僕の妻は感情がない(僕妻)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕の妻は感情がない』とは、漫画家・杉浦次郎が『月刊コミックフラッパー』に連載しているラブコメディ作品である。毎日ご飯を作ってくれる女の子は、実は感情のないロボットだった。主人公の男性タクマは、ロボットの妻ミーナとの関係性に悩みながらも、徐々に心を通わせていく。本作は、そんな「感情がない」ロボットとの同居生活を描いている。ミーナの無機質な振る舞いが少しずつ変化していく様子やギャップが作品の魅力であり、ロボットと人間の温かな絆を描いた作品として、多くのファンの注目を集めている。

CV:芹澤優
ミーナシリーズの最上位モデル。20前後の女性のフォルムをし、ミーナと似た顔をしているのが特徴。感情豊かな自我を持ち、一通りのことは完璧にこなそうと頑張るらしい。ミーナシリーズは特に耐水性に優れており、スーパーミーナは耐水テスト時に明石海峡の海底を徒歩で横断しているのだ。スーパーミーナは多機能であるが故に多くの選択肢があり、その中から最適解を選ぶ難しさを抱えている。経験を積む過程で選択肢に優先順位をつけていくのだ。持ち主次第でその人に合った最高のスーパーミーナとなるのである。

西園寺リヒト(さいおんじりひと)

CV:松田利冴
スーパーミーナの所有者。こだわりのある少年。スーパーミーナのことを自慢にしており、理解のない母をあまり好ましく思っていない。スーパーミーナ以外のミーナシリーズに対して劣っていると感じている。友達はほとんどいなく、飼い猫とスーパーミーナにしか興味がないような状態。

マモル

CV:若井友希
正式名称ミマモリウスくん3号。ミーナがグレードアップしている間に遠隔操作でタクマを見守るために購入した小型のロボット。ミーナが接続を切った後も動き続け、ミーナのプログラムやタクマとのやりとりを学習して独自に人格を形成した。本来は主人の些細な変化から疾患を見抜くためデザインされたロボットであった。タクマの判断で初期化せず、ミーナとの「子供」として育てることにする。論理的思考能力は4歳ぐらい、情緒面は2歳ぐらいのゆっくりさんの能力だが、学習能力が飛び抜けて高い。

ロボットたち

センジュ

「一条ロボティクス」の社内用ロボットなので非売品で、短髪の幼い少女の格好をしているのが特徴。個体年齢は3歳だが設立時からあるスーパーコンピューターと繋がっている。一部共用されているはずだがそれぞれに個性がある。職務に忠実で柔軟性に欠けるところがあるのが欠点。飯田を守るために攻撃的になることもある。

勇絵里栖(いさみえりす)

タクマたちの新居となった一軒家の隣人の子。神宮前中学校の生徒でポニーテールが特徴。ロボットは人間の代わりのニセモノだと考えている。どうしてもミーナの存在が許せなくてスタンガンで壊そうとしたがミーナは逆に抑え込んで退散させる。実は彼女もロボットなのだ。

メイダ2型

ABCロボット社の女性型ロボット。持ち主から他のものに顔を見せないよう言われている。ミーナにロボットと人間の付き合いかたについて教えてもらう。持ち主にもっと自分を好きになってもらいたいと思っている。

サツキ

ミーナと同じタイプのロボット。雨の中傘もささず自動販売機の前に立っていた。所有者は亡くなっているとミーナは言う。後に初期化をする前にミーナの元に現れ「妻」というものを理解したくて一時的にミーナとパーツを交換して入れ替わった。ミーナはタクマに内緒で、スペアとしてそのままサツキを匿うことにしている。

ピラミー

30年以上前に発売された対話型ロボット。ピラミッド型をベースとしたボディを持つ。父との思い出の品だという。

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