようになっている。さまざまなクリエイターによる良質なコンテンツに触れられる。

つきうた:民謡クルセイターズ「秋田大黒舞」(2022年10月)

すでに実在する曲をアレンジして作った『シナぷしゅ』初の試みのうた。秋田大黒舞という民謡をアレンジして作られている。うた・民謡クルセイダーズ。日本の民謡とラテン音楽を組み合わせるアーティスト。
『シナぷしゅ』の新しいジャンルとして民謡にチャレンジしている。歌詞の意味が頭に入ってきやすいようにひらがなでなく漢字にしていることも初の試み。アニメ・岡江真一。シュールでクセのある世界観に仕上がっており、ネオン感と異国情緒あふれている。民謡ならではの歌詞とサウンドを親子で楽しんでもらいたいと作られた。

つきうた:Evan Call「さんごdeタンゴ」(2022年11月)

シナぷしゅ監修の開一夫が楽曲提供している。3語(3words)でタンゴと出産後の産後でタンゴなど複数の意味がある。リベルタンゴ風の作品。アニメ・ミラクルバス。うた・Evan Call。映像・川島真美。みるみるみるめなどを担当している。スペイン語の歌詞が少し身に付く仕掛けがある。

つきうた:サボテン高水春菜「シロクマココナツクリスマス」(2022年12月)

地球の反対側のクリスマスは暖かいことをテーマにした。作詞・作曲・歌い手はサボテン高水春菜。きょうのおやすみも歌っている。映像はあめあめフレーも担当している大谷たらふ。映像をほんわかさせて冬だけど暖かいクリスマスが画面を通じて届くようにした。地球の反対側にもお友達がいると親子間の世界へ目を向けたコミニュケーションを狙っている。

つきうた:左右「あたらしいパターン」(2023年1月)

作詞・作曲・うたは左右。アニメ・KYOTSUBE。制作過程も新しい楽曲。「左右」とは横浜発の2人組ロックバンド。イギリスの新聞にアルバムレビューが掲載されるなど海外でも注目されているアーティスト。「左右」からInstagramのDMをもらい飯田Pがいいなとオファーした。「KYOTSUBE」とはシナぷしゅのBtoBのイベントがありその時隣で展示していた「KYOTSUBE」から声を掛けられて飯田Pと対面したのがきっかけ。その際作品を見て『シナぷしゅ』に合っていたためオファーに繋がった。

つきうた:志人「たなごころのたまー掌の珠ー」(2023年2月)

作詞・歌唱志人。サンドアート・飯面雅子。掌の珠は手のひらの大切なものという意味がある。志人が担当するのは3回目で今までは8月9月だったため冬も担当してほしいと2月を依頼した。家族をテーマにしていてタイトルの大切なものとは親が子を思う気持ちや祖父母が孫を思う気持ち、子が親を思う気持ちなどを指している。声だけで構成されており、歌の中の刹那さを砂の儚さが表している作品。胎内をイメージして作られている。

つきうた:高井息吹「予感」(2023年3月)

作詞・作曲・うたは高井息吹。アニメ・若井麻奈美。息吹という名前が3月にぴったりだということで3月のつきうたにオファーされた。アートディレクターの清水が推薦している。2月3月は連なったように作られている。2022年度の『シナぷしゅ』を締めくくる大事な曲となっている。2023年度も期待して欲しいという思いが込められている。

2023年4月〜2024年3月(2023年度)

つきうた:Neibiss「AIUEONGAKU」(2023年4月)

ダンサブルでアゲアゲな曲。作詞・作曲パソコン音楽クラブ。デスクトップミュージックユニット。往年のハードウェアシンセサイザー、音源モジュールを用いて音楽を制作している。歌い手・作詞はNeibiss。神戸発のラップデュオ。Chelmicoのマネージャーから飯田Pが好きだと思うと薦められた。映像を担当した今泉良樹はアートディレクターの清水の紹介。スケジュールを合わせやっと実現した。アニメの主人公を飯田Pは「原始くん」今泉は「ピテクスくん」と呼んでいたそう。

つきうた:彩夏子、ろくちゃん「マイマイCAR」(2023年5月)

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