ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜』とは、1995年に「プレイステーション1周年記念RPG」としてソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフトである。本作はPlayStationシリーズ初の王道RPGで、主人公が魔族の侵略から世界を救うという物語となっている。制作はキャメロット、プロデューサーは『シャイニング・シリーズ』を手掛けた高橋秀五、キャラデザは漫画家の柴田亜美、音楽は桜庭統が担当し発売当時は話題を呼んだ。

APSにより受けられる恩恵の一つである「ダブル攻撃」発動の様子

本作ではゲームプレイヤーがボタン連打してしまう習性をゲームシステムとして取り入れた「APS (アクティブ・プレイング・システム)」が取り入れられている。戦闘中に適用され、方向キーを押しながら○ボタンを連打することでクリティカルや2回攻撃の発生確率上昇など、戦闘が有利になる恩恵が発生する確率が上がる。

状態異常

沈黙状態のエドワード(後列左)

一般的なRPGと同様、本作にも状態異常の概念がある。状態異常にかかると対象キャラクターにデバフがかかるほか、毎ターンダメージを受けるなどのデメリットが発生する。状態異常になったキャラクターは各状態異常に対応するアイテムや魔法で治療することができる。

『ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜』の登場人物・キャラクター

プレイヤーキャラクター

フィン

出典: www.giantbomb.com

主人公でマリオン国騎士団長ケビンズの息子である。しかしケビンズとは血のつながりが無く、マリオン国の姫とケビンズの親友だった騎士の間に生まれた子供だった。フィンの両親の関係は認められないものであり、生後間もないフィンを連れて亡命しようとしたがケビンズに阻止され、父親も母親も死亡してしまっている。マリオン王族の血筋であるため本来はカナーンに派遣され、奈落の番人となるはずだったが両親の亡命とその意志を引き継いだケビンズにより、カナーンに送られず過ごしていた。

アニー

元マリオン国騎士団長ガラハッドの娘でフィンの幼馴染である。自宅の近くにある洞窟で命の危機に晒されたところをフィンに救われたことから回復魔法の力が覚醒する。

ベルーシ

アニーの兄でケビンズの部下の騎士を務めている。物語の序盤で敵国バンドールからフィンらを逃がすため囮となり、バンドール三将軍のラムウから洗脳されてしまう。終盤でバンドールの黒騎士として襲い掛かってくるが、攻撃をせずにいると殺さずに仲間として復帰させることができる。

サムソン

エドワードの護衛を務める戦士で大陸一の怪力男と言われる。バンドール兵からも恐れられている。

エドワード

マリオン国の王子で甘えん坊な性格だが、強力な攻撃魔法の才能があり戦闘でも様々な属性の魔法を扱える。

ドミノ

9zyasuyuki
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@9zyasuyuki

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