ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜』とは、1995年に「プレイステーション1周年記念RPG」としてソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフトである。本作はPlayStationシリーズ初の王道RPGで、主人公が魔族の侵略から世界を救うという物語となっている。制作はキャメロット、プロデューサーは『シャイニング・シリーズ』を手掛けた高橋秀五、キャラデザは漫画家の柴田亜美、音楽は桜庭統が担当し発売当時は話題を呼んだ。

守備力が2~5アップする。

ゆうしゃのもと

キャラクター1人のレベルが1アップする。

ちからのもと

腕力が2~5アップする。

いのちのもと

最大LPが2~5アップする。

『ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜』の用語

マリオン国

マリオン城下町のマップ

地上にある4つの大国のうちの1つであり、物語の中心となる国である。かつて地上の世界と魔界が干渉しない約束が結ばれた際、マリオンの王族が地上界の代表として約束の地カナーンに送られ、魔界と地上界の門番としての使命を背負うことになった。本作のキーパーソンの一人であるシュタットはマリオン国の血筋の人間だったが、次代の門番がカナーンに送られなかったことから精神を擦り減らし、魔族に精神を乗っ取られてしまった。シュタットに代わりカナーンに派遣されるはずだった人間は主人公のフィンであり、フィンの両親がフィンをカナーンに送ることを拒んだため魔族が地上に侵攻しつつある。

バンドール国

落城寸前のバンドール城の様子

大陸の西にある軍事国家で、魔族と手を組んでいる。物語中盤で国王直属の軍師の地位に就いていたシュタットが反逆を起こし、バンドール国王を殺めたことでバンドール国を乗っ取る。神の代理人は魔族のこうした動きを危険視しており、魔族に乗っ取られたバンドール国を核としていずれ地上界と魔界で戦争が起きると指摘した。

魔界

魔界からの先兵の一人であるラムウ

魔族の世界である。世界創造の際、地上に住まう人間の世界である地上界と魔族が住まう魔界の2つの世界が造られた。神々の契約では「地上界と魔界の双方は決して干渉しない」とされており、双方の干渉を防ぐために番人として地上界と魔界から1名ずつ代表者が選ばれ、一つの肉体に融合させられたうえで双方の世界の通り道の番人を務めていた。しかし物語開始時点で地上界の代表者であったシュタットの精神が魔族に乗っ取られていたため、魔族の侵攻が地上界に及び始めていた。

地上界(地上)

マリオン王族の血筋の苦しみを訴えるシュタット

人間が住まう世界である。魔界と対を成し、「双方の世界は干渉しない」という神々の約束により2つの世界は分断されていた。地上界と魔界を繋ぐ通り道には各世界を代表する番人が1人ずつ呼ばれ、地上界の代表は代々マリオン国王族の血を引く人間と定められていた。

9zyasuyuki
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@9zyasuyuki

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