ブルーロックの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ブルーロック』とは、原作は金城宗幸、作画はノ村優介が担当しているサッカー漫画。日本がW杯での優勝を目指し、「最強のストライカー」を育成すべく、全国から集められた高校生ストライカー達が互いに競い合い、サッカー人生を賭けた内容となっている。本作は『週刊少年マガジン』にて2018年の8月から連載が始まった。ここでは『ブルーロック』の数々の名シーンや名ゼリフを紹介していく。

「俺たち…いや…違うな。 俺が日本をU-20W杯で優勝させます」

「次なんていらない。負けるコトは死ぬコトだ。『青い監獄』はまだ死んでない…!世界一以外いらない…!勝たせろクソメガネ このエゴはあんたが教えた感情だろ」というこの言葉は、単行本第15巻、ブルーロック選抜メンバー対新世代世界11傑(ワールドベストイレブン)に選出された世界中から注目されている、糸師冴率いるU-20日本代表とのビッグマッチで行われた試合での名シーンでの一言である。

試合後半戦、追い込まれたチームブルーロックに対し、絵心甚八が「お前たちはやることはやった。この試合でお前たちはブルーロックという組織を日本中に広めることができた」とねぎらいの言葉をかけた。しかし、潔世一は後先よりも、目先の勝利しか興味を示さない、サッカーに対する情熱と覚悟が前面に現して絵心に啖呵を吐いた。このセリフには多くの読者が魅了されただろう。

この言葉に感化されたのか、絵心甚八は新たなる化学反応を起こすために、未計画のプランで選手交代をつげる。

同じく、U-20日本代表戦後半アディショナルタイム、弾かれたボールに、潔世一のこれまでの集大成とも言える渾身のダイレクトシュートを放ち、決勝点となった。後のインタビューで潔世一は「俺たち…いや…違うな。俺が日本をU-20W杯で優勝させます」とW杯優勝を宣言し、ブルーロックの存在を多くの人たちに知らしめた。

これまで、ブルーロックでの数多くの試練を乗り越えたからこその結果が出たシーンであり、潔世一に自信がついた「エゴイスト」としての成長が見られたというべきだろう。

蜂楽 廻(ばちらめぐる)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「いいね、君 だよね…潰すなら…一番強い奴っしょ!」

潔世一の言葉に感化され、潔世一が持っていたボールを奪い取った蜂楽廻。

この人物は蜂楽廻(ばちらめぐる)といって、潔世一の親友であり、ライバルの。抜群なドリブルとボールテクニックが武器な人物だ。
「いいね、君 だよね、潰すなら…一番強い奴っしょ!」という言葉は、最初のテストで自分より強いやつを倒そうとする潔世一に放ったセリフだ。この時、蜂楽廻は潔世一が自分と同じエゴ剥き出しの感情を持っていることを察知している。

潔世一のボールを奪い、2人でランキングの高いプレイヤーを倒す描写にも注目だ。2人のサッカー人生が大きく変わるきっかけとなった名シーンでもある。

「絶対絶命ってやつはビビる局面じゃない! ワクワクする舞台!!」

蜂楽廻の言葉に少し恐怖心を出す潔世一。

強敵である凪誠士郎(なぎせいしろう)らが率いるチームVとの対戦で、圧倒的な実力差に潔世一たちが絶望していた。そんな時に蜂楽は「絶対絶命ってやつはビビる局面じゃない!ワクワクする舞台!!」というセリフを発した。

この蜂楽の言葉には、絶体絶命な状況にあっても楽しんでサッカーをしている、蜂楽のプレースタイルが前面に表れているセリフだろう。敗北を恐れるのではなく、逆に楽しむことで、蜂楽廻本来の可能性を最大限に引き出している。このセリフは潔世一たち同じチームのプレイヤーにも大きく影響を与えた。

凪誠士郎(なぎせいしろう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「負けを認めなきゃ本当の悔しさなんて手に入んないのにさ」

自分勝手なプレーをしている馬狼照英(右)にセリフを呟いている凪誠士郎(左)。

凪誠士郎(なぎせいしろう)は生まれもった超越したプレーと多彩なトラップ技術を持つプレイヤー。そんな彼は、自分勝手なプレーをしているチームメイト、馬狼照英(ばろうしょうえい)に「負けを認めなきゃ本当の悔しさなんて手に入んないのにさ」という言葉を発した。潔世一に負けた時からサッカーに対する情熱が生まれ、敗北から逃げずにそれを認めてこそ、自分自身の成長やチームの勝利に繋がるという意味が込められている。

1度、敗北を味わった凪誠士郎だからこそ、真の悔しさを感じ、どう乗り越えるかで今後のサッカー人生が決まるかもしれないと感じたのではないだろうか。

U-20日本代表戦で魅せた凪誠士郎の先制ゴール

U-20日本代表戦で魅せた凪誠士郎の先制ゴールだ。

彼の華麗なボールテクニックで相手チームのDFを突破し「はじめまして日本…俺が凪誠士郎だ!!!」と言葉を発した後、圧巻のスーパーゴールを決めた。無意識にガッツポーズをだし、ブルーロックの存在を歓客全員に見せた大きな1点となった。

自分の存在をこの1点でアピールした凪誠士郎。彼の実力と存在感を証明する瞬間であった。

「俺は潔とサッカーがしたい」

凪と怜王の会話のシーン。第2選考で3人組を組む際、怜王は今までともに戦ってきた凪と組むと思っていた。しかし凪は潔との対戦で初めて敗北し、悔しさを味わったことから潔に興味をもっていた。怜王に対し「俺は潔とサッカーがしたい」と告げ、潔は蜂楽と組んでいたため潔、蜂楽、凪の3人組が結成される。怜王は凪に裏切られた形となり、凪に満足してもらえる選手になろうと再スタートを切る。

馬狼照英(ばろうしょうえい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「俺にとってはボールは友達でもなんでもなく…俺を輝かせるためのただの球体下僕だ」

馬狼照英(中央)。

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