深川麻衣（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

他のメンバーについて

「橋本奈々未について：判断能力とか分析力がすごく長けてるんだろうなって」

オーディションのときから一方的に「カワイイな」と思っていて。白いシャツを着て、前髪が短かったのを覚えてます。
メンバーの中だとななみんに相談することが多くて。いつも言ってるんですけど心理カウンセラーみたいなんです。ななみんは冷静で視野が広くて、先のことまで無意識のうちに考えてるタイプだと思うから、私のことも冷静に「こうだからこうだと思うよ」って分析してくれて。
ななみんって独特の雰囲気を持っていて。乃木坂で話し合いをしてるときにメンバー同士がぶつかり合ったときは、ななみんの一言の重みがすごいんです。私ならそこまで考えられないようなこととか、人があまり気付かないようなこととか、そういうことを敏感に察知できるし、判断能力とか分析力がすごく長けてるんだろうなって。そういうところがカウンセラーみたいなんですよね。
（2014年7月9日『音楽ナタリー』）

橋本奈々未は深川よりも2歳年下ではあるが、共に乃木坂46の中ではお姉さん的な存在だった。深川が乃木坂46の第1期生のオーディションに合格したのは彼女が20歳の時。同メンバーの中での最年少は齋藤飛鳥の13歳。7歳の差がある中ではやはり年齢が近い橋本等とは分かり合える場面も多かったのだろうと思う。

「新内眞衣について：まいちゅんを一言で言うと堅実な子」

深川麻衣です。
まいちゅんは二期生として21歳の時、乃木坂に入ってきた。
初めて話したのは2回目のプリンシパルの時。
年齢が近いぶんすぐに仲良くなった。
まいちゅんを一言で言うと堅実な子。
社会人経験があるから普段の生活に役立つこと、化粧品のこと、食生活のこと。
色々アドバイスをくれる。
私はまいちゅんがほっておけない。
私たちのように年上のメンバーは早く結果を出さなくちゃ、何か形にしなくちゃという焦りが頭のどこかにある。
大げさかもしれないけど決して永遠ではないアイドルとしての時間をどう後悔なく過ごせるか。
なんかそういうプレッシャーみたいなものがいつもある。
多分、入ってきた当時は年下のメンバーも多いし戸惑ったと思う。
でも最近はOL兼任アイドルとして自分のキャラクターをつかみ、選抜にも選ばれすごく輝いてるように見える。
OL兼任ということでアイドルを中途半端にしているんじゃないかという誤解を受けることもあると思うし、乃木坂の中でも大人としての振る舞いをしなきゃいけないし、弱いところを見せられないと思う。
最近はご飯もよく一緒に行くけど、そうやってまいちゅんが悩んでいるのをわかっているのに、私はアドバイスがへたすぎて全然励ますことができていない。
ごめんね。
でもね年上の私には気を使わずに弱いところを出してもいいんだよ。
私は何があろうと乃木坂での唯一のお姉ちゃんとしてまいちゅんは尊重するし、応援しているよ。
（2015年8月26日：大阪城ホール）

新内眞衣は深川の1つ年下。やはり歳が近いこともあり何かと親近感はあったものと思われる。深川が卒業したことによって新内は2022年2月10に卒業するまで、乃木坂46の最年長メンバーになった。

「衛藤美彩について：みさみさの印象は、お仕事に対してすごくストイックだということ」

みさみさへ
思い返せば、みさみさと初めて話したのは最終オーディションの結果発表のあと。
みさみさと、まいやんと、私3人帰り道が途中まで同じだったから、それから一緒に帰るようになったんだよね。
レッスンの帰り道にご飯を食べに行ったり、いつかMステに出れたらいいねなんて、テーマソングを鼻歌で歌いながら駅の階段を降りたりしたのを今でもたまに思い出します。
私が思う、デビュー前からずっと変わらないみさみさの印象は、お仕事に対してすごくストイックだということ！
いつも一生懸命で頑張り屋さんで求められるもの以上のものを返そうと努力し続ける姿を近くで見ていて本当に尊敬してるんだよ！
一見、なんでもさらりとこなしているように見えるけど、その裏でちゃんと努力しているのも知っています。
そして、逆に一緒にいて変わった印象。
それは、しっかりしているように見えて意外とおっちょこちょいなところ。
心が強そうに見えて、実は弱い部分もあるところ。
寂しがり屋で、少し不器用なところ。
そういうところも知っていくうちに、私はみさみさのことがもっともっと大好きになりました！
乃木坂ではみさ先輩と呼ばれてて、実際にメンバーのことを気にかけていたり、人の面倒を見るのが好きなみさみさ。
私がお腹痛くて横になっている時は誰よりも心配しに来てくれたり、最近は「まいまいが将来子供を産む時は、みさが絶対に立ち会いに飛んで行くけん！」と何故か何年何十年後かになるかわからない出産の心配までしてくれるみさみさが本当に可愛いなと思います。
頼りないかもしれないけど、私の前ではみさ先輩じゃなくみさ後輩になって、いくらでも甘えてきてください！
そして次の13枚目シングル2人で初めてのフロントだね。
戸惑うこともきっとたくさんあるけど、一緒に乗り越えて頑張っていこうね。
また、あのカフェ行きましょう！
まいまい
（2015年9月15日『NOGIBINGO!5』）

衛藤美彩は深川の2歳年下。橋本や新内と同じように歳が近いお姉さん的存在として分かり合える場面が多かったと思われる。

卒業について

「25歳という区切りのタイミングで卒業して」

（卒業を意識し始めたのはいつ頃？という問いに対して）
この日、この出来事がきっかけというのはなくて、1年前くらい、昨年のバースデーライブあたりです。バースデーライブは乃木坂46にとって一年に一回のとても大きなイベント。その時に「私はあと何回、出られるのかな」って考えたり、そういうところから少しずつ意識し始めて、いつ卒業発表するのかという具体的なことを話し始めたのが13枚目の時でした。何か不満があって卒業を意識したわけではなかったので、スタッフさんに初めて打ち明ける時もそこまで思いつめた感じではなかったです。今月29日に25歳になるので区切りとしても今かなって思います。制服も似合わなくなってきますしね（笑）。
当時「乃木坂46って何年くらい続くんだろう？」「何年で卒業するんだろう？」など想像話をメンバーとすることはありましたが、自分の将来プランを立てて「私はここで卒業かな」とかは考えたことなくて。今回の卒業発表は「たぶんここが一番いい」っていう直感の部分が本当に大きいです。乃木坂46はすごく居心地の良いグループなだけに、自分でここって決めないともうずっと卒業できないような気がしていて。25歳という区切りのタイミングで卒業して、グループという存在がなくなった時、自分がこれからどうしていきたいのかを一から考えてみようと思って決めました。
（メンバーにはどのように伝えたか？という問いに対して）
ななみんとはご飯によく行くし、二人で将来の話もするので、その流れでかなり前に話しました。みさみさにはご飯を食べに行って、その時に言いました。メンバーには全員、発表前に言いたかったですが、みんなが集まる機会はなかなかなくて…。発表した後、すぐに「驚かせてしまってごめんね」と伝えました。
（卒業後は？という問いに対して）
やりたいことはありますが本当に具体的ではなくて…今は卒業に向かってはいるものの、みんなとできる残りわずかな活動に集中しています。卒業してグループを離れて一人になった時、何を感じるのか、そして何をやっていきたいのか、正直想像もつかないですが、上京した時の感じに戻るのかなって。あの時は先も見えないけど「とりあえず行っちゃえ！」みたいな（笑）。でも今は乃木坂46で培った経験もあるので、それも活かしつつ自分は何をしていきたいのかをしっかり考えていきたいと思います。あとは「学びたい！」という気持ちが強くて、語学や資格の勉強にも興味があります。いろいろな職業の方と話しながら、世の中のことをもっと知っていきたいです。でもとりあえず卒業したら牡蠣をいっぱい食べたい（笑）。今は牡蠣にあたって仕事に影響が出たら…という不安から控えているんです。
（2016年3月24日『モデルプレス』）

深川が自身のブログで乃木坂46からの卒業を発表したのは2016年1月7日。乃木坂46から卒業したのは同年6月16日。上のインタビューは発表から卒業までのちょうど中間点で行なわれた。彼女によって「25歳」というのはちょっとしたポイントだったのかもしれない。

卒業スピーチ

「これからは視聴者として応援していきたいと思います」

えっとまずメンバーのみんな、まだこれ、今回の収録でみんなに会えなくなるわけじゃないけど、卒業しちゃったら、やっぱこの、なんだろ、なんか控室とかでワイワイ話してる時間だったりとか、なんか仕事以外でも、お仕事以外のそういう時間がすごく楽しかったりしたから、うん。
ひとりになっちゃったら その賑やかさも感じられなくなっちゃうのかなって思ったらすごく寂しいけど、でもなんか、ずっと会えなくなるわけじゃないから。
みんなとこれからもずっと長く付き合っていけたらいいなって思っています。
あと番組を見て応援してくださったファンのみなさん、乃木坂ってどこ？から始まり、なんかバラエティに最初すごく苦手意識があったんですけど、すごく温かいスタッフさんとバナナマンさんとメンバーのみんなとで約4年半のびのび収録させていただいて、いつも収録の日が凄く楽しみでした。
これからは視聴者として応援していきたいと思いますので、みなさんこれからも乃木坂46をよろしくお願いします。ありがとうございました。
（2016年6月14日『乃木坂工事中』）

『乃木坂工事中』第58回放送「祝・深川麻衣卒業企画! 第2の聖母オーディション!! 深川への手紙まいまい覚えていますか…」の中で発せられた言葉。彼女が乃木坂46を卒業したのは2016年6月16日であり、実質的に彼女が『乃木坂工事中』に出演するのは同日が最後である。ただし同年7月5日に放送された『乃木坂工事中』第61回放送「乃木坂46 地元ツーリスト 高山の地元でロケして来ました！」にも出演しているが、これは本来ならば同年5月24日に放送される予定であったため。

「ただの深川麻衣を、乃木坂46の深川麻衣にしてくださって、本当にありがとうございました」

ファンの皆さんへ
今日まで本当にいろんなことがありましたね。
乃木坂46に入ってからの5年間、もちろん365日毎日が楽しいわけではなく、泣いてしまう日やつらかったときもありました。そんなとき、いつも背中を押してくださったのは皆さんです。私がうれしいときは、ときに涙を流して喜んでくれて、悲しいときは自分のことのように一緒に悩んでくれて。お手紙やブログのコメントや握手会、ライブ。皆さんからの声援や言葉に、今までどれだけ励まされてきたか、数え切れません。
世の中には本当にたくさんの人がいて、生まれた場所も住んでいる所もバラバラだけど、いろんなタイミングで皆さんが乃木坂46のことを見つけてくれて、音楽や人を通じてこうしてひとつの場所で繋がれることは、本当にすごいことだと思います。
私は乃木坂にいる間、応援してくださる皆さんに何か返せたでしょうか？ 私がつらいときは皆さんにいっぱいいっぱい助けてもらえたけど、皆さんがつらいとき、私は力になれていたでしょうか？ これから握手会やライブのように皆さん1人ひとりと向き合う時間は無くなってしまうかもしれないけど、皆さんが笑顔で毎日を送れるように応援しています。
ただの深川麻衣を、乃木坂46の深川麻衣にしてくださって、本当にありがとうございました。2016年6月16日、深川麻衣。
（2016年6月16日：静岡エコパアリーナ）

2016年6月16日、静岡エコパアリーナで開催された「乃木坂46 真夏の全国ツアー2016 ～深川麻衣卒業コンサート～」での発言。静岡は彼女の故郷でもある。
「ただの深川麻衣を、乃木坂46の深川麻衣にしてくださって、本当にありがとうございました」など控えめな彼女の性格を表している発言に思える。