イレギュラーズ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『イレギュラーズ』とは松本直記によって2021年から『マガジンポケット』で連載されている野球漫画である。舞台は、かつて強豪だった私立常星学園野球部。学校の方針がエリート教育へと変わったため、多くの学生は勉強へシフト。野球部は部員4人の弱小チームに。しかし、根っからの野球バカの日々野塁斗は諦めることなく夢の甲子園を目指す。甲子園に向け集まった部員は野球ド素人の不良たちばかり。堕ちた強豪野球部と最凶不良校がタッグを組み、嫌われ者たちによる弱小チームが日本中を熱狂していく球児たちを描く。

日東大三高校 ポジションはピッチャー。
高校最長の身長から繰り出される剛腕。
兄に十瓦 剛健を持つ。

『イレギュラーズ』の用語

連合チーム

部員が9人に満たない学校への救済措置である。
県内の別の学校とチームを組むことが許される制度で日本高野連(日本高等学校野球連盟の略して)により、2012年より広く使われるようになった。過去連合チームの甲子園出場回数はゼロである。

盟俠高校 最大派閥

超不良校の盟俠高校のトップ5を中心とした不良集団。
てっぺんは海原で、その下に土叶・金子・エリス・地与塚がいる。

常星学園高校

野球部は甲子園出場回数が春夏通算9回を誇る。
その内、優勝は3回で春夏連覇も成し遂げる一時代を築いた名門中の名門である。
しかし、日々野たちの代では監督不在の部員4人になる。
勉強至上主義のエリート教育についていけないはぐれもの(イレギュラー)が集まるとされている。

盟俠高校

関東ではその名を知らない者はいない都内随一の不良校で知られる。
抗争・窃盗・恐喝など数多くの悪事で名を轟かせている。
その凶悪さはその筋の人であっても、手を出さないようにしているほどである。

鳳林学園高校

夏の甲子園5年連続出場中の名門である。
常星・盟俠と同じ東東京地区の絶対王者と称されている。
その中でも、1年生ながら正捕手として甲子園準優勝に導いた鷹宮が属している。

共國学園高校

常星・盟俠と同じ東東京地区に位置する。
秋季東京都高等学校野球大会の1次予選で常星・盟俠と対戦する。
元常星で、教育方針の転向を機に転校したエースの佐藤が属している。

城ケ丘高校

常星・盟俠と同じ東東京地区に位置する。
夏の大会では東東京ベスト8の実力である。その内5試合で許した得点はわずか9点で、投手力の高いチームである。

日東大三高校

常星・盟俠と同じ東東京地区の王者。
相手チームのデータを試合前に必ず確認し、徹底的に相手の弱点を見極める。
それに加え、圧倒的な王者としての実力と気迫を持つ。経験値、選手層どこをとってもトップクラス。

暴行事件

2年連続全国中学生大会を制覇していた火狩の属した東峰中であった。
しかし、火狩の身内のことを記者に悪く言われ、それに耐えかねた火狩は手を出してしまい重症の怪我を負わせてしまう。
それを機に、野球界から足を洗うことがせめてもの償いであると考え、火狩は野球を一切しなくなるきっかけとなった。

『イレギュラーズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

日々野塁斗「ボクの火は消えない。理由は単純。諦めが悪いから」

第1話 日々野が竹田先生に"大志を抱け"と言われた後のセリフ。

全員野球に真っ白なユニフォームを着て、ガムシャラに白球を追いかけ、全力で野球を楽しむ。そんな常星学園の野球を日々野は幼い頃に見て憧れた。いつかそのチームに入るんだという気持ちから野球を始めたが、才能がなく小学・中学とずっと補欠。それでも野球をやめずに続ける。
それは「諦めが悪いから」と日々野は言った。

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