オペラ(魔入りました!入間くん)の徹底解説・考察まとめ

オペラとは西修の漫画『魔入りました!入間くん』の登場キャラクターで、魔界の大悪魔サリバンのSD(セキュリティデビル)である。サリバンの孫として人間界から養子になった鈴木入間(すずき いるま)の世話もしている。入間が通学する悪魔学校バビルスの卒業生で、入間の担任教師ナベリウス・カルエゴはオペラの後輩。年齢や性別など秘密が多いミステリアスな悪魔だが、サリバンへの忠誠心は強く、入間の事も大切にしている。SDとしての仕事ぶりは完璧で、戦闘時は素早い身のこなしで肉弾戦を得意とする実力者である。

オペラの概要

オペラとは西修の漫画『魔入りました!入間くん』の登場キャラクターであり、魔界の大悪魔サリバンのSD(セキュリティデビル)として仕えている。SDとは主人となる悪魔に仕え、人間界でいうボディーガード、秘書、家政婦などの仕事を全てこなすものである。サリバンの孫として人間界から養子として迎えられた鈴木入間(すずき いるま)の世話もしている。サリバンが理事長を務める「悪魔学校バビルス」に入学した入間の教育係もしており、サリバンが入間をひたすら甘やかしているのに対し、時に厳しく的確なアドバイスを送ってサポートしている。最初はサリバンが何故入間を養子にしたのか懐疑的であったが、入間の学園での活躍と成長する姿を見て少しずつ納得するようになっている。自身もバビルスの卒業生で、入間の担任教師ナベリウス・カルエゴと空想生物学教師バラム・シチロウはオペラの後輩にあたる。戦闘時は素早い身のこなしで肉弾戦を得意としており、魔界でも高位の実力を誇る。年齢や性別は不詳で、経歴も不明な点が多いミステリアスな悪魔である。

オペラのプロフィール・人物像

年齢:不詳
性別:外見上は判別が難しく、本人は「お好きな方で」としか応じず、性別不明
身長:170cm台と推測(182cmのカルエゴより少し低い為)
体重:不詳
職業:サリバンのSD(セキュリティデビル)、問題児クラス実技特別教員
位階:8(ケト)以上と推測(位階8のカルエゴ、バラムとの力関係より)
CV:斎賀みつき

赤い髪色で後ろ髪を三つ編みしており、猫の様な耳と尻尾が特徴的。ポーカーフェイスだが、入間からは耳に感情の変化が出ると見抜かれている。ちなみに耳が立っていれば機嫌がよく、垂れていれば悪い。サリバンは入間の事をひたすら甘やかしている反面、オペラは時に厳しく教育する役割を担っている。バビルスの学生時代は学園の番長的な立ち位置におり、入間の教師であるナベリウス・カルエゴとバラム・シチロウは当時の後輩である。カルエゴに対しては、会えば必ずからかうのが通例となっている。位階は不明だが、カルエゴとバラムは8(ケト)で彼らがオペラに逆らえない関係性であり、それ以上の位階である事が予想され、バビルス学生からは9(テト)と噂されている。

オペラの能力

高い戦闘能力

巨大魔獣の攻撃を片手で防ぐオペラ(中央)

学生時代はバビルスの番長として高い戦闘力を発揮しており、不良生徒に制裁を加えていた。卒業後も入間に危険が及んだ時などに戦う場面がある。容姿の通り、猫のような素早い身のこなしで、肉弾戦を得意としている。

優秀なSD(セキュリティデビル)

フトンの踏み洗いをするオペラ(右)。家事もSDの業務の1つである。

SD(セキュリティデビル)とは悪魔に仕える悪魔であり、主人の命、風評、格式、身だしなみを守る。その全てにおいて手を抜くことは許されず、完璧に遂行している。人間界のボディーガード、家政婦、秘書を同時にこなしているような状態である。ちなみに好きな家事は布団の踏み洗いであり、ストレスを発散するように激しく踏んでいる。

オペラの必殺技

必殺殴(ひっさつパンチ)

必殺殴(ひっさつパンチ)を放つオペラ(右)

オペラが戦う時は肉弾戦を得意としている。カルエゴとの喧嘩で必殺殴(ひっさつパンチ)を放っているが、位階8(ケト)の高位階悪魔のバラムが作ったバリアにひびが入る程の威力であった。

怒りの蹴(いかりのキック)

怒りの蹴(キック)を放つオペラ。

ウォルターパークという遊園地での戦いで、悪魔としての凶暴性の制御を失った状態「元祖返り」の悪魔が召喚した魔獣3対が合体した巨大魔獣が現れ、バビルス生徒に襲い掛かる場面がある。この時、護衛役として同行していたオペラ、カルエゴ、バラムによる共闘が実現し、同時攻撃で退治した際に怒りの蹴(いかりのキック)が放たれた。かなりの衝撃波を放っており、見事一撃で巨大魔獣を倒した。

オペラの来歴・活躍

悪魔学校バビルス学生時代

悪魔学校バビルスに在学中のオペラは、若くしてバビルスの理事長「サリバン」に仕えていた。当時のバビルスには生徒会はおろか、秩序が無く、生徒は気の向くままに喧嘩や破壊を繰り返している有様。オペラは他を寄せ付けない戦闘力を持ち、不良生徒を懲らしめる事でサリバンを喜ばせようとしていた。

気付けばバビルスの番長として恐れられていたオペラだが、この頃は毛色が黒で、猫のような耳と尻尾があり、後輩のナベリウス・カルエゴと酷似していた。カルエゴはオペラと間違われて恨みを買う状況となり、迷惑に思っていた。ある日、カルエゴは友人のバラム・シチロウを連れてオペラのもとに苦情を言いに行くが、不良生徒との乱闘に巻き込まれる。

共闘する事になったオペラ、カルエゴ、バラムの3名。オペラの戦闘力はもちろん、カルエゴは驚異的な魔力を発揮し、バラムは異常な腕力を見せ、不良達の撃退に成功した。結果的に「オペラの一味」として不良達に認知されてしまい、オペラはカルエゴとバラムを舎弟として強制的に仲間にした。その後の学園生活でオペラはカルエゴを使いっぱしりにしており、後に再開した際はカルエゴに煙たがられる事になる。

鈴木入間との出会い

月日が経ち、オペラは変わらずサリバンに仕えており、SD(セキュリティデビル)として働いていた。SDとは悪魔に仕える悪魔の事で、ボディーガード、秘書、家政婦などあらゆる面で主人をサポートしている。ある日、サリバンは金銭目的で親から売られた人間の鈴木入間(すずき いるま)を孫として招き入れる。かねてから孫が欲しいと願っていたサリバンは入間を溺愛する。オペラはどうしてわざわざ人間の入間を養子として招き入れたのか疑問に思いながらも、ひとまずサリバンの孫として身の回りの世話と必要な教育をする事になった。

処刑玉砲(しょけいぎょくほう)

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