雀魂 -じゃんたま-(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『雀魂 -じゃんたま-』とは2018年に中国のキャットフードスタジオによりサービス開始されたオンライン対戦麻雀ゲーム。日本ではYostarが運営を行っており、2019年からウェブブラウザ版のサービスを開始している。Android版、iOS版もある。全国のプレイヤーと戦う段位戦以外にも友人戦が行える。役の説明や麻雀のルールを教えてくれるため、麻雀初心者でも楽しめる。また、基本無料だが、アプリ内課金で対局中のアバターに使用できるキャラクターを入手できる。

明智英樹(あけちひでき)の物語

後に大学の麻雀部の部長を務める明智は普通の家とは違い、幼い頃から親に政治家以外になるなと言われて育つ。明智は親の自分に対する態度に悩んでいた。
中学生になると、生徒会長に選ばれ、今まで以上に感情を隠すようになる。しかし、麻雀に出会い、憧れを持つ。親の教えに背き、麻雀をしている時は心の底から楽しむ明智が見られる。
大学でも、麻雀部の部長として麻雀を続ける明智は、自分の叶えたい願を考える。過去を取り戻したい気もするが、1人だった自分にも友達ができている現状に満足しているため、彼は現状維持を願う。

サラの物語

踊り子のサラは真っ赤なドレスで踊ることが大好きで、クローゼットに大切に保管されている。真っ赤なドレスは代々受け継がれており、祖母もこのドレスを着ると若返ったように活力を得て踊る。
サラは祖母の影響でダンスを愛する。地下鉄でもどこでもサラの思い立った所がダンスのステージである。
サーカス団「soul」に所属するサラには、ダンスの魅力さから多くのスカウトから声がかかる。しかし、彼女には一回一回のステージに全力になれる「soul」が相応しいため、全てのスカウトを断っている。

藤田佳奈(ふじたかな)の物語

ゲーム好きの藤田佳奈は、キャラクターのキラキラと歌い踊る姿に憧れてアイドルになったが、解散することになる。しかし、ある事務所から声がかかり、再びアイドル活動を始める。
新しい事務所はSNSの活動に厳しく制限されているため、藤田佳奈は裏垢を作成する。かつて虚偽の噂によって風評被害を受けたアイドルとして、裏垢を使い、被害者をかばう。
一方、高校ではゲーム部に入部し、撫子先輩に出会う。藤田佳奈にとって撫子先輩は憧れの存在である。
部活内で、撫子が麻雀をしていることがきっかけで麻雀にハマり、麻雀で先輩に勝つことを目標にする。

二之宮花(にのみやはな)の物語

幼稚園のクラスで演劇をすることになり、ヒロイン役に立候補した花だが、周りに無視されるほど物静かな印象を持たれている。
自称透明人間の彼女は部活など入るつもりはなかったが、学校の決まりで入部するしかない。
部長が勧誘をあまりしていないからという理由で園芸部に入部する。園芸部の部室は図書館より人が少なく、静かな環境で好きな読書ができるため、彼女は園芸部に入部したことを喜んでいる。

三上千織(みかみちおり)の物語

正真正銘のお嬢様である三上千織はぬいぐるみを常に抱えており、ぬいぐるみとしか話していない。そのため、周囲の人から皮肉を込めて、「ぬいぐるみのお姫様」と言われている。
ある日、母親に九条璃雨を紹介される。三上は初め、九条に対して敵意を示していたが、だんだん心を許していく。
2人でテレビを見ていると、麻雀の大会が開かれることを知り、麻雀のルールを覚える。
三上は九条が大会で負かした相手の悔しがる表情を見て、麻雀は楽しさを覚える。

白石奈々(しらいしなな)の物語

ショッピングモールのヒーローショーに子役として参加した白石は、台本を無視してヒーローを呼ばずに悪者を退治しようとする。何とかショーをグダグダにならず終わらせたがヒーローを見て、白石はヒーローがただ仕事として人を守るだけでは無いと悟る。高校に入学した彼女はヒーローのように困った人を助けるため、人からの頼みを拒まない。また、部活では、部活後にボールに話しかけながら手入れをする。彼女にとって一度手に触れたボールは活力に溢れた生命体である。

エインの物語

古き種族の末裔であるエインは弟のように思っていたゼクスに真正面から罵声を浴びせられて頭にくる。部族長として仕方ないことではあるが、当時のエインはまだ子供なので世話の仕方など全く分からず、母の真似をしてゼクスの世話をしていた。
面倒見が良く、朗らかなエインでも部族を離れると狐の偏見を持った周囲の人から恐れられる。ある日、見た目だけで冤罪をかけられると、偏見に関して気にしていなかったエインも流石に失望する。
彼は希望を求めて一飜市にやって来ると、麻雀に出会う。麻雀は彼が求めていた狩場そのものである。彼は、麻雀で狩場の王になることを目指す。

『雀魂 -じゃんたま-』のゲームシステム

段位戦

オンラインで対局をして、段位昇格を目指す。

段位

プレイヤーの段位を表す称号。
初心→雀士→雀傑→雀豪→雀聖→魂天の順に昇格する。
四人麻雀と三人麻雀の段位は別で、それぞれの段位で3階級、魂天は20階級に分けられる。
対局結果によって段位ポイントが増減する。一定ポイントに達すれば次の階級に昇格し、逆にポイントが尽き、0を割ってマイナスになると1階級降格する。
ただし、初心と雀士1の間は、ポイントが0を割っても下の階級に降格することはない。

部屋

段位によって入場できる部屋が異なる。
銅の間→初心者、雀士。
銀の間→雀士、雀傑。
金の間→雀傑、雀豪。
玉の間→雀豪、雀聖。
王座の間→雀聖以上。
銅の間以外は入場料としてコインが必要で、結果に応じて振り分けられる。入場料は部屋の位が高くなるにつれて、高くなる。

大会戦

大会戦はプレイヤーが様々な大会を開催し、参加するモード。大会のルールは主催者のプレイヤーが指定できる。
『雀魂』ではいかなる賭博行為も禁止されている。確認された対象者には厳重なペナルティが科せられる。

主催者は『雀魂』のホームページから開催と管理ができる。
大会を開催するには輝石が60個消費され、1プレイヤーは7日に1回しか開催できない。
主催者は他のプレイヤーを管理者に指名でき、主催者と管理者は「大会管理」から大会の統計データを確認できる。
また、大会の対戦では自動マッチングは行えない。

参加者は、段位点数やコインに影響はない。
大会の参加者のみ大会戦を観戦できる。
大会の参加者は大会部屋内で当大会の牌譜を確認できる。

大会ロビー

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