シナぷしゅ(赤ちゃん番組)のネタバレ解説・考察まとめ

『シナぷしゅ』とはテレビ東京系列の民放初の0~2歳児向け乳幼児番組。テレ東社員が「赤ちゃんにも良質な動画コンテンツを提供したい!」と、企画した。『シナぷしゅ』は2019年からパイロット版が放送され、2020年からレギュラー放送をしている。監修は東京大学赤ちゃんラボの開一夫教授。YouTubeも展開している。短時間のコンテンツが代わる代わる流れ赤ちゃんが飽きない1〜2分ほどの映像作品が流れるようになっている。さまざまなクリエイターによる良質なコンテンツに触れられる。

『シナぷしゅ』の主題歌・挿入歌

つきうたとは

つきうたとは毎月変わるシナぷしゅのオリジナルソングのこと。製作陣が気合を入れて作っている。つきうたのいいところは1週目は初めて聞くのでポカンと子どもがなり、2週目にはリズムが心地よいなとなる。3週目には声に出して歌ってみようかな。4週目にはその歌が大好きになる1ヶ月を通して子どもの成長が見られる狙いがある。

2020年4月〜2021年3月(2020年度)

つきうた:Taiyo Higuchi「あいうえーお!のうた」(2020年4月)

abcの歌はあるのにあいうえおの有名な歌がないことから作られた。cowcowのあたりまえ体操を作った音楽プロデューサー樋口太陽が作詞作曲歌い手をになっている。アニメの丸の動きに合わせて口を動かすと発音しやすくなる狙いがある。グラフィックはカラフルな書体だけでなく教科書体の字を左下に出しているので子どもが覚えやすくしている。

つきうた:Evan Call&NINO「上々-jyou!jyou!-」(2020年5月)

唯一、1日に間に合わず4日から放送された歌。作詞開一夫、『シナぷしゅ』の監修をしている。赤ちゃんにラップを聞かせたいという思いから作られた。のちに多ジャンルにわたるつきうた制作の鍵となる。作曲Evan Callアメリカ出身の音楽家。英語詞は岡林プロデューサーが書いている。

つきうた:岡江真一郎「雨とココナッツ」(2020年6月)

作詞作曲うたアニメーション岡江真一郎。噛めば噛むほど味が出るようなスルメ系ソング。漢字も使われているのが特徴。

つきうた:Love「にょきの木」(2020年7月)

子どもの成長を願っている歌。作詞・作曲・歌い手はLOVE。ラジオパーソナリティーとして活動中。アニメを「ヒカリの森の黒うさぎ」を作った名取が担当。ラストシーンにうさぎが隠れている。

つきうた:志人「とっぴんぱらりのぷう」(2020年8月)

東北の方言で「めでたしめでたし」の意味がある。作詞・作曲・歌い手は志人。音楽家で、京都の深い山奥で活動する吟遊詩人。京都の山奥で鳥の声や虫の声や子どもたちの声を収録し取り入れている。
アニメは「最後の手段」が作っている。文化庁メディア芸術祭の審査員推薦作品に選ばれた。シナぷしゅで初めての受賞作品となる。

つきうた:Love「OP・PAI・BLUES」(2020年9月)

作詞・作曲・うたLOVE。編曲LOVE&井上慎二郎。「にょきの木」と同時にデモで作られた。

つきうた:河口恭吾「まっかあっかあき」(2020年10月)

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