薬屋のひとりごとの回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『薬屋のひとりごと』は日向夏によるライトノベル小説である。2011年から小説掲載サイト「小説家になろう」で連載が始まり、人気を集めて漫画やアニメにも展開された。架空の中華系帝国を舞台に、後宮務めとなった猫猫(マオマオ)が薬の知識を活かし、王宮の不可思議な事件を解決するミステリー作品。多くの伏線が張り巡らされ、読者を魅了している。
その整った容姿で老若男女問わずメロメロにする壬氏は、自分になびかないどころか毛虫を見るような目を向ける猫猫に興味を持つ。次第に興味は恋心へ変化し、園遊会では化粧できれいになった猫猫に自分のかんざしを渡して他の男を牽制しようとした。当の猫猫は「恋愛感情を母胎に置いてきた」と表現するほど恋愛に疎く、壬氏のアプローチにまったく気づかない。しかし物語が進むにつれて2人の関係性にも変化が見られ、最終的に2人が結ばれるのかどうか、読者の注目が集まっている。
壬氏の皇帝就任の是非
壬氏は華瑞月としての身分を隠し、皇帝への裏切り者をあぶりだすために後宮で暗躍する。しかし一方で壬氏には、後宮内で東宮を産ませることで自身の皇位継承権を下げようという意図もあった。皇帝の実の子として最高の皇位継承権を持つ壬氏だが、漫画版第8巻では自らの腹に焼き印を押して皇帝就任に抵抗する姿勢も見せている。
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