ばっかつ!〜麦酒喝采〜(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ばっかつ!〜麦酒喝采〜』とは葉賀ユイによるクラフトビールを題材にした漫画。お酒は大好きだけれど、ビールは「1杯目しか美味しくない」と思っていた女子大生の花小路ほっぷは、大学で「ビール愛好会」サークルを運営する二条こむぎと出会う。こむぎが家族経営しているビアパブを手伝い始めたほっぷは、クラフトビールの魅力にどんどんのめり込んでいくのだった。
自身を「ビール星人」だという作者が描く、クラフトビール初心者も楽しみながら学べる、ビールの知識がふんだんに盛り込まれたビール漫画である。

ワイン好きの大学3年生、やや高飛車な性格のお嬢様。貧乳を気にしている。父はワインの輸入販売を営んでおり、大学卒業後はそこでビール部門を任されることになっている。慣れないIPAをシトラにしこたま飲まされたことで、クラフトビールに苦手意識を持っていたが、こむぎの手解きにより意識が変わった。ほっぷからは「お嬢(おじょう)」と呼ばれている。

ほっぷの家族

花小路 あゆむ(はなこうじ あゆむ)

製菓学校に通っているほっぷの弟。ほっぷからは「あゆ」と呼ばれている。20歳になり、ほっぷと同居を始めた。容姿も中身も女の子のようで「麦」のヒラヒラの制服を着たがり、男子更衣室に入って行ったことで、こむぎたちに弟だと理解された。その後は「麦」のスタッフとなり、彼の勤務する日は男性客が増えている。登場時は苦いビールは苦手だったが仲沢に教えてもらい、美味しさがわかるようになってきた。

こむぎの家族

二条 麦(にじょう むぎ)

こむぎの母でビアダイニング「麦」の店長。高校生の時に女性の同性愛を描く「百合漫画家」としてデビューし、大ヒットを飛ばした。しかし連載はわずか1作品で3年で電撃引退をしている。酔うと服を脱ぐ癖があり、娘たちは飲みすぎないよう心配している。

二条 つばめ(にじょう つばめ)

高校1年生の15歳、こむぎの妹でありみかんの姉である。ビールにのめり込みすぎて友人のできない姉を心配している、しっかり者。コーヒーが大好きでバリスタになるのが夢。自身でコーヒーのブレンドもしており、時々ほっぷたちに振る舞っている。

二条 みかん(にじょう みかん)

こむぎとつばめの妹。「麦」の手伝いも行う。

その他の人物

仲沢 智(なかざわ とも)

ビアダイニング「麦」のカウンター担当。酒全般に詳しく「麦」ではアルバイトという立場ではあるが、主力である。酒や料理の勉強も兼ねて、ビアバーや居酒屋の仕事をいくつか掛け持ちしている。あゆむと親しくなる。

神崎(かんざき)

ユリアの執事。

「エルキュール」のマスター

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