鈴木入間/イルマ(魔入りました!入間くん)の徹底解説・考察まとめ

鈴木入間(すずき いるま)とは西修による漫画『魔入りました!入間くん』の主人公。アホな両親によって生まれた時から振り回された挙句、悪魔のサリバンに人身売買されてしまい、悪魔学校バビルスへの入学を余儀なくされる。幼少期から危険な目にあい続けて身に付いた圧倒的危機回避能力と、かねてから孫が欲しかったサリバンからの溺愛による十分なサポートで、凶暴な悪魔たちの集まるバビルスで生活を送る。極度のお人好しな性格が功を奏し、学内の様々なイベントで活躍し、バビルスの仲間達からの信頼を得ていく。

音楽祭

収穫祭終了の段階で位階がまだ足りないのは2名。音楽祭でその2名が4にランクアップされればロイヤル・ワンでの生活が継続となる。ただ、プルソン・ソイは家系の存在感を消す魔術で行方をくらまして音楽祭への参加に消極的であった。ただ、入間の必死の説得により最後には得意のトランペットを披露。入間はカルエゴから習ったピアノでセッションし、問題児クラスの優勝となる。これによって問題児クラスは全員位階4へ昇級した。入間は問題児クラス1年で唯一の位階5(へー)にランクアップした。

心臓破り

2年生に進級した入間達が挑む最初の昇級試験は「心臓破り」という合同昇級試験である。敵はバビルス教師陣。1年生と合同チームを作り、教師陣から1年生の持っている風船を66分間割られないように守るという試験である。入間はチマとヴィネ・ギャルソンとチームになり奮闘したものの試験には脱落した。

魔界を統べる者達との出会い

バビルスでのイベントや過酷な闘いを乗り越え、入間は魔界で生きていく決意をし、現在の生活を守るために力を手に入れたいという野望を持つようになる。そして入間はサリバンに軽い疑問として魔王になる方法を聞いてサリバンを驚かせていた。

そんな中、魔界を統べる影響力を持つ悪魔13冠が会議を開いていた。議題は数百年不在の魔王デルキラに代わる新魔王の選定と空位が目立つ13冠の補充である。13冠より上位である3傑の1人でもあるサリバンは他の3傑が揃って孫を推薦するのに負けじと入間を次期魔王に推薦した。サリバンとしては入間が魔王になるかどうかより、入間に魔王になる選択肢を作っただけと語る。

入間は13冠の集まる会合に出席し、3傑とその孫、13冠と対面する。13冠は食事の姿を見て3名の候補が魔王としての素質があるかを観察した。入間の激しい食べっぷりは13冠から好印象であった。

裏切りの13日

入間は、バチコが魔界塔バベルにて開かれる新13冠が発表される「裏切りの13日」と呼ばれる大貴族会に出席する事を知らされる。魔界で生きる決意をした入間は、魔界の重要な瞬間に立ち合いたいと考えており、その貴族会への参加を希望した。入間は何者かに狙われており、アスモデウス家の護衛をつけての参加となった。予想に反して新たな13冠にバチコは選ばれず、バチコの家であるバルバトス家の大統領は、この出来事に激怒する。魔界でもかなりの戦闘力を持つと言われている弓の名士バルバトス大統領が怒れば、戦争は名逃れないと不安視した13冠は、止められるかは分からないが大統領に謝罪するしかないと話し合っていた。バチコの落ち込む姿を見ていた入間は、バチコを励ますためにバルバトス家に単身で向かい大統領と話をする。入間が大統領の心を理解し共感している事が伝わり、大統領は戦争については踏みとどまった事で被害が起きずに済んだ。

鈴木入間の関連人物・キャラクター

サリバン

CV:黒田崇矢

悪魔学校バビルスの理事長。魔界を統べる実力者3冠の1人で魔王がいたころは魔王に仕えていた。孫が欲しいという願いから人間の入間を人身売買で手に入れ、大いに甘やかす。入間に危険が迫ると時々自ら助けに入る事もある。

アスモデウス・アリス

CV:木村良平

破壊と美徳を司る家系の悪魔アスモデウス家の嫡男。学年主席で規律を重んじ、文武両道で料理もできる万能な人物。主席入学で挨拶をする予定であったが、サリバンによって入間が挨拶をした事を不満に感じ、入学式後入間に決闘を挑むものの完敗。それ以来入間に忠誠を誓っている。入間が人間である事は知らない。火炎系魔術を得意とする。アズ君と入間から呼ばれている。

ナベリウス・カルエゴ

CV:小野大輔

入間の担任教師で入間の使い魔。喧しい、無節操、マイペースな者が苦手なタイプ。粛にが口癖。本来はかなり優秀な悪魔のはずだが、入間が入学してからは調子が狂ってしまう事が多い。

ウァラク・クララ

CV:朝井彩加

見たことのある物を魔法で出せる能力を持つ。入間の事を「入間ち」と呼んでいる。明るい性格ではあるが、「変人」と扱われてうまくクラスに馴染めず、自身の能力によってクラスメイトに求められた物を出すことで関係性を保っていたが、入間と出会い、クララの事を純粋に友人として扱ってくれた事をきっかけに入間とは常に行動を共にするようになった。

アザゼル・アメリ

CV:早見沙織

悪魔学校バビルスの生徒会長。人間界の漫画「初恋メモリー」を自身の家系の禁書として大切に保管しており、絵だけを見て楽しんでいた。人間界の文字が読めず困っていたが、入間と出会い「初恋メモリー」を読む役目として自室に頻繁に呼びつけるようになる。入間との関りの中で入間に恋心のような感情を持っている。

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