Wienners(ウィーナーズ)の徹底解説まとめ
「Wienners」とは2008年吉祥寺で結成された玉屋2060%(Vo / Gt)、アサミサエ(Vo / Key / Sampler)、∴560∵(Ba / Cho)からなる男女3人組パンク・ロックバンドである。予測不可能な展開、奇想天外かつキャッチーなメロディーに男女ツインボーカル絡み合う中毒性の高い楽曲で、ライブハウスシーンを中心に熱狂的な人気を誇る。また、玉屋2060%は様々なジャンルのアーティストに楽曲提供を行い、作詞作曲家としても活躍している。
Wienners(ウィーナーズ)の概要
「Wienners」とは、玉屋2060%(Vo / Gt)、アサミサエ(Vo / Key / Sampler)、∴560∵(Ba / Cho)からなる男女3人組パンク・ロックバンドである。
2008年、玉屋2060%を中心に∴560∵、MAX(Vo / Key / Sampler)、マナブシティ(Dr)の男女4人組として吉祥寺、弁天通りにて結成。
2010年に1stフルアルバム『CULT POP JAPAN』を初の全国流通版として発売すると、中毒性のあるPOPな楽曲と、観客を100%楽しませるライブパフォーマンスで知名度を上げていった。
2013年、2nd両A面シングル『蒼天ディライト/ドリームビート』でトイズファクトリーからメジャーデビューを果たした。
しかし翌年、結成から6年間活動をともにしてきたMAX、マナブシティが脱退。バンドとしても準備期間として活動を休止した。
2015年5月にアサミサエ(Vo / Key / Sampler)、KOZO(Dr)の2名を新メンバーに迎え、同年9月にはNo Big Deal Recordsに移籍して新体制での活動を再開させた。
2020年、5thアルバム『BURST POP ISLAND』をリリースし日本コロンビアから2度目のメジャー進出。
2023年8月3日、過去最大キャパのZepp Shinjukuでのワンマンライブを最後にKOZOが脱退し3人体制になる。
以降サポートドラマーを迎え、ライブも精力的に行っている。
疾走感のあるパンクなメロディーにピコピコとした電子音、そこに男女ツインボーカルが絡み合うことでうまれる奇想天外でとびきりキャッチーな楽曲が「Wienners」の魅力だ。
予測不能だが体が勝手に動き出してしまうような展開の連続で一度聴いたら皆やみつきになってしまう。
そんな中毒性の高い楽曲をすべて手がけている玉屋2060%は、「でんぱ組.inc」、「浦島坂田船」、「ヒム子」など多くのアーティストへの楽曲提供も行い、作詞作曲家としても高く評価されている。
Wienners(ウィーナーズ)の活動経歴
2008年、吉祥寺弁天通りで結成
2008年、玉屋2060%(Vo / Gt)を中心に∴560∵(Ba / Cho)、MAX(Vo / Key / Sampler)、マナブシティ(Dr)の男女4人組として吉祥寺、弁天通りにて結成。
玉屋とマナブシティがもともと組んでいたバンドのキーボード募集にMAXが名乗り出て加入。そのバンドは解散してしまったが3人で活動しつつベースを探していたところ、もともと顔見知りで他のバンドでドラムをしていた∴560∵がベースとして加入した。
バンド名は造語であり由来は明言されていないが、「勝者」=winnersと「私達」=weを合体させて「Wienners」になったという説もある。
トイズファクトリーからメジャーデビュー
2013年7月24日、2nd両A面シングル『蒼天ディライト/ドリームビート』を発売しトイズファクトリーからメジャーデビュー。オリコン最高53位。
2014年4月2日、3rdシングル『LOVE ME TENDER』を完全生産限定として発売。オリコン最高32位を記録した。
同年、6月18日には3rdアルバム『DIAMOND』を初のメジャー盤アルバムとしてリリース。初回限定版には初回限定盤にはこれまでのすべてのMVを収録したDVDが付属された。
MAX、マナブシティの脱退、そして活動休止へ
2014年9月7日東京 渋谷O-EASTでの「9mm Parabellum Bullet presents カオスの百年 vol.10」の対バンライブを最後に、MAXとマナブシティが脱退。
発表されたのは、『DIAMOND』のリリース記念ツアー期間中のことであった。
2人の脱退後、バンドとしても体制を整えるための準備期間として活動を休止。
アサミサエ、KOZOが加入し活動再開、No Big Deal Recordsへ移籍
2015年アサミサエ(Vo / Key / Sampler)、KOZO(Dr)が加入。およそ9ヶ月におよぶ活動休止期間を経て、6月6日に神奈川・CLUB CITTA'にて開催されるイベント「ジャイアンナイト10周年DRF2015 x BAYCAMP」で新体制初ライブを行った。
同年9月、No Big Deal Recordsに移籍。
日本コロンビアから2度目のメジャーデビュー
2020年5月13日、5thアルバム『BURST POP ISLAND』をリリースし日本コロンビアより2度目のメジャーデビュー。玉屋はこのタイミングでのメジャーへの再進出について「自分たちが信じた音楽をより多くの人に届けるってことが1番の目標なんです。メジャーでやるってことは、そこの努力も厭わないという、自分たちに対する言い聞かせという部分もある。より多くの人が関わってくれる中で、今だったら、このメンバーで積極的に売れるための行動ができる。そこまで成長したと思えたからのメジャーという感じですね。」と過去のインタビューで話している。
KOZOの脱退
2023年8月3日開催のZepp Shinjukuワンマン公演「CULT POP WORLD」最後にKOZOが脱退。この公演は「Wienners」にとって過去最高のキャパであった。
公式HPには脱退するKOZOとメンバー3人からのメッセージが掲載された。
「今後はメンバーとして会うことはなくなりますが友達として、また色々話したり飲みにいったりライブ見にいったり来てもらったり、そんな関係を築けたらいいなと思います。」と言うアサミサエの言葉のとおり、互いがさらに前進するための前向きな決断で円満な脱退であったことがわかる。
以降、サポートドラマーを迎え活動をしている。
Wienners(ウィーナーズ)のメンバー
玉屋2060%(タマヤニセンロクジュッパーセント)
「Wienners」のフロントマンでVo/Gtを担当している。作詞・作曲をつとめるバンドの主要人物である。
元「SCHOOL YOUTH」(Vo / Gt担当、2007年解散)、元「THE SENSATIONS」(Ba担当、2011年脱退)。「SCHOOL YOUTH」は吉祥寺WARPを中心に活動し、カルト的な熱狂を産んだ。
個性的な名前の由来は本人曰く深い意味は無く完全にノリでつけたとのこと。
もともと本名をもじって呼ばれていた「たまやん」というあだ名を縮めて「玉屋」。
それになんとなく近未来的でかっこいいという理由で「2060%」を加えて「玉屋2060%」という芸名を1stアルバムのクレジットにのせたことで以後定着した。
個人では、2012年5月に発売された「でんぱ組.inc」に「でんぱれーどJAPAN」をはじめて曲提供したことをきっかけに、様々なアイドルやアーティストの人気楽曲をてがけている。
アサミサエ
目次 - Contents
- Wienners(ウィーナーズ)の概要
- Wienners(ウィーナーズ)の活動経歴
- 2008年、吉祥寺弁天通りで結成
- トイズファクトリーからメジャーデビュー
- MAX、マナブシティの脱退、そして活動休止へ
- アサミサエ、KOZOが加入し活動再開、No Big Deal Recordsへ移籍
- 日本コロンビアから2度目のメジャーデビュー
- KOZOの脱退
- Wienners(ウィーナーズ)のメンバー
- 玉屋2060%(タマヤニセンロクジュッパーセント)
- アサミサエ
- ∴560∵(ゴロー)
- MAX(マックス)
- マナブシティ
- KOZO(コウゾウ)
- Wienners(ウィーナーズ)のディスコグラフィー
- シングル
- 『十五夜サテライト』
- 『蒼天ディライト/ドリームビート』
- 『LOVE ME TENDER』
- 『みずいろときいろ』
- アルバム
- 『CULT POP JAPAN』
- 『W』
- 『UTOPIA』
- 『DIAMOND』
- 『GOKOH』
- 『BEST NEW RETAKES』
- 『TEN』
- 『BURST POP ISLAND』
- 『TREASURE』
- デジタルシングル・アルバム
- 『極楽浄土のあなたへ』
- 『ANIMALS』
- 『BURST POP ISLAND [Instrumental]』
- 『ブライトライト』
- 『GOD SAVE THE MUSIC』
- 『FACTION』
- 『Wiemixes』
- 『SHINOBI TOP SECRET』
- 『TOP SPEED』
- 『何様のラプソディ』
- Wienners(ウィーナーズ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「FACTION」
- 「蒼天ディライト」
- 「SOLAR KIDS」
- 「SHINOBI TOP SECRET」
- 「GOD SAVE THE MUSIC」
- Wienners(ウィーナーズ)の名言・発言
- 玉屋2060%「サイリウムを振ってる人の上にダイバーが舞っていて、その後ろでヲタ芸を打ってる人がいて、みたいな光景で、『ここが時代の最先端だ』って本当にそのとき思ったんです」
- 玉屋2060%「喜怒哀楽の向こう側に俺たちは行きたい」
- Wienners(ウィーナーズ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 玉屋2060%の理想とする楽曲は『NHKみんなのうた』
- 千葉ロッテマリーンズのオリジナルダンスナンバー「オドロッテ」の作詞作曲を担当
- ファンからのアイディアや歌詞から生まれた「カフノリカ」や「Yahman」