君のことが大大大大大好きな100人の彼女(100カノ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』とは、原作を中村力斗、作画を野澤ゆき子が担当する恋愛コメディ漫画、およびそれを原作とするアニメ作品。原作は『週刊ヤングジャンプ』にて連載されており、『少年ジャンプ+』でも配信されている。中学卒業までに100人の女性に告白してはふられてきた主人公の愛城恋太郎が、高校生になってから次々に100人の「運命の人」に出会い、彼女達全員と本気で付き合うことになるという「負けヒロインなし」の一夫多妻ラブコメディ。

ゴリラのような姿をした女性総長をトップとする暴走族。総長の運命の人であるユウ君をいつも連れており、ユウ君のために奮闘している。フラワーパークで行われた月に1度のブーケトスイベントでは、唐音と総長が真剣勝負を繰り広げた。また、フードファイトフェスティバルでも恋太郎ファミリーと大食い勝負をしており、いずれも敗北している。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

愛城恋太郎「命を救うためだからってやっていい事と悪い事があんだろ!!!!」

羽香里と唐音の2人に告白された恋太郎は、2人とも死なさないためにはそれぞれに内緒で2人同時に付き合えばいいのではないかと考える。しかしこれまで100回ふられてきた恋太郎は、好きな人に気持ちを伝えるということが、どれだけ勇気がいることなのか知っていた。そのため、恋太郎は自分のことを殴り、「命を救うためだからってやっていい事と悪い事があんだろ!!!!」と叫んだ。恋太郎という人物の誠実さが伝わる名セリフとなっている。

愛城恋太郎「大好きな薬開発をやめるなんてもう言わないでください!俺は自分の"大好き"に一直線な楠莉先輩の事が大好きなんです……!!」

楠莉が作った惚れ薬入りのお茶を彼女達が誤って飲んでしまったことで、羽香里や唐音、静、凪乃の4人が恋太郎とのキスを求めるキスゾンビになってしまう。騒動は収まったものの、自分の責任だと自分のことを責める楠莉。涙を流しながら謝罪する楠莉に対して、恋太郎は「大好きな薬開発をやめるなんてもう言わないでください!俺は自分の"大好き"に一直線な楠莉先輩の事が大好きなんです……!!」と告げるのだった。恋太郎の男らしさがわかる名セリフとなっている。

成仏する羽香里の父

羽香里のことを助け、恋太郎ファミリーで花園家に泊まっていた恋太郎は夜中に美少年と出会う。その少年は羽香里の父親で、幽霊として恋太郎の前に現れたのだった。羽々里と羽香里のことを見守っていた彼は、はじめは恋太郎のことを脅してでも2人を幸せにすると約束させるつもりだった。しかし話をしたことで恋太郎の誠実な人柄を知り、安心したことでそのまま成仏してしまった。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原作とアニメで若干異なる100人の運命の人ができた理由

神様が恋太郎の運命の人の人数を間違えた理由が原作とアニメで違っている。原作では、恋太郎の運命の人を設定する際に金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放送されており、初めてバルスのシーンを見ながら作業していたため桁を2桁にしてしまったという内容だった。アニメでは、『天空の城ラピュタ』が「100点」であるため、思わず運命の人の人数を書く欄に「100」と書いてしまったという内容に変更されている。

運命の人同士が出会う条件は「目が合う」こと

運命の人同士が近くにいたとしても、お互いに目が合っていなければ恋の衝撃は走らない。羽々里と初対面した際の恋太郎は、赤外線だけが見えるようになる目薬の影響で羽々里が見えていなかったため、薬が流れ落ちるまで恋の衝撃は走らなかった。芽衣も早い段階で花園家のメイドとして恋太郎に会っていたにもかかわらず、運命の人だとわかったのは芽衣が目を開けてからだった。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):花園羽香里(CV:本渡楓)、院田唐音(CV:富田美憂)、好本静(CV:長縄まりあ)、栄逢凪乃(CV:瀬戸麻沙美)、薬膳楠莉(CV:朝井彩加)「大大大大大好きな君へ♡」

アニメ第1期のオープニングテーマ。作詞は安藤紗々、作曲・編曲は田淵智也、睦月周平、滝澤俊輔(TRYTONELABO)、ebaが務めている。アニメに登場する5人の彼女達が歌唱している。

ED(エンディング):岬なこ「スイートサイン」

KhisaK6
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