IRIS-アイリス-(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『IRIS-アイリス-』とは、2009年10月から12月にかけて韓国のKBSにて放送された、イ・ビョンホン主演のスパイアクションドラマである。
国家を守るために任務を遂行し、国家に見捨てられた主人公。復讐を誓うも、アイリスという秘密結社が裏で糸を引いていることが次第に明らかになり、復讐の対象はアイリスへと変わっていく。アイリスを始めとする、各組織の陰謀が渦巻くストーリーに目が離せない。

チン・サウ (演:チョン・ジュノ)

吹替:城田優
NSS対テロチームの要員。コードネームは「TK2」。ヒョンジュンと同様に特殊任務隊所属時はエリート隊員で、NSSにスカウトされ入社。ヒョンジュンとは特任隊の頃からの親友である。プロファイリングのため近づいてきたスンヒに恋するが、スンヒはヒョンジュンと恋人同士になりチン・サウは自分の思いを誰にも告げることなく2人を見守る。後にアイリスのメンバーとなり、ペク・サンの右腕としてさまざまな任務に就く。最後はアイリスを裏切り、ヒョンジュンと手を組んで組織と対立するも、銃撃戦で被弾し死亡する。

ペク・サン (演:キム・ユンチョル)

写真左:ペク・サン

吹替:松方弘樹
NSS副局長。ハンガリー事件後、局長に就任する。NSS創立時から長きに渡り尽力してきた超古株であるが、実はアイリスのメンバーであり、ヒョンジュンの両親を殺害した張本人でもある。
秘密組織アイリスのトップ、ミスター・ブラックの正体を知る数少ない人物であり、自身もまたアイリスの幹部である。外部の人間にはNSSで働いていることを徹底的に隠し、彼の妻でさえその事実を知らず40年間も嘘をつき通す。親を亡くしたスンヒの父親代わりを務め、スンヒからも信頼を寄せられている。

パク・サンヒョン (演:ユン・ジェムン)

吹替:てらそままさき
NSS対テロチーム室長。サウの地元の先輩で、サウをNSSにスカウトした張本人。サウとペク・サンがアイリスのメンバーなのではと疑い、次第にヒョンジュンやスンヒに協力するようになる。サウを弟のように思っているため、サウがアイリスに加入し悪事に手を染めていると知り、NSSにスカウトしたことを後悔する。

オ・ヒョンギュ (演:ユン・ジュサン)

吹替:河原さぶ
NSS科学捜査室室長。対テロチームメンバーの良き理解者であり、協力者。しばしば仕事をサボっては遺体安置台で昼寝したり、株式投資に勤しんだりしている。パソコンが苦手で、いつも白衣を着ている。

ヤン・ミジョン (演:チュニ)

吹替:高垣彩陽
NSS対テロチーム要員で、韓国一のハッキング技術を持つ天才ハッカー。対テロチームの宴会で歌を披露した際、スンヒが泣いてしまうほどの歌唱力の持ち主。クラブ見知らぬ男に言い寄られているところをビックに助けられ、ビックと恋仲になる。持ち前のハッキングスキルを発揮してNSSの機密情報をビックに流出してしまう。最後は散々利用されたあげくビックに首の骨を折られ死亡する。

ファン・テソン (演:キム・デジン)

吹替:三上真史
NSS対テロチーム要員で、位置追跡装置の開発が得意。基本的にはNSS社内でヒョンジュンやサウと内線で連携を取りながら勤務している。ミジョンの相棒のような立ち位置。NSSが襲撃された際は率先して立ち向かおうとするなど、勇気ある一面も持ち合わせている。

ヤン・ジョンイン (演:キム・ヘジン)

吹替:大路恵美
NSS資料室室長。スンヒの親友。ヒョンジュンの行方を追うスンヒに機密資料を渡すなど、内密に協力する。ヒョンジュンの死を受け入れられず休職していたスンヒのもとへ度々様子を見に行くなど、面倒見のいい女性である。

オ・ソンシク (演:キル・グムソン)

吹替:平野貴大
ペク・サンの腹心。

大統領政府(青瓦台)

チョ・ミョンホ (演:イ・ジョンギル)

吹替:田中秀幸
韓国大統領。候補者時代にヒョンジュンとサウに命を助けられ、初めてNSSの存在を知る。韓国主導の南北統一を目指し、北朝鮮に首脳会談を幾度となく要望。アイリスの存在を知るとヒョンジュンに全面協力し、ヒョンジュンを非常に信頼している。

チョン・ヒョンジュン (演:チョン・ハニョン)

韓国大統領室秘書室長。広報企画官のホン・スジンとペク・サンが裏で繋がっていることに勘付き、彼女を警戒する。
そのことを本人らに気付かれ、最後はスジンとビックによって車を爆破され暗殺される。

ホン・スジン (演:ミョン・ジヨン)

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