Wienners(ウィーナーズ)の徹底解説まとめ

「Wienners」とは2008年吉祥寺で結成された玉屋2060%(Vo / Gt)、アサミサエ(Vo / Key / Sampler)、∴560∵(Ba / Cho)からなる男女3人組パンク・ロックバンドである。予測不可能な展開、奇想天外かつキャッチーなメロディーに男女ツインボーカル絡み合う中毒性の高い楽曲で、ライブハウスシーンを中心に熱狂的な人気を誇る。また、玉屋2060%は様々なジャンルのアーティストに楽曲提供を行い、作詞作曲家としても活躍している。

TVアニメ『ニンジャラ』のEDテーマとしても起用。日本のスピリッツをハイスピードなメロディにつめこんだ個性的な1曲。ミュージックビデオでは、武家屋敷を舞台にメンバー扮する忍者が痛快なアクションを披露している。

「GOD SAVE THE MUSIC」

アイルランドの有名なアニメーターの「speedoru」がミュージックビデオをてがけており、youtubeの再生回数は300万回を超える人気作品。

Wienners(ウィーナーズ)の名言・発言

玉屋2060%「サイリウムを振ってる人の上にダイバーが舞っていて、その後ろでヲタ芸を打ってる人がいて、みたいな光景で、『ここが時代の最先端だ』って本当にそのとき思ったんです」

「でんぱ組.inc」などアイドルにも幅広く楽曲提供している玉屋2060%だからこその過去のインタビューでの発言。「自慢じゃないですけど、アイドルとバンドっていう組み合わせのはしりって絶対自分たちだと思うんですよ。でんぱ組.incと初めてツーマンをやったのが2013年、今はなき下北沢GARDENで、でんぱ組.incとツーマンをやったんです。アイドルとバンドのツーマンって本当に見たことなかったから、始まるまでどうなるか分からなかったし、アイドルに負けたらどうしようと思って。それはもちろんアイドルを下に見ているわけはなくて、ライブハウスというところで、ロックバンド、パンクバンドが負けたらどうしようみたいな。でも蓋を開けてみたら、サイリウムを振ってる人の上にダイバーが舞っていて、その後ろでヲタ芸を打ってる人がいて、みたいな光景で、「ここが時代の最先端だ」って本当にそのとき思ったんです。あれは本当に忘れられない光景でしたね。」パンクバンドとアイドル、垣根を超えた音楽の共鳴を感じることができるのも「Wienners」の魅力である。

玉屋2060%「喜怒哀楽の向こう側に俺たちは行きたい」

ライブのMCでの玉屋の言葉。「他人に賛同しなくてもいいけれど、お互いを認め合わなければならない。同じになったらつまらない。1つになりたいんだ。1つになった時に喜怒哀楽の向こうへ行けると信じています。だから音楽を信じているし、それを聴きに来ているみんなのことも信じています。」玉屋の独自の感性で語られる熱い言葉がライブをより盛り上げている。

Wienners(ウィーナーズ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

玉屋2060%の理想とする楽曲は『NHKみんなのうた』

玉屋2060%の理想とする楽曲は『NHKみんなのうた』で、『BURST POP ISLAND』に入っている「ゆりかご」は密かに狙って作っていてオルゴールバージョンまで作ってスタッフに渡していた。インタビューで、「誰でも知ってるけど誰もチョイスしない言葉を使いたいと思っていて。難しい言葉は使いたくないんです。理想は、NHKの『みんなのうた』。例えば「残さず食べましょう」とか、歌詞にはあまりチョイスしないじゃないですか。でもそういう言葉を使いたいというか。「残さず食べましょう」っていう言葉も、前後関係ですごく泣ける言葉になると思うんですよね。」と語っており、玉屋の独特でキャッチーな言葉選びのルーツがうかがえる。

千葉ロッテマリーンズのオリジナルダンスナンバー「オドロッテ」の作詞作曲を担当

玉屋は千葉ロッテマリーンズのオリジナルダンスナンバー「オドロッテ」の作詞作曲編曲をしており、歌唱を担当したアサミサエと共に球場に観戦に行ったこともある。

ファンからのアイディアや歌詞から生まれた「カフノリカ」や「Yahman」

「Wienners」のX上での企画『#リプライ楽曲』に寄せられたアイディアや歌詞を素に、メンバーそれぞれの自宅からデータリレーをして楽曲制作が行われた。メンバーとファンの思いの詰まった大切な2曲である。

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