Hades(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Hades』は、海外のインディーゲームスタジオであるSupergiant Gamesが開発・販売を手掛けるローグライク・アクションゲーム。2021年に正式版がリリース、同年に日本語ローカライズ版が発売されている。
ギリシャ神話を舞台に、冥界神ハデスの息子である王子ザグレウスが冥界から地上へと脱出する旅の過程が描かれる。
スタイリッシュなアクション、ランダムに変化する飽きのこない戦闘要素に加えて、個性的なオリュンポスの神々との間で織りなされるストーリーも魅力の1つだ。

アンブロシア

エリュシオンのボスを倒した際に獲得できる。NPCの好感度を更に上げ、親睦を深めることができる。

『Hades』の用語

オリュンポス12神

ギリシャ神話において、地上であるオリュンポス山の山頂に住むと伝えられている12柱の神々である。ギリシャ神話の世界を統べる主要な神々であって、主神ゼウスを筆頭に、アテナやポセイドンなど、著名な神は様々な作品においてモチーフとされている。

冥界神ハデスと季節の女神ペルセポネ、また、酩酊の神ディオニュソスをオリュンポス12神と数えるかどうかは、神話の解釈によって立場が分かれるが、本作ではオリュンポス12神という設定になっている。

本作のオリュンポス12神は、ハデスとペルセポネを除き、地上からザグレウスの冥界からの脱出を手助けするために「功徳」という力を与えてくれる存在として描かれている。ギリシャ神話と同じく、それぞれの神はいずれも個性的でどこか人間臭く、様々な思いでザグレウスに接触してくる。

冥界の館

ギリシャ神話においては、冥界の最深部に位置し、ケルベロスが守護する冥府の王宮のことであり、ハデスが死者を生前の行いによって裁く場所とされている。

本作においても基本的な設定は同じであるが、ハデスとその息子ザグレウス、そして飼い犬であるケルベロスが居住する実家として描かれている。

冥界の館には、様々な冥界の住人(NPC)が住んでおり、話しかけることで特殊なアイテムをくれたり、イベントが発生したりする。

ザグレウスがダンジョンで倒されると戻ってくる拠点であり、ザグレウスのステータスを強化したり、戦闘に使用する武器の選択、解放ができるのもこの場所である。

世界設定

『Hades』の題材となっている冥界は、最下層から地上へと4つの世界に分かれている。

タルタロス

冥界の最下層であり、死者の魂が集う場所。冥界の館が所在する場所でもある。

アスポデロス

溶岩と灼熱の世界であり冥界の中で最も広大である。

エリュシオン

生前の英雄の楽園。冥界には似つかわしくない清廉な空気をまとっている。

ステュクス神殿

地上と冥界を繋ぐ場所。冥界への入り口。

『Hades』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

グレッグ・カサヴィンが語る開発の経緯

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