ブレス(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブレス』とは、2022年より講談社の『少年マガジンエッジ』で連載している園山ゆきのによる青春漫画。
メイクアップアーティストになる夢を持ち、モデルとして活動していた経験を持つ男子高校生・宇田川アイアと、幼い頃からモデルを目指すおとなしい女子高生・炭崎純が学園祭のコンテスト優勝をきっかけに「自分自身の夢」を叶えるため、挫折を繰り返しながらも成長していく様子を描く。周りに合わせて生きてきたアイアと純が、再び夢に向かって歩き続ける姿が眩しくも心打たれる青春物語。

「MIRROR」の創立者の一人。大屋輝(おおやひかる)とは知り合い。
発言や表情から本心を読み解くことが難しく、何を考えているのか分からない。
「MIRROR」見学初日のアイアに対して、「お客様感覚なのかプレイヤーなのか君はどっちなんだろうね?」と挑発的な発言をする意地悪な一面も。

有明(ありあけ)

メイクアップアーティストで、「MIRROR」の講師。
数ヶ月ほど仕事でロンドンに行っていたため、アイアとは移転先の「MIRROR」で初対面を果たした。
ドリンクとして「豚骨スープ」を飲むことから、森ノ宮(もりのみや)から変わり者呼ばわりされている。

プロメイクアップアーティスト

代々木ギンガ(よよぎぎんが)

高校卒業後、佐賀から上京。上京前からSNSでの売り込みやアルバイトで生計を立てながらメイクの現場に足を運んで勉強したり、大学のサークルのメイクを担当するなどを経験した苦労人。その後もキャリアを積み、注目されている若手メイクアップアーティスト。
自分の思ったことをダイレクトに発言するため、編集長の森タダシ(もりただし)を困らせることも多々ある。
メイクに関しては、ブラシよりも「手」を使ったメイクが多いため直前まで自分の指の爪をやすりで整えるなど繊細な一面を持つ人物。

高槻秋彦(たかつきあきひこ)

周りからの信頼が厚く、人脈作りに長けている。
強面で厳格に見えるが、面倒見の良い一面もある。
一度会ったことのある人の顔と名前は忘れないという驚異の記憶力の持ち主。
黒手袋がトレードマークである。モデルに触れる手の保湿を欠かさないため、手袋をはめているが、潔癖だと勘違いされやすい。
メイクは今風な色の組み合わせで、繊細な指使いで丁寧に行うのが高槻流。
飲み歩きをする酒好きな一面もある。

雑誌編集長

森タダシ(もりただし)

宇田川アイア(うだがわあいあ)に仕事の依頼をした女性向けポータルサイトのエディター。
代々木ギンガ(よよぎぎんが)の直接的な発言に対して、困惑しつつも、オブラートに包んで言い直す気遣いのある人物。
ギンガに火をつけるため、学園祭のアーティストコンテストで優勝したアイアと一緒に仕事をさせる挑戦的な一面もある。

「MIRROR」生徒

大崎ジョー(おおさきじょー)

どこかつかみどころのない謎の存在。
「MIRROR」に通っている生徒でもあり、高槻秋彦(たかつきあきひこ)のアシスタントとして活動している。
アシスタントとしてメイクを行う際には、眼鏡をかけている。高槻の「マナーが人の和を作る」という教えを守る規律性のある一面も持つ。
「MIRROR」では、中野明治(なかのあきはる)のメイクポートフォリオ作りのアシスタントと自身の人脈作りのために女性に声をかける役割をしている。
社交性があり、明るいキャラクターでもあるが、専門学校時代は自分のメイクが周りに認められず、自暴自棄になっていた過去も。

皇したた花(すめらぎしたたか)

「MIRROR」の生徒で、同じく生徒である皇おろ花(すめらぎおろか)とは双子。
「皇したた花」はモデル時代の芸名。
物腰柔らかな性格だが、自分の意志は相手を傷つけないようにしつつしっかり伝える一面も。
イグアナと辛い物が好き。
メイクは姉のおろ花に任せるが、ヘアメイクは自身で行う。
そのため、後頭部を刈り上げていることをおろ花は知らない。

皇おろ花(すめらぎおろか)

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