鈴木入間／イルマ（魔入りました！入間くん）の徹底解説・考察まとめ

鈴木入間の概要

鈴木入間（すずき いるま）とは西修による漫画『魔入りました！入間くん』の主人公である。両親からはまともな教育は受けておらず、様々な仕事をさせられて危険な目にもあってきたのだが、ついに両親から悪魔へ人身売買をされてしまった。売られた相手は、魔界の大悪魔で悪魔学校バビルスの理事長を務める実力者サリバン。彼はかねてから孫を欲しがっており、なぜか人間の入間を孫として招き入れる。バビルスに入学する事になり、人間とばれたら即悪魔に食べられる危険にさらされる事になった入間だが、サリバンの手厚いサポートに加え、幼少期に身に着けた圧倒的危機回避能力によってなんとか学校生活を送る。魔界では珍しい極度なお人好しの性格が功を奏し、バビルスで繰り広げられる昇級試験も兼ねたイベントで活躍し、バビルスの仲間達からの信頼を得ていく。

鈴木入間のプロフィール・人物像

年齢：14歳でバビルスに入学し、作中で15歳になる
誕生日：10月4日
性別：男性
身長：158cm（触角込みで165cm）
体重：56kg
CV：村瀬歩

頼み事が断れない極度のお人好しで心優しい少年。両親からまともな教育は受けておらず、若くして様々なアルバイトや危険な仕事をさせられ、サバイバルのような生活を送っていた。そのため平穏な日々を送りたいと常々願っている。食事にもありつけない日々が続いていた時もあり、食べれる時にしっかり食べる習慣がついた。そのため非常に大食いである。作るのは煮たり焼いたり程度しか出来ず、料理は下手。髪色は青で触角のようなアホ毛がトレードマーク。女装しても違和感の無い中世的な容姿をしており、アクドルという人間界で言うアイドルの活動をする事もある。学内の初回の位階（ランク）判定試験で、悪食の指輪が指にはまって取れなくなっている。悪食の指輪の化身「アリクレッド」が「性格変更」の魔術を入間にかけると、一時的に強気な人格の「悪入間」に変貌する。正体が人間であるという事について、親しい友人に対しては、自分の口から告げたいと考えている。

鈴木入間の能力

圧倒的危機回避能力

幼少期から様々な危険な目にあい、生き延びるために圧倒的危機回避能力が自然と身に付いた。合気道の技が放たれる事もあるが、これも圧倒的危機回避能力の一端である。

悪食の指輪

初めての位階（ランク）決めの際に入間が手に入れた指輪で、外す事が出来ない。指輪自体が生きており、具現化した時の名前はアリクレッドという。入間と会話ができ、「アリさん」と呼ばれ親しまれている。悪魔に近づけると魔力を奪い、魔力が十分に溜め込まれると鎮まる。溜まった魔力は入間が呪文を唱えれば放出できる。サリバンに改造され、威力が小さい順に「小悪魔」「悪鬼」「魔神」と3段階のモードがある。そして、緊急時は「パンドルーラ」という呪文を唱えると、魔力が全開放されるようになっており、強烈な威力の魔法が放たれる。普段はサリバンが魔力を補充している。

人間の血

人間の血は悪魔にとって貴重な栄養分であり、悪魔が人間の血を摂取すると、傷はたちまち癒え、体の急成長の効果を得る。昇級試験で怪鳥に襲われた時、偶然自分の血が怪鳥の傷口に当たった事で瞬時に治癒した事で、殺されずに済んだ事もあった。

人柄

頼みごとを断れない入間の人柄は、次第にバビルスの多くの悪魔たちからの信頼を得る結果に繋がった。元魔王の使った教室「ロイヤル・ワン」の解放の時に必要になった署名は、最終的には入間の人柄に惚れ込んだ学校の職員から集まった。

鈴木入間の必殺技

圧倒的危機回避能力からのカウンター

幼少期から過酷な生活を送ってきた入間は知らず知らずのうちに、あらゆる危険を回避する能力が身に付いていた。戦闘中はこの回避行動からのカウンターが見事に決まる事もある。

パンドルーラ

入間が着用している悪食の指輪にはサリバンによって膨大な魔力が注入されている。これは入間が呪文を唱える事により放出する事ができる。パンドルーラは指輪に入っているほぼ全ての魔力を解放するもので、切り札として使われる。