ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~』とは、2021年9月から韓国のKBS2で放送されたテレビドラマ。
金儲けの才能に長け父とともに財を成したが無知で無学なムハクと、高学歴で育ちは良いが生活力ゼロのダリが織りなすロマンチックアートラブコメディー。物語は美術館を中心に展開する。オランダで出会ったムハクとダリは、韓国に帰国して債権者と債務者という立場で再会。危機に陥ったチョンソン美術館の再興に向け協力し、ぶつかり合いながらも互いに惹かれ合っていく姿が描かれる王道ラブコメ。

ソ・グムジャ(演:ソ・ジョンヨン)

ベグォンの再婚相手であり、ギチョルの母。ムハクにとっては継母となる。ムハクの母が生きている頃からベグォンと恋仲だった。成金で派手好き。息子のギチョルを後継者にしようと考えている。

ホン・ジャヨン(演:ファン・ソクチョン)

現代アート作家。チョンソン美術館に収めた作品がムハクによって壊されてしまう。

キム・フンチョン(演:イ・ドギョン)

キム・ナクチョンの弟であり、キム・シヒョンの父。養子であるダリがチョンソン美術館を継いだことを快く思っていない。

『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~』の用語

ドンドンF&B

ムハクの父が経営している会社。ひとつのカムジャタン店から出発し、大手外食企業へと父が一代で築き上げてきた。商才能力のあるムハクが現在は主に会社を支えている。チョンソン美術館に投資をした債権者でもある。

チョンソン美術館

ダリの父ナクチョンが館長を務めていた韓国きっての有名美術館。誰もが知る美術館だが、ナクチョンの死後赤字続きで膨大な借金が残されていることが分かる。ダリが新館長となってからは、スキャンダラスな美術館として話題になっていく。このチョンソン美術館を舞台に、父の残した美術館を守りたいダリと債権者でありながらも彼女を支えるムハクの関係が深まっていく。

セギグループ

ダリの元婚約者であるテジンが運営する、巨大組織のグループ。ドンドンF&Bとは比較にならないほどの大きな組織で、政界などにも多大な影響を与えている。またチョンソン美術館とも深いつながりがあり、セギグループが運営するホテルなどでも美術館が所蔵する絵が飾られている。

『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ〜』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

戸惑うダリに対しまっすぐで正直な想いを告げるムハク

ダリを見つめるムハク

大成功に終わった美術館のイベント後に、ムハクに思わずキスをしたダリだったが、後日戸惑いながら「あれは間違いだった」と言ってしまう。その言葉を聞いた瞬間、ムハクは表情を一変させ「間違いでキスをするんですか?俺は間違ったりしない。」と真剣な眼差しでダリに自分の気持ちを伝える。目をそらして戸惑うダリに対し、ムハクはただじっと彼女を見つめて「だから君ももう一度よく考えてほしい。きのう俺たちがしたことは間違いだったのか」と静かに伝えて立ち去っていく。この間ムハクはダリだけをじっと見つめていて、その視線が彼の正直でまっすぐな想いを表しているシーンとなっている。

悲しみを抱えてきたダリがムハクの態度により救われる

ダリ(画面左)がムハク(画面右)にの胸に飛び込む

自身が養子であると世間にばれてしまったダリは激しく動揺してしまう。そして周囲の反応が気になり息を潜め隠れるように生活していた。しかしムハクは、養子のどこが問題なんだと言わんばかりに気にも留めず、いつもと変わらない表情や態度で接してくれた。そんなムハクの優しさに触れたダリは泣き崩れ、思わず彼の胸に飛び込む。ムハクの心の広さと優しさが、ダリの抱えていた悲しみを全て包み込んでくれた名シーンとなっている。

ひざまずいてプロポーズするムハク

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